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不動産開発プロセス その1

「不動産開発は創造性・好機・冒険を根底に持つ」
この記事では、不動産開発に関わるステークホルダーについて考えてみます。

不動産開発に関わる人・団体とは?

不動産開発に携わる人はどのような人たちでしょうか?
デベロッパー?プランナー?それともデザイナー?
いずれも正解です。
不動産開発に関わる人は主に2つのグループに分けられます。

  1. 開発に直接関わる人

  2. 開発に間接的に関わる人

間接的に関わるとは?と思うでしょうが、まずは①から。
直接関わる人のリスト↓↓

  • デベロッパー:開発計画を取りまとめ指揮する「リーダー」

  • 建築家:デベロッパーのアイデアを図面に取り込む

  • プランナー:デベロッパーのアイデアを昇華させる

  • エンジニア:建築上の問題に対処する

  • 会計士/コストコンサルタント:建築計画の費用を算出する

  • 鑑定士:完成品の資産価値を算出する

プランナーやエンジニアを細かく分けたらキリが無いので大分だけ。
これらの専門家はデベロッパーを中心とした「開発チーム」を形成して最終的な利益を獲得するメンバー。

では次に②間接的に関わる人↓↓

  • 政府・自治体:開発計画の許認可権を持つ

  • 銀行・投資家:開発資金を提供する

  • 近隣住民・環境保護団体:開発計画の中止や変更を求めてくるかも

  • テナント:完成後に入居してもらう大事な顧客

  • 不動産市場:売却がゴールの場合のターゲット

  • 不動産仲介業者:賃貸付けや売却のサポートをする

意外とそんなもんかと思わせる顔ぶれだけど、よく考えると大事な顔ぶれ。

デベロッパーとしての立ち居振る舞いを勉強するので、その他のメンバーについては今後詳しく記事にはしません。
ただ、デベロッパーはチームの核だから誰がいつ何の役割を果たしているのか、これからどんな役割を果たすかを逐次把握しないといけない。
個人投資家が土地から仕込んで開発する場合も、「個人投資家=デベロッパー」として参加することで他のメンバーから舐められない。

では、今日のところはこれにて。
次回は「不動産開発プロセス」の概要をお伝えします!!
注)あと数記事は概要的な話が続きますのでご了承ください。


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