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陽の差す猫のうつらうつらと

窓辺にたたずむ猫たちに、春のあたたかい陽が差し、毛をきらきらと輝かせる。

眩しくて目を細めているのだろうか、まどろんでいるのだろうか。

時々、こちらを見ては、また目を細め、小さくため息をつく。

耳をすませば、外の音に混じって、かすかに猫の鼻息が聞こえるような気がする。

春の午後、そこには穏やかな時間が流れています。


まつりぺきん 自由律俳句 詩

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