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coldmountainstudy~ピックアップ2023.5.

今月はいろんなリアル書店に行く機会が数回ありましたので、ほぼ全て実際本を手にして中身を確認しての補強になります。

インターネットは世の中の「速度」を決定的に上げた。

しかしその弊害がさまざまな場面で現出している。世界の分断、排外主義の台頭、ポピュリズムによる民主主義の暴走は「速すぎるインターネット」がもたらすそれの典型例だ。

『遅いインターネット』が主張するこの指摘はコロナ禍とウクライナの戦争が起こる中、悪い意味で加速している。
いま改めて最新の分析と対抗策を大幅に加筆しついに文庫化。

インターネットによって本来辿り着くべきだった未来を取り戻すには、今何が必要なのか。気鋭の評論家が提言する。

解説:成田悠輔

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序章 オリンピック破壊計画
TOKYO2020
平成という「失敗したプロジェクト」
「動員の革命」はなぜ失敗したか
走りながら考える

第1章 民主主義を半分諦めることで、守る
2016年の「敗北」
「壁」としての民主主義
民主主義を半分諦めることで、守る
民主主義と立憲主義のパワーバランスを是正する
「政治」を「日常」に取り戻す
インターネットの問題はインターネットで

第2章 拡張現実の時代
エンドゲームと歌舞伎町のピカチュウ
「他人の物語」から「自分の物語」へ
「他人の物語」と映像の世紀
「自分の物語」とネットワークの世紀
『Ingress』から『ポケモンGO』へ
ジョン・ハンケと「思想としての」Google
仮想現実から拡張現実へ
拡張現実の時代
個人と世界をつなぐもの
物語への回帰
「大きな物語」から「大きなゲーム」へ
文化の四象限

第3章 21世紀の共同幻想論
いま、吉本隆明を読み直す
21世紀の共同幻想論
大衆の原像「から」自立せよ
「消費」という自己幻想
吉本隆明から糸井重里へ
「政治的なもの」からの報復
「母性のディストピア」化する情報社会

第4章 遅いインターネット
「遅いインターネット」宣言
「速度」をめぐって
スロージャーナリズムと「遅いインターネット」
ほんとうのインターネットの話をしよう
走り続ける批評

文庫版書き下ろし 新章
分断する社会とより「速い」インターネット時代への対抗戦略
1.コロナ・ショックと「速い」インターネット
2.なぜ人はウイルスを直視できなかったのか
3.パンデミックとデジタル・レーニン主義
4.プラットフォームの時代と、その罠
5.持たざる者たちの希望と絶望
6.金融資本主義とプラットフォーム
7.21世紀のグレート・ゲーム
8.回帰と加速
9.戦争と「遅い」インターネット
10.プロパガンダの本質
11.モノからコトへ、再びモノへ?
12.肉でも穀物でも酒でもなく、禁断の果実を
13.強い物事と弱い人間
14.プラットフォーム下の実空間
15.「庭」へ
16.SDGsの18番目の目標

解説:成田悠輔

正直知らない書き手さんでしたし、版元と解説が好きでないので普通なら選ばないかも。しかし書店での待ち時間でパラパラやっているとどことなく気になる。特に文庫版の増補部分。それで普段読まない感じの本もたまには・・・と手に取ってみました。

食べることは、いのちへの賛歌。日々の暮らしでめぐり会う四季の恵みと喜びを、滋味深くつづるエッセイ集。書下ろし四篇を新たに収録。解説 坂崎重盛

めし、さけ、おかず

食べることは命への賛歌。日々の暮らしでめぐりあう四季の恵みと喜びを、滋味深くつづるエッセイ集。

【内容紹介】
「箸もてば、いつかの夕方、いつかの乾杯。ひとくちめのビールが喉もとすぎる。会えなくなったひとにも会える−。」(「あとがき」より)食べることは日々の命の賛歌。「空豆紀行」「すっぱい生活」「大根亭日乗」「魔法のせいろ」「レバニラ、たそがれ」「桃の宴」・・・・・日々の暮らしでめぐりあう四季折々の恵みを丁寧にいただく喜びを滋味深くつづるエッセイ集。新たに書下ろし「巣ごもりの四季」四篇を収録。

解説 坂崎重盛
Ⅰ 
もうそ、
おべんとさげて
空豆紀行
すっぱい生活
 とおくの白昼
三人姉妹
里の秋
土鍋の刻
大根亭日乗
風邪の茶屋
たよりないお守り
坂のうえまで


バニラと夕立
おうちやさん
ある夏
ともだち
レバニラ、たそがれ
葉っぱ今昔
うっすらぼんやり
暮れのげんこつ
味見道中
魔法のせいろ
おきにいり
おいしい、おしまい


