#102【三重】伊勢をめぐる物語(前編)
こんにちは、『旅するフォトマガジン』のキートン・福永です。
自己紹介はこちら。
さて、今回は三重県の伊勢に旅してきましたので、それを記事にしたいと思います。
お伊勢参り
新年、初詣どこにいこうかと考えたときに、久々に伊勢神宮に行こう!ということになった。伊勢までは車で2時間半程度と大阪からは意外と近いんです。
途中、サービスエリアにてコーヒーを飲みながら休憩。高速に乗るとこうしてPAによるのもなんだか楽しいですよね。付近にはまだ数日前に降ったと思われる雪が残っていました。
さらに、車を走らせ無事伊勢神宮に到着。今回は、外宮には行かず、 内宮のみです。こんな時期ですが、それなりに混んでいて駐車するのも一苦労でしたね。
King of 神社、伊勢神宮
知ってる方も多いかもしれませんが、伊勢神宮ってめちゃくちゃすごい神社なんです(語彙力...)。それを端的に書き出すと、
・八百万の神々の頂点に君臨する神宮
・内宮には皇室の祖先とされている天照大神が祀られている
・祭主は皇族または皇族であったものが就任することになっている
・年間1000万人以上が参詣する一大観光地でもある
というまさにKing of 神社なんですよね。
kingだけにいろいろ別格
伊勢神宮は、なにかと面白い存在です。
①まず、おみくじがない。
その理由がすごくて、伊勢参りをすること自体が”大吉”であるため、らしい。
②個人的な願い事をしてはいけない。
神様に日頃の感謝を伝えるために参るもの、となっている。
③なので、お賽銭箱がない。
天皇しか幣物を捧げることができないみたいです。
④建物は20年をごとに作り替える。
式年遍宮と呼ばれますが、なんと20年に一度正殿をはじめあらゆる社殿が新しく作り変えられる。しかも、毎回8年の歳月をかけて準備をするらしい。
⑤正殿をきちんと見ることができない。
正殿の前に門があって普段は閉じられており、塀越しにちらりと正殿が見えるのみ、当然一般の人は中に入ることが許されていません。
と、これだけ書き出すだけで伊勢神宮のkingっぷりが伝わったかと思います。
日本の原風景を残す敷地
伊勢神宮はその敷地内にはいるとよく分かるのですが、ものすごく穏やかな雰囲気に包まれています。
建築物は極めて簡素で華美なものは一切なく、あらゆるものが極めて原始的な光景として存在しています。
1300年前から何も変わっていないかのような自然と20年ごとに建て替えられる社殿、365日毎日なにかしら行われていている行事、江戸時代に庶民が一生に一度は参拝したいと全国から集まったのもうなずける力がこの場所にはあります。
伊勢はグルメも魅力
伊勢神宮の周辺にはおはらい町、おかげ横丁などがあり、赤福餅、伊勢うどん、松坂牛、牡蠣にアワビなど、まさに五穀豊穣かつ豊かな海産物の地としても有名ですよね。
ちなみに、今回の旅では、定番の伊勢うどん、牡蠣、松坂牛などを堪能しました。
ぜひ、お伊勢参りの際には、グルメも堪能しましょう。
今回は、以上です。その他、夫婦岩のある二見興玉神社や、ルーブル彫刻美術館など他も回ってきたので、そちらは後編にてご紹介しますね。
以上、キートンこと、福永でした。
Text&Photo:Keaton_fukunaga
ロケ地:三重件伊勢
使用カメラ:FUJIFILM X-Pro3 16/2.8 23/1.4 35/1.4