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ポケモンカードゲーム「アルセウスそらをとぶピカチュウ」参戦記


デッキ紹介

東北地方でポケカをしているHohoemidebuと申します。
ここでは、2023年9月のトレーナーズリーグの参戦記録を振り返ります。
使用したデッキは「アルセウスそらをとぶピカチュウ」です。
高火力なたねポケモンである「パオジアンex」、安定した強さを誇る「ロストギラティナ」との対戦を予想し、デッキ選択を行いました。
「アルセウスVSTAR」と「そらをとぶピカチュウVMAX」を組み合わせた、安定感と環境への対策、ピカチュウがカワイイ素敵なデッキです。

アルセウスそらをとぶピカチュウ:デッキレシピ元「えんD様」

戦績

トレーナーズリーグは11名が参戦し、スイスドロー3回戦で行われました。戦績は「2勝0敗1引分」で3位になることができました(10pt獲得)。
練習したプレイングをおおむね再現できたのが好成績に繋がったと思います。簡単ですが、3戦の振り返りをおこないたいと思います。

対戦振り返り

パルキアパオジアン:先攻6-2勝ち(1-1-2-2)
・「エネルギーの加速」、「そらピカの育成・ダイバルーン」、「雪道・手札干渉」、「アルセウスの回収」と、一局を通して流れを掴んだ試合運びができました。
・「頂への雪道」はやはり強力ですが、1枚目はサポート「カイ」から「ロストスイーパー」で早々にトラッシュされやすく、実戦でもそのようになりました。幸い速やかに2枚目を配置できたため、特性「わななくれいき」や「かくしふだ」を封じ、形勢有利を維持することができました。展開によってはスターバース使用前でも積極配置が鍵になりそうです。
・「そらをとぶピカチュウ」のワザ「ダイバルーン」は「次の相手の番、このポケモンはたねポケモンからワザのダメージを受けない。」という、強力な性能を持っています。
セグレイブをダイバルーンできぜつさせれば、次の番にパオジアンexのワザが効かず、なおかつ「ヘイルブレード」のエンジン「きょくていおん」を奪うことになりますので、この動きをを積極的に狙いました。
・実戦ではセグレイブ(セビエ)を2体準備されますが、「ボスの指令」で1体ずつ対処しつつ、2枚目の雪道が長持ちしたこともあり、有利だった形勢を優勢にもっていけました。
・「パルキアVSTAR」はトラッシュのエネルギーを場に戻す役割と、息切れのしないアタッカー(パオジアンex対比)の位置付けと思いました。今回は1枚目の雪道を剥がした後からセグレイブを育成するまでのターンを担う役割と感じました。

ゴッドパオジアン:後攻3-2勝ち(1-1-1:時間切れサイド差で決着)
・1回戦に続き、パオジアンexとの対戦になりました。今回は「アルセウスVSTAR」を採用したゴッドパオジアンと呼ばれる形です。
今回も「エネルギーの加速」、「そらピカの育成・ダイバルーン」、「雪道・手札干渉」、「アルセウスの回収」と、1回戦と同様のプランを取ります。
・盤面の構成は、バトル場「アルセウスV」、ベンチ「そらをとぶピカチュウV」を2体、できれば「アルセウスV」を目指しました。当初はそらピカ1体で良いと考えていたのですが、先攻2ターン目にそらピカがきぜつさせられ、進化が遅れることを気にしました。アルセウスV2体でじっくり行くほうが良かったかもしれませんが、対パオジアンexを強く意識しました。
実戦ではベンチに2体目の「アルセウスV」は叶いませんでしたが、スターバース未使用ではあるものの、1ターン目から「雪道・手札干渉」を仕掛けつつ「エネ加速(トリニティチャージ)」を達成できました。
・この時の「頂への雪道」がお互いに影響しあい、双方ともサポートの使用なかったために「ドロー・ゴー」が数ターンありましたが、カードの引きに恵まれ「アルセウスVSTAR・そらをとぶピカチュウVMAX」への進化が叶い、盤面を固められました。
結果的に最後までこの雪道が残り続けることになるのですが、道中の「トリニティチャージ」・「トリニティノヴァ」のワザ宣言で、山札からエネルギー場のポケモンVに加速し、山札を圧縮できたのが質の高いドローに繋がったと思います。
・またワザのダメージ(180ダメージ)を場に残し続けられ、いつでもサイド2枚を取れる盤面を作れたのも心強かったです。
・実戦では雪道の影響で役割を失い差し出された「かがやくゲッコウガ」とボスの指令で呼び出した「セグレイブ×2」をとり、最終的には時間切れによるサイド差決着となりました。

先攻6-6引分(1-2-1-2):ロストギラティナ
・これまでの2戦は「エネルギーの加速」、「そらピカの育成・ダイバルーン」、「雪道・手札干渉」、「アルセウスの回収」を方針にしていましたが、本戦では「アルセウスVSTAR+Vガードエネルギー」・「アルセウスの回収」に舵取りし「そらをとぶピカチュウV」はお休みしてもらうことにしました。とはいえ、たねぎれ回避での出動と、2つのワザ「でんきショック(※)」・「そらをとぶ(※)」を奥の手でと決めました。
※でんきショック 20
コインを1回投げオモテなら、相手のバトルポケモンをマヒにする。
※そらをとぶ 120
コインを1回投げウラなら、このワザは失敗。オモテなら、次の相手の番、このポケモンはワザのダメージや効果を受けない。

・アルセウスVSTARには「Vガードエネルギー」または「災いの箱」のどちらかを準備することとし、とにかくワンパンされないように・されにくいように立ち回ることを優先しました。
・お相手も打点調整・ワンパン回避のため「キュワワー」のワザ「かいてんアタック」や「ヤミラミ」のワザ「ロストマイン」を放ち、着々とギラティナVSTARのワザ「ロストインパクト」に備えていました。
・ロストマインのように一度に複数にダメージがのると「チェレンの気くばり」で追いつかなくなり、苦しい時間もありましたが、なんとか「キュワワー・