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ふなぞう
2022年9月30日 20:53
「感想こそが立派な鑑賞」。「暗夜行路」を代表作とする作家である志賀直哉氏が美術鑑賞について語った言葉だ。いまでも心の中に残っている。作品を触れたことによって得た感想から批評をしたくなったり、作品から推測した意図を、備忘録として残したかったという意味を含めてこの文章を書いている。美術にだけ関係する言葉ではない、すべての創作物に通ずるものだろう。志賀氏の分からないなら分からないままでいい