勝利への道
9月7日(土)ランズエンド
今年2月の兵庫・赤穂大会に続いて2度目のランズエンド参戦。大阪大会は6年ぶりだそうです。
泉大津のテクスピア大阪という会場では初試合。
広くて見やすそうな会場に椅子がぎっしり。
そしてそれが全て埋まった超満員の会場に驚く。すごい。
土井成樹&レブロン
vs
TORU&石切
対戦相手の両選手とも初対決。
パートナーの石切選手とも絡んだのは10年以上ぶりか…?
やはり必然的に土井成樹選手を意識せざるを得ない。
土井さんが王者として団体を牽引していた時期が、いわゆる私の"世代"なので夢中になって観ていたのを思い出しましたね。神戸ワールドも観に行ったなぁ。
僅かな時間ですが肌を合わせれて良い経験になりました。
次があればもっと濃密に闘えますように。
レブロン選手も突然ステッキを取り出したりと面白い選手でしたが、それ以上にパートナーの石切選手にリズムを狂わされる。
石切選手とは10年ほど前によく一緒に練習したりしていた仲。
天然というかなんというか、当時からぶっ飛んだ人間でして。
道場でそんなにぶ厚くないマットにシューティングスタープレス20連発ぐらい黙々と打ち込み続けてたなぁ。
この日もレブロン選手を連れてコーナーに戻ってきた石切さんに「場外に落として!」と伝えたらなぜか土井選手を落としにいったり。
水攻撃しようと思って「水とってください!」と振り向いたらその水をがぶ飲みしてたり。
久しぶりに味わう石切ワールドになんだか嬉しくなってしまいました。
それでも完璧に決めた450°スプラッシュを間近で見たらやっぱ天才やなと。またいつか対戦できたら嬉しい。
メインは会場内で観てて熱くなった。
本当に素晴らしい大会に参加させてもらえて感謝です。
大会後は打ち上げに参加させていただき、その後は木下亨平のお父さんのお店『炭火焼き けいじ』に初めて行かせていただいた。最高の夜。
9月8日(日)大阪プロレス
この日から大阪プロレス最強を決めるトーナメント"天王山"が開幕。
新人もベテランも、正統派もお笑いも、ベビーフェイスもヒールも天王山では関係ない。
幼い頃から観てきたけど、天王山とはそんなトーナメント。
故に会場から控室まで、とんでもない緊張感に包まれるのです。
天王山2024一回戦
HUB
vs
TORU
初めてHUBさんの試合を観て虜になったのは23年前。
初めてHUBさんと試合したのは11年前。
初めてHUBさんの大会"毒人"に呼んでもらえたのは10年前。
私の初の自主興行でシングルで対戦するはずが、直前で足を骨折して対戦できなかったのが9年前。
幸之介vsZEROのセコンドに付いて、物凄くジェラシーを感じたのは8年前。
約束を果たすためにもう一度自主興行を開いて対戦できたのに、情けない試合で悔しくて涙が止まらなかったのも8年前。
ゴアを病院送りにしたのは6年前。
無観客の毒人で肩を脱臼してしまい、迷惑をかけてしまったのは4年前。
ゴアに初めて勝って、ゴアを終わらせたのは2年前。
6人タッグで初めてHUBさんから3カウントを奪ったのは1年前。
そして迎えたこの日。
初めてシングルマッチでHUBさんに勝ちました。
大阪プロレスのリングで、HUBさんが愛する天王山の舞台で。
勝ちた過ぎて今までの対戦ではいろんな技を出してきた。
でもこの日出した技と呼べるような技は数えるほど。
なんかわからんけど、それが勝てた一因のような気がする。
今までのシングルの中では試合時間は短い方やと思う。
けど今までのシングルの中で一番気持ちで向かい合えた気がする。
自分の中でのHUBさんとの長いストーリーは、この日一つ完結しました。
これからまた新しいストーリーが生まれますように。いや、作っていく。
本当にありがとうございます。
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