縄文ぐらし
厨夏の陣
八百万の湯気
ハトハトマメマス
日曜の若葉
朝の秘策
菊花のころ
おめでとう、おめでとう
桃の宴
つるぬる姫
初秋の晩に
冬の旅


蜜ゆるむ  巣ごもりの四季・春
塩なき食卓 巣ごもりの四季・夏
お守り   巣ごもりの四季・秋
あたらしい青菜 巣ごもりの四季・冬

あとがき
文庫版あとがき

解説 坂崎重盛

前から気になっていた食エッセイ。大好物のジャンルですが好評に加え実物からもイイニオイ。間違いなく面白いでしょう。

すき焼き、ステーキ、焼肉、とんかつ、焼き鳥、マンモス!? 古今の作家が筆をふるう、満腹必至の料理エッセイアンソロジー32篇。

前回の朝食に続き、大好きな”肉”編の文庫化。外せないでしょう。

1年分の米さえ自作できれば、お金に頼らず生きられる!? 赴任先の長崎で思わず発見した、社会から半分だけ降りて生き延びる方法。前代未聞・抱腹絶倒のオルタナ農夫体験記。ラランド・ニシダ氏絶賛!

◎ラランド・ニシダ氏、大絶賛!!
「近藤さん! 長崎の田んぼから、都会で窒息寸前の僕たちに“生き方“を教えてください!」

◎辛酸なめ子氏による描き下ろし挿画!!

文庫化にあたり、辛酸なめ子氏による挿画を加えパワーアップ。近藤&辛酸のお馴染みコンビ(?)が再結成し、新たな一冊として生まれ変わる!

一年間に自分が食べる分の米さえ作れたら、会社に頼らず生きられる。どんなプレッシャーからも逃げられる――長崎県への思いがけない赴任生活と、そこで始めたド素人による稲作実験。一年後、果たして稲穂は頭を垂れるのか!? 世の中から半分だけ降りて生き延びるための前代未聞、抱腹絶倒の稲作体験記。

これも前から気になっていた本。この書き手さんは他に気になる著作があるのですがまずは手軽な文庫から、と手にしてみました。

沖縄県・西表島のカマイ(リュウキュウイノシシ)から本州のクマ、シカ、イノシシ、ノウサギ、ハクビシン、カモ、ヤマドリ、北海道・礼文島のトドまで各地の狩猟の現場を長年記録してきた“田中康弘渾身の日本のジビエ紀行”完全版!!

日本各地の狩猟やジビエにまつわるレポートを豊富な写真をまじえて伝えます。
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日本列島へ人類が入ってきたルートは、主に3つあると考えられている。
サハリン経由で北海道、半島経由で九州北部、そして島伝いで九州南部である。
偶然であるが、今回の旅はこれらに重なる部分が多い。
日本人がどこから来て何を食べて日本人になっていったのか。
もちろん、そんな高尚な学問的探求心ではなく、知らない土地を歩き、話を聞き、そして食べて理解したいのである。
“論より証拠”ならぬ“論より食”なのかもしれない。

(「はじめに」より)

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■内容
【はじめに】肉を食べに南へ北へ
1 南の島のカマイ 西表島(沖縄県八重山郡)
2 秘境の村のイノシシ猟 椎葉村(宮崎県東臼杵郡)
3 山中のシカ肉のレストラン 宇目(大分県佐伯市)
4 貉と呼ばれるタヌキ・アナグマ 長湯温泉(大分県竹田市)
5 畑荒らしのハクビシン 穴内(高知県安芸市)
コラム:肉を喰ってきた日本人
6 北陸のカモ撃ち 白山、小松(石川県)
7 シカとイノシシの箱罠猟 大津(滋賀県) /岡崎(愛知県)
8 シカの内ロースにやられる 川上(長野県南佐久郡)
9 肉も喰うけどモツも喰う 丹沢(神奈川県) 
10 ツキノワグマの狩りと食 阿仁(秋田県北秋田市) /白山(石川県) /奈良俣(群馬県みなかみ町) 
11 ウサギは何処へ行った? 阿仁(秋田県北秋田市)
12 厳寒の礼文島のトド猟 礼文島(北海道礼文郡)
【おわりに】肉食の旅を終えて
【文庫版あとがき】

これも肉好き必須ですね。同じテーマの旅でも先月仕入れた平松洋子さんとは大分違う。幅が広がりますね。

自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか――。コロナ危機以降の世界に対して覚えた違和感、その正体に哲学者が迫る。ソクラテスやアガンベン、アーレントらの議論をふまえ、消費と贅沢、自由と目的、行政権力と民主主義の相克などを考察、現代社会における哲学の役割を問う。名著『暇と退屈の倫理学』をより深化させた革新的論考。

