見出し画像

#435【杭瀬】歴史ある古き良き街を残したい

こんにちは、旅するフォトマガジンMとWのキートン福永です。
自己紹介はこちら

4つの商店街のある街、杭瀬へ

恒例の駅名看板
地図って便利ですね。必ず、まずはこいつを撮影。

さて、今回の旅の目的地は『杭瀬』、"くいせ"って読みます。
場所は地図のとおり、大阪市から川を渡り尼崎に入ったところのエリアになります。
実は、この街には4つの商店街があって、過去に何度か行ったことがあるんですが、少し時間が空いていたので、まだあの街の景色が残っているのか久々に訪れてみました。

カメラ:今回はツマ殿にX-Pro3を、私はX-H1を。

移動は阪神電車に乗って。阪神電車で神戸方面に向かうときは南の景色が開けているので、いつもカメラ片手に窓越しからぼーっと外を眺めてます。この日も光の綺麗な良い天気でした。

まずは腹ごしらえ!

元基と書いて、モトキと読みます。
四川料理とのことですが、そんなに辛すぎなくて誰にでもオススメ。

china-style 元基
 
〒660-0822 兵庫県尼崎市杭瀬南新町1丁目1−2
麻婆豆腐定食 1,050円

着いたのがお昼時だったので、いきなりランチ。
訪れたchina-style 元基さん、麻婆豆腐が人気らしく、そちらをいただく。
噂に違わずとっても美味しかったです。山椒好きにはたまらない味です。

ところで、杭瀬は以前、尼崎とは独立した村だった

上のロゴ、ご存知ですか?右が今の尼崎市のロゴ、そして左が元々の尼崎市のロゴ。杭瀬は昔は、尼崎市とは別に小田村と呼ばれたエリアで結構栄えていたようです。その証が、今も残る4つもある商店街、それだけの人口と産業がそこにあったんです。
昭和初期に尼崎市と小田村の合併話が持ち上がったときに一悶着あったみたいですが(知りたい方はググってみてください)、最終的には合併合意となった訳ですが、その際に小田村の『小』の文字をロゴに反映させるというなかなかの”気遣い”があって、今に落ち着いたらしい。

古き良き商店街が残る街、杭瀬

毎日ホール、素敵な意匠です。
メイン通りはなかなかの広さ。
商店街を歩くと季節を感じられますね。
お正月前だったので、いつも以上に華やか。

久々に歩いた杭瀬の街は、以前より人通りが少なく残念ながらシャッターが閉まっているお店も増えていました。でもメイン通りはお正月を控えていることもあり、それなりに賑わっていましたね。

ふれあいロードというのがまさに人情の街、関西ですよね。
昔ながらのお豆腐屋さん。
安くて美味いものがずらり。
サブカル的な本屋さんなど、新しいお店も。

写真撮ってもいいいですか?と聞くもみなさん笑顔で快諾してくれる、ほんと人情のある街です。

しかし、シャッター通りも確実に増えている

これももう一つの現実。
このような光景も至る所で見られる。

残念ながら、一部エリアはほぼお店がなくシャッター通りになっていました。10年前くらいの時にはまだ活気あったのですが。まぁ、これも時代の流れで仕方ないですが、少しでも記録として残しておきたいですね。

気になったものにレンズを向けながら

こんな何気ない街角の景色に惹かれますね。
ウォールアートもあったりして。
商店街のタイルも、なかなかにレトロモダン。

街を歩きながら気になるものにレンズを向けながら、最後の目的地へ。

うわさのパン屋さんへ行ってきた。

このような大通りの片隅で
発見!
雑誌の表紙も飾ったことのある食パン「そのまま食パン」初対面
そのまま棒もバラエティがあり美味しかった

お店:そのまま。
大阪の弁天にあるモリパン工場のパンの販売所
https://moripan.site/sonomama.html

今回、出かける前に見つけた素敵なパン屋さん、今回の旅の楽しみの一つがこれでした。なぜ、杭瀬に!?と思いますが、とてもおしゃれでとっても美味しいパン屋さんなので、ぜひみなさんこのお店に行くでもいいいので杭瀬に来てみませんか?

さぁ、家に帰ろう!

淀川を越えると大阪に戻ってきた気分になる(正確には渡る手前に西淀川区があります)
帰りもの車内でもワンカット。

さて、杭瀬の商店街や周辺を散策し、美味しいパンのお土産もゲットし、再び大阪にもどることになりました。

遠くに行かなくてもちょっと調べると関西にも歴史のある街はたくさんあり、新たに美味しいグルメのお店なども見つかったりして、カメラ片手に半日旅ならいつでも出来るなぁと実感しました。

さて、次はどこに行こう?キートンこと、福永でした。

Text&Photo:Keaton_fukunaga
ロケ地:杭瀬(尼崎市)の商店街周辺 
使用カメラ:FUJIFILM X-H1  XF23/1.4 XF10-24/4


いいなと思ったら応援しよう!

旅するフォトマガジン  MとW
記事をご覧いただき、ありがとうございます。サポートいただいた資金は、今後の取材や旅のためとして、記事制作に活かしていきたいと思います!宜しくお願いします!