#362【機材紹介】foveon楽しくてやめられない
どうもてんです
dp0 Quattroというfoveonセンサーのじゃじゃ馬機を買って10ヶ月が経とうとしてます
はやいな、、、
最初はピントの合わせ方すら分からなかったdp0Qですが今となっては手足のように、、、いや言い過ぎたマジックハンドと竹馬くらいには使えるようになってきました
過去のMとWのfoveon関連記事はこちら
どの記事見ても使いにくいしか書いてない気もするが、、、いやまぁほんと使いにくい笑
無風、薄曇りである程度光量がある順光
じゃないとあんまりちゃんと撮れないということで撮影前から天気予報や風の動きとずーーーっと睨めっこしてます
葉脈とか草の細かい線まで写し切るのでそのへんの草撮りたくなるんですが、、、草は揺れるんですよ、、、揺れると撮れないんですよ、、、
つら
でもやっぱり草撮りたいから撮ってしまうという笑
草撮って拡大
揺れてブレてて撮り直し
をひたすら繰り返す毎日
めんどくせー!!!!!笑
foveon教団ではこれを修行と呼んでただただ向き合っていきます
foveonといえば『本物の色』が映るということで1ピクセルごとの解像度はもちろん1ピクセルごと補完や予測ではない本物の色が見える
そんな風に【色】もfoveonの売りなんですがその色を一旦捨ててモノクロに走ってみると、、、これがまたすごいよい、、、
foveonモノクロスナップ最強に楽しいです
foveonモノクロ草スナップ
ただまぁスナップカメラとして使いたくてもちゃんとしたの撮ろうとすると三脚がいるのでスナップとしては使えない、、、
つら
foveonと言えば他の記事でも書いたようにSigma Photo ProいわゆるSPPという現像ソフトがくっそ遅い
1動作ごとに20-30秒待たなきゃいけなかったりとにかく忍耐の連続、、、笑
慣れてくるとコーヒー入れたりしながら気長に少しずつレタッチ進められるようになります
でもつら
ただSPPで拡大(1200%とか)してると『うわーやばー!』『うひょーこんなに映るか!?』ととりあえず楽しいです笑
風に弱いfoveonなので無風状態を探さないといけないんですがなかなか無風ってないんですよね
そんな時に見つけた最高の被写体【苔】
苔とか風吹いてもほぼ動かんやん!!
てなもんで滝撮りに行ってるのに道端に苔見つけると苔を撮り出すのがfoveon教団の性
ようやくカラー出てきました笑
2枚目の落ち葉のカリカリ具合やばくないですか?
3枚目の苔?の一粒一粒感も怖いくらい
今までベイヤー機では苔とか撮ることなかったんですが(苔とか1mmも興味ねぇ)foveon機使い始めると苔が愛おしいことこの上ない
性癖すらも変えてくるカメラ
それがfoveonです←
でもやっぱり一番楽しいのは滝や渓流!
そのためには無風、薄曇りを狙わないといけないのでめちゃくちゃ大変
細かいものが写り過ぎちゃうので撮る前に目に入るゴミとか邪魔なものは掃除しないといけない
カメラの設定自体はISO100、F9あたりに固定にしてるので正直ほぼいじることないくらい簡単なのに撮るまでが大変、、、
そして撮ってからもレタッチが、、、
つら
それでも出てくるものが感動的なほどに1ピクセルまで妥協なき画が出てくるので楽しくてやめられない
最近dp2Qがとうとう販売停止になりました
これからfoveonどんどんなくなってく可能性があるようです
手はかかるけどこんな楽しいカメラなかなかない
そんなに高くもないので気になってる皆さん是非早めにご決断を!
ただし泣きたくなるほど使いにくいので買って5秒でゴミ箱投げることになっても当方は一切責任を負いませんので悪しからず笑
あぁ、、、美しきfoveon、、、
使用機材
SIGMA dp0 Quattro