#435【杭瀬】歴史ある古き良き街を残したい
こんにちは、旅するフォトマガジンMとWのキートン福永です。
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4つの商店街のある街、杭瀬へ
さて、今回の旅の目的地は『杭瀬』、"くいせ"って読みます。
場所は地図のとおり、大阪市から川を渡り尼崎に入ったところのエリアになります。
実は、この街には4つの商店街があって、過去に何度か行ったことがあるんですが、少し時間が空いていたので、まだあの街の景色が残っているのか久々に訪れてみました。
移動は阪神電車に乗って。阪神電車で神戸方面に向かうときは南の景色が開けているので、いつもカメラ片手に窓越しからぼーっと外を眺めてます。この日も光の綺麗な良い天気でした。
まずは腹ごしらえ!
着いたのがお昼時だったので、いきなりランチ。
訪れたchina-style 元基さん、麻婆豆腐が人気らしく、そちらをいただく。
噂に違わずとっても美味しかったです。山椒好きにはたまらない味です。
ところで、杭瀬は以前、尼崎とは独立した村だった
上のロゴ、ご存知ですか?右が今の尼崎市のロゴ、そして左が元々の尼崎市のロゴ。杭瀬は昔は、尼崎市とは別に小田村と呼ばれたエリアで結構栄えていたようです。その証が、今も残る4つもある商店街、それだけの人口と産業がそこにあったんです。
昭和初期に尼崎市と小田村の合併話が持ち上がったときに一悶着あったみたいですが(知りたい方はググってみてください)、最終的には合併合意となった訳ですが、その際に小田村の『小』の文字をロゴに反映させるというなかなかの”気遣い”があって、今に落ち着いたらしい。
古き良き商店街が残る街、杭瀬
久々に歩いた杭瀬の街は、以前より人通りが少なく残念ながらシャッターが閉まっているお店も増えていました。でもメイン通りはお正月を控えていることもあり、それなりに賑わっていましたね。
写真撮ってもいいいですか?と聞くもみなさん笑顔で快諾してくれる、ほんと人情のある街です。
しかし、シャッター通りも確実に増えている
残念ながら、一部エリアはほぼお店がなくシャッター通りになっていました。10年前くらいの時にはまだ活気あったのですが。まぁ、これも時代の流れで仕方ないですが、少しでも記録として残しておきたいですね。
気になったものにレンズを向けながら
街を歩きながら気になるものにレンズを向けながら、最後の目的地へ。
うわさのパン屋さんへ行ってきた。
今回、出かける前に見つけた素敵なパン屋さん、今回の旅の楽しみの一つがこれでした。なぜ、杭瀬に!?と思いますが、とてもおしゃれでとっても美味しいパン屋さんなので、ぜひみなさんこのお店に行くでもいいいので杭瀬に来てみませんか?
さぁ、家に帰ろう!
さて、杭瀬の商店街や周辺を散策し、美味しいパンのお土産もゲットし、再び大阪にもどることになりました。
遠くに行かなくてもちょっと調べると関西にも歴史のある街はたくさんあり、新たに美味しいグルメのお店なども見つかったりして、カメラ片手に半日旅ならいつでも出来るなぁと実感しました。
さて、次はどこに行こう?キートンこと、福永でした。