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思考癖は直せるのだ

いよいよチャレンジ最終日。
今日のエピソードは娘のうんていから感じた事。

今日は降園後、子ども達を連れいつもの公園へと向かった。
同じ園の子達が居て、みんなで仲良く遊んでいた。

15時過ぎそろそろ撤収しようとした時、娘がうんていを見てほしいと言ってきた。
この公園のうんていは幼稚園のと比べるとかなり高い。小学生の設定にされているようだ。
そのため娘はいつも怖がり、私が下から抱きかかえる形でうんていをしていた。

しかし、今日は1人でやり始めた。

息を飲んで見守った。
高い所で無理って言うかな。
諦めるんじゃないかな。
きっと私を呼ぶだろう。
そう思っていた。

が、娘はただただ前を見つめゴールを目指した。
私など視界に入っていない。
頑張れ!と叫びそうになったがグッと堪え、視線を使って全力で応援した。

最後から2本目で片方の手が滑った。
あぁ、ダメだ。
正直そう思ってしまった。
しかし、娘は振り子のように前後に揺れしっかりと目の前の棒を掴みに行ったのだ。

もうゴールは目前。
ハラハラしたが、私の想像を裏切りゴールした。
そして
前に駆け寄り、自信たっぷりの顔でこう言った。

ママ見た?
昨日、パパとずっとずっと練習しててん!
初めて1人で出来てんよ!

娘の眼差しはキラキラしていて眩しかった。
私には無い輝きだった。

娘が恐怖を乗り越え、チャレンジし続けれたのはなぜなんだろう?
そんな疑問が浮かんだ。

以前のエピソードにも書いたが竹馬の成功体験を積んでから根拠の無い自信を手に入れたようだ。
思考には人それぞれの癖があるように思う。
経験から癖を作ってしまうような気がする。
だから失敗体験を積んで行くとどうせ無理だと考える癖が出来る。
しかし、成功体験を積むときっと出来ると考える癖が出来るのではないだろうか。

そう考えると、失敗を重ねても諦めずチャレンジする選択を止めなければいつか成功する。
そんな過程を通して出来た成功体験は自信へと直結しているようにも思う。
だからこそ出来ると考える癖ができるのではないか。
少なからず娘はそのような思考の癖ができたように感じた。
娘がうんていを成功させた出来事から思考の癖を目の当たりにし、私はある気づきを一つ得た。

そうか、癖は直せるのか。
行動の選択を変えることで。

今日の出来事を私は一生大切にしたいと思った。
やはり育児は尊く素晴らしい体験だと私の心に刻まれた。

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