羨望
あの人生もこの人生もいいなぁいいなぁと思っているうちに人生が閉じてしまえば全てが憧れのままで保存されるはずだ
仮定を事実にするために必要なのは一心に信じること、信じる強さだけがこの世に平等に与えられた権利でしょう
同じ電車に乗っている数百のすべての人生に憧れている、今朝は何時に起きて、何を食べてどんな気持ちで服を着替えたのですか
人の全てが理解できないことに気づいてから、私の将来の夢は神様になりました
冷蔵庫にいれた食べ物は永遠に腐らないと信じる
誕生日だからと母が作ってくれた私の好物だらけの食卓もそのままの形で残せるのだろうか
いつかその日が来たらどうかそれを備えてほしい、そこに私は愛を感じてしまったのです
神様になってもちゃんと死ぬことはできますか
憧れているうちに閉じる人生に憧れている