プロが教えるアイデア練習帳

はじめまして。このnoteの運営をしている近畿大学松本ゼミ7期生の今川と赤坂です!これは私たちが読んだ本をアウトプットするnoteとなっています。

なぜnoteを始めたのか

①第三者に晒すことで、自分自身の理解を深める
②読みやすく、伝わりやすい文章を書く練習をする
③第三者に知識を共有する             

プレゼンを行うとき、面接のとき、文章を書くときなど、これからの人生で自分の言葉で相手に何かを伝えなければならないときはたくさんあります。どのように書いたら相手に受け取ってもらいやすい文章になるのか。そのあたりを意識してnoteを作成していけたら良いなと思っています。まだまだ未熟で文章で伝えることに慣れていない私たちですが、温かい目で見守って欲しいです😊

では、今回読んだ「プロが教えるアイデア練習帳」について紹介します!

この本の概要

あらゆる場面で必要となる新しいアイデアの考え方、プロセスを分かりやすくかつ簡潔に述べられている。
アイデアを”着眼点”と”切り口”に分けることでよりアイデアの幅、意外性が生まれる。
この一冊で君も明日からアイデア創出マスターだ!

はじめに

アイデアの基本構成は”着眼点”と”切り口”でできている。
着眼点とは、そのアイデアの起点・軸となるもの
切り口とは、その起点である着眼点をより具体的に表したもの

多くの人は切り口を広げることを考えるが、

重要なのは”着眼点”を考えることである。

”着眼点”を定めることで、アイデアの軸が定まり、切り口が広がりやすくなる。
また”着眼点”を考える作業と”切り口”を広げる作業は意識的に別々に行うことで自分の頭の中を整理することができる。

ではどのように着眼点を見つけるのか

着眼点を見つける4つの方法

新しい“着眼点”を見つける1つ目の方法は行動観察法である
顧客の行動を観察して、その中からヒントを見つける
自分の目と足を使って顧客を観察することで、新たな“着眼点”を発見できる

行動観察法のコツ 
① 行動から逆算して考える!
顧客の行動には顧客の意図があるため
② 自分の先入観を捨てる!
顧客がとる行動の意図を素直に捉えやすくなるため
③ 状況・場面を考える!
顧客がおかれている状況も含めて観察するため


新しい“着眼点”を見つける2つ目の方法は心理洞察法である
顧客の深層心理から考える

心理洞察法のコツ
① 想像力を最大限使って、顧客になりきる!
インサイトを見つけ出し、真のニーズを見つけるため
② じっくり・ゆっくり心理を掘り下げていく!
頭の中を整理し、適切な過程を踏んで深層心理にたどり着くため


新しい“着眼点”を見つける3つ目の方法は想定外用途法である
商品の意外な使い道から着眼点を得る

想定外用途法のコツ
①自社の商品にいつもとは違う角度で焦点を当てる!
商品の意外な一面を発見することが出来るため
②顧客が自社の製品をどのような使い方をしているのか知る!
一部の想定外の使い方をしている顧客を見つけるため
③一部の想定外の使い方をしている顧客に着目する!
新たな発想が得られるため


新しい“着眼点”を見つける4つ目の方法は異分野発想法である
隠れたライバルからアイデアを発想する

異分野発想法のコツ
① 競合他社を意識しつつ、隠れたライバルを見つける!
隠れたライバルが持つ魅力を知り、ヒントを得るため
② 商品の機能は異なるが、ニーズは同じものを見つける!
従来のライバルが持つことのない優位性を獲得するため


アイデア会議をする上で

アイデアを生み出す良い会議の進め方
良いアイデア会議とは?
→全員のアイデアを共有したうえで、誰のアイデアでもない新アイデアが生まれること

新アイデアを生み出すための4ステップ
① 共有 会議の目的を参加者に共有・参加者同士の信頼を醸成
② 拡散 意見や着眼点を広げる
③ 収束 議論の整理・出てきた意見をいくつかの方向にまとめる
④ 統一 会議の結論を出し合意形成行う・次回の会議に向けた宿題を出す
※時間管理は全体の流れを想定して記入

会議を行う前の事前準備
→会議準備シートの作成する

会議準備シートとは…目的とプロセスの2つのパートで構成される
目的にはアイデアを考える際の条件や時間を記入することで、無駄な議論を省く事ができる
そして会議のゴールを記入することで、参加者の向かう先を揃える
プロセスには前述した4ステップを分解することで、会議の進行状況を可視化することができる

※リーダー(進行役)は良いアイデアを準備するのではなく、
アイデアを考えやすく共有しやすい環境・雰囲気づくりをする

最後に

私たち松本ゼミではアイデアを考える場面が多くあります。それは就職した後も変わらないでしょう。
この学びを通して、各プロジェクトに活かし、沢山のアイデアを出していきましょう。
第二弾もお楽しみに!

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