本屋仲間のススメから。「暇と退屈の倫理学」が好きな人は是非!とのことだったので自分には面白いでしょう。その仲間はこれをもってコロナ総括とまで言っていましたね。

海外旅行好きであり大学生協職員として多数の本に触れてきた著者の、10年以上にわたる旅行記と訪れた国にまつわる本を紹介するブックガイド。文芸、エッセイ、レシピ本など、70タイトル以上を掲載。監修者との対談も収録。
[目 次]
1章 世界一周読書旅行 ―読書旅行の計画を立ててみよう

2章 旅行記と本の紹介

韓国、台湾、中国、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、アラブ首長国連邦、エジプト、トルコ、ロシア、イタリア、スペイン、ドイツ、オーストリア、チェコ、フランス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア

3章 対談(重松理恵×金原瑞人)
海外文学を読む楽しみと、翻訳ウラ(?)事情

付録 ①その他の国の本のレビュー
   ②2章紹介したすべての本のブックリスト

これも当初リストには入っていませんでしたが、知り合いの編集者さんが関わっているというので急遽チェック。テーマ的には嫌いなはずがない旅と旅先の関連本、ですね。

●内容紹介

世界各地の家庭に滞在し、その家の人とその土地の食材で料理をして食卓を囲むと、それまで気づかなった疑問が湧いてくる――

・どうしてここのほうれん草は日本のより味が強いんだろう
・肉とチーズを一緒に食べることが宗教的にだめってどういう理屈だろう
・なぜアボカド産地なのにいいアボカドが買えないのだろう
・ブルガリアの人って本当にヨーグルトをたくさん食べるんだろうか

そんな疑問から、食べ物と政治、宗教、環境、教育、気候、民族などとのつながりを解き明かしていく。
台所探検家・岡根谷実里が探る「おいしい/おいしくない」を超えた料理の向こう側の話。


第1章■食と政治 ブルガリア ヨーグルトは本当に「伝統食」か?
メキシコ アメリカナイズされるタコス 
ベトナム 元技能実習生たちが作る精進料理 
スーダン パンの普及が生活を揺るがす 
★コラム1 おみやげに喜ばれる日本のお菓子は? 

第2章■食と宗教 
イスラエル マクドナルドにチーズバーガーがない――食べ合わせの謎に迫る 
インド 世界一厳しい? ジャイナ教の菜食と生命観 
★コラム2 機内食に見るフード・ダイバーシティ 

第3章■食と地球環境
ボツワナ アフリカの大地で出会った、タンパク質危機を救う最強の魚 
メキシコ アボカド人気が大地を渇かす 
★コラム3 世界のサバ缶30種を食べ比べてみた 

第4章■食の創造性
フィンランド  パンケーキ作りに透けてみえる子ども中心教育 
ベトナム 代替肉のルーツを探して寺の台所へ 

第5章■食料生産
キューバ 食料配給制が残るオーガニック農業先進国 
中国・上海 安心して食べられる野菜を求めて
ボツワナ 牛肉大国でなぜ虫を食べるのか? 
★コラム4 卵大国の日本、なぜ卵はずっと安いのか? 

第6章■伝統食と課題   
モルドバ 自家製ワイン文化とアルコール問題 
中華文化圏 進化する月餅と増える廃棄 
★コラム5 ラマダンの時期、世界の食欲は増す

第7章■食と気候
ウズベキスタン 日本の野菜は水っぽい? 
コロンビア 豊富な気候帯が生み出す一杯のスープ 
★コラム6 世界の家庭の朝食はパンとシリアル化が進む 

第8章■食と民族
パレスチナ 国境よりも堅いオリーブの木と自家製オリーブ漬けの誇り 
ヨルダン シリア難民がもたらした食文化 

以前から気になっていた食文化ライターさん。実際現地で台所に入るのもとてもいいのですが、それなら他にもいい本がある。
解説にもありますが単においしい・おいしくないだけでなく社会の背景の一端にまで上手く書いていると感じたので、仲間入りです。

良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」(著者)。誰かの人生を支える本を作りたいと願う著者が、読書の素晴らしさを伝えます。

先の斉藤政喜もそうでしたが連載をまとめた単行本・・・というのは一編が短めでとても読みやすい。
なおかつ東京時代は自分も大分読みましたからね。本。それくらいしかすることがなかった・・・とも言えますがクルマ社会・信州での今はその部分がなくなって大分読書量は減った気がしています。(家では、逆。今の方が読むので実際はそう変わりないでしょう。)

たった一人で「小屋」から書店を立ち上げ、独創的な店づくりと果敢な発言で注目される「本屋lighthouse」関口竜平による初の単著。腐敗と敵意、諦観がはびこる時代に、誰もが生きられる空間をつくるための実践と思考の書。

これも”本ヤの本”。解説からもなんとなくわかると思いますが大分個性的な本ヤさんの本。そういう本は評価が分かれて当然・・・ですが自分にはいいニオイがしました。
(”本ヤ”という表現は根っからの山好きを”山ヤ”と呼ぶとこらから拝借した自分の造語です。)

「私たちはなぜ勉強しなきゃいけないの?」
「好きなことだけしてちゃダメですか?」
「自分らしく生きるにはどうすればいいの?」
「世界を少しでも良くする方法は?」

数々の問いを胸に「冒険の書」を手にした「僕」は、時空を超えて偉人たちと出会う旅に出ます。
そこでわかった驚きの事実とは――
起業家・孫泰蔵が最先端AIにふれて抱いた80の問いから生まれる「そうか!なるほど」の連続。 
読み終えたあと、いつしか迷いが晴れ、新しい自分と世界がはじまります。

「混迷する世界をつくった本当の課題とはなにか?」

「AIの未来に何をすればいいのか?どう生きるか? 」

「リスキリングってほんとうに必要なのか?」
誰もが迷う「問い」を胸のすく「発見」につなぐ本書は、どう生きるか悩むあなたに勇気と指針をくれるでしょう。
混迷する世界、AIの未来に必要な、新しい気づきが満載!
・無理やり詰めこむ知識も、仕方なくやる仕事も、AIに負ける
・才能や能力は迷信。AI時代にはまったく意味がなくなる
・学びにも仕事にも「遊び」を取り戻すことが大切
・イノベーションは論理的思考では生まれない
・大事なのは、学んだ知識や成功体験を捨てること
・自立とは、頼れる人を増やすこと

「世界は自分で変えられる」という言葉。実は、自分が変わることでもあるこの言葉こそが、教育の目的ではないのか。時代を超えて世界中の智慧者との対話を通し、自分ごととして問いを立て考え抜く「ぞっちゃん(孫泰蔵さん)」の思考の旅は、教育に悩みを持つだけでなく、生きることに迷いを持つ全ての皆さんに、衝撃と活力を必ず与えると思います。「当たり前」がただの「教育伝説」であることに気づくだけでなく、その殻を破ったときにどれほど自由な教育やこれからの社会が拓かれるのかと、ドキドキワクワクしてしまう本。学びと区別されない遊びの豊かさに、未来を生きる元気が湧き出してくる本です。こんな本に出会えて、ひたすら感謝!  

――松田恵示(東京学芸大学理事・副学長)

ぼくたちが向き合うべき「問い」にこそ、真のイノベーションが必要である。AIにできることを「教育」なんて言っていると、こどもたちは「好きなこと」や「やりたいこと」からますます遠ざかってしまう。時は、風雲急を告げている。「アンラーニング」と呼ぶ「探究」と「遊び」の更新で、AI時代における人間のあり方を再編集するナビゲーションシステム。それが『冒険の書』だ。ここにあらわれている、先人たちとの対話の背後に、これまでにない「野生の思考」の萌芽が、ぼくには感じられてならない。

――桂英史(東京藝術大学大学院映像研究科教授)

■目次

はじめに
父からの手紙
第1章 解き放とう 学校ってなんだ?
第2章 秘密を解き明かそう なんで学校に行くんだっけ?
第3章 考えを口に出そう なぜ大人は勉強しろっていうの?
第4章 探究しよう 好きなことだけしてなぜいけないの?
第5章 学びほぐそう じゃあ、これからどうすればいいの?
おわりに 新しい冒険へ
旅の仲間たちへの謝辞
世界に散らばる冒険の書たち
本書の問い

今月、一番迷った一冊ですね。
普段なら絶対、手に取らない。

が、父親としての自分の無力さであるとか、時代に対するわからなさからくるコンプレックスとかがきっとこの本に手を伸ばさせた。

やはりこれは、実物を見てこそですね。

「ほう!」となる項目が結構(予想以上に)多く。またちょっと息子に読ませてどう反応するかも興味深く。

最近では一番の思い切りですね。

マイケル・サンデルの白熱教室等読んできている少年(11歳)の正直な感想を愉しみに。

来月、6月はピックアップをお休みしようと思います。7月と合併号で。

ではみなさま。それまで。

※リンクがamazonなのはamazonで買って欲しいということでは決してなく、単に見やすい・調べやすい・・・ということです。誤解なきよう。

http://www.coldmountainstudy.com/
coldmountainstudy@gmail.com 

coldmountainstudy  店主:鳥越将路


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