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日々日々日々

毎日がつまらん。毎日、というのは労働のことだ。毎日イコール労働というこの事象がつまらなすぎる。週5で働いて土日祝は休み、まあまあ残業も少なく、条件だけで見たら働きやすい職場であるはずなのだが、ただしんどい。
そしてこのしんどさは「ロールモデルがない中でやりたくないことを一人でやっている」「成果の出る形で仕事を教えなければならない立場になってしまった」「周りに自分より頭のいい人間しかいない」この3点に集約する。
自分は業務中、職場で奇声を上げたり歩き回ったり「最近、仕事盛り上がってますか」と他人をつついたりしながら、飽きをごまかしている。正直、ごまかす飽きはない。飽きがあるなら成果出せという話だ。
「周りに自分より頭のいい人間しかいない」、これ心底しんどい。互いに共通言語が少ないので何を言っているんだ?という時間がある。いやお前が合わせんかい、下に。だるいわ。業務におけるコミュニケーションで社内の暗黙知なのかなんなのか、よく分からんが、意図を汲ませるな。

25,000円くらいの良いワンピースを通販で買ったら、手がすっぽり隠れるほど袖が長かったので「思ってたサイズ感と違うな」と通販ページでサイズを確認したら間違ってはいなかった。
モデルの骨格……とえもいわれぬ気持ちになり、お直し屋さんに持っていったら、6,600円かかった。
はいはいはい、はい、こういうこともあるんですね承知です。もう、ぜんぜん、高い。高価です。そもそもが高価です私には。高価だったんですけど、もう知らんわという思いで購入した上でこんなことになったので、すぐに減価償却のことを考えました。すごくたくさん着てください。3万円のワンピースを。


上長が何やら思想を共有していたが「部下のモチベーションを上げるのは自己成長、物語、あともうひとつ(思い出せない)」とのことだった。物語は概念的な表現で、詳細は明言されていなかったが成果物に向けてのマイルストーンが描けるか、みたいなことかと思う。
そんなものは何ひとつない。
おもしろくない。おもしろくなるほど本気で取り組んでもいない。仕事にやりがいを求めちゃいないが、モチベーションがないものを続けるには根性が足りない。自分の機嫌は自分で取れ。いやいや知らんがな。モチベーションで仕事をするな。モチベーションがなくても上手く業務が回る仕組みを作れ。他人が。

労働に対する文句をだらだら言ってるこの姿がつまらないし、ダサくて、しょうもない。そう、しょうもないんだよ。
しかも、このしょうもなさを肯定できない。研ごうとしても言葉が出ない。仕事で自己実現することに憧憬も焦燥もない。未だに他人に怒られずにそこそこの生活ができる給料を得られる仕事をまあまあの力でやりたい。自分はこの「まあまあ」の塩梅がわからないので体調を崩したりなんなりしている、これに関しては未だに0か100以外での逃げ方がわからない。

つまるところ、自分は、ケーキ屋さんでバイトをしたいのかもしれないと思った。経験則ではあるが、飲食・接客業において基本的にケーキ屋さんには機嫌がいい客の割合が多い。
自分、だいぶ前の話ではありますが、ケーキ屋さんはワンオペで開店から閉店まで発注から販売までしていた経験があるので、人並みに仕事できると思います。

とか言って。
人間、心が飢えている時くらいしか空腹にならない気もするんだが、この感覚はあまり一般的ではない。昼は抜いてもいいと思う。
この前は「あるから食べるかあ、食べないと減らないしな」という理由でポテトチップスを2袋開けた。食べたさよりも義務感が勝った。特に賞味期限が近いわけでもない、なんなら昨日の自分がコンビニで買った。なんとなく買わなきゃいけないと感じたから。

世のポテトチップスのほとんど、あんまり味しないよな。


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