
#508【北海道】春の雪山登山
こんにちは!こばです。
桜が散り、気温が20度を超える日が出てきたものの夜はまだ冷える小樽です。
GWは多忙すぎてあまり記憶がないのですが、今回はGWに入る前に小樽から車で1時間ほどのところにある積丹岳という山に登ってきたときのことを、写真とともに振り返ろうと思います。
今回は小樽在住の友人トムと一緒に行ってきました。
前日の夕方に小樽を出発して、積丹の海岸でキャンプからのスタート。

少し雲がかかってしまいましたが夕日が綺麗でした。
2人でBBQをして翌日に備えます。
トムは車中泊、僕はテント泊でしたが、夜は風が強すぎて僕のテントがあわや飛ばされる勢いでした。笑
ちょっと睡眠不足…笑
トムも車が狭くて寝違えて首が痛いと言っていました。笑
朝は5時過ぎに起床して、簡単な朝食を食べてから登山口へと向かいます。

夏は避難小屋があるところまで車で行けるはずなのですが、まだ手前に雪が残っていて途中で車を降りて登り始めます。

意気揚々と歩くトム。

30分ほどでスタート地点の避難小屋に到着しました。

さあ、イキマショ〜!(トムの真似)

木々の間を抜け小一時間進むと少しずつ視界が開けてきました。
遠くに見える海が美しい。

雪が解けると川になる谷。

快晴で気持ちいい。
この日トムが新しく覚えた言葉は「空気が綺麗ですね」でした。

登る前にベアスプレー買っといたぜって自慢げに言われた熊撃退スプレー。笑
実際ヒグマに遭遇した時に使う余裕なんてあるのか正直わからないですが…
ちなみに熊鈴も鳴らして歩いてます。

ちょっとずつ上がってきた。


だいぶ遠くまで見渡せるようになりました。

平なところに出たのでちょっと休憩がてらパンを食べました。

そして山頂がもうすぐのところに。

最後の最後が急斜面。

その急斜面からの景色がすごかった。

日本じゃないみたい。

やばくないですかこの景色。

たぶん「ヤバイネ!」って言ってます。

そして急登を登り切りました!

山頂いぇ〜いv

最高の青空ですよ。

羊蹄山が見えました。

北海道の南側の山々まで丸見え。
ただ一つ心残りなのは、2人でずっと楽しみにしていた山頂でのコーヒーが、バーナーの不調で火がつかず飲めなかったことです…
タイミングよ…
まあ、トラブルはつきものなのでしょうがない。

景色を堪能したら、気を取り直して下山しましょう。


絶景を見ながら降ります。
あ、もう一つ心残りがあった。
実は他にも何人かすれ違ってるんですが、全員スキーを履いてたんですよね。バックカントリーってやつですかね。
僕らもスキー持って来ればよかった(トムはスノボ)ってめっちゃ嘆いてました。
スキーで降ったらめちゃくちゃ気持ちよかっただろうなあ。早いし。
それはまた来年の楽しみってことで。

ゆっくり景色を眺められるのでよしとする。

気をつけたほうがいいのは、木の生えてるエリアで、

雪の下に空洞がある場合があります。(トムがハマった)(僕はめっちゃ笑った)


木々のエリアまで戻ってきました。

垣間見える海。

降りは早い。どんどんいきます。

振り返ると山頂が見え、さっきまであそこにいたんだね、なんて。

そして無事に避難小屋まで戻ってこれました。
ちなみに登りが3時間、降りが2時間くらいでした。

さらに降って車のもとへ。
ヒグマに会わなくて一安心。笑
今回初めて積丹岳に登りましたが、とてもよかったなと思います。
特にこの季節に登れたのがすごくよかったかも。
雪化粧した山々と青い空と海の360度の絶景がもう筆舌に尽くし難い感じで。
夏は夏でいいんだろうけど、この景色は越えられないかな、ってトムと話してました。
ヒグマの存在は恐ろしいですが、やっぱり北海道の山はいいなあ。
さて次はどこを登ろうか。
それではまた!
・使用機材
SONY α7II
16-35mm/F4 Carl Zeiss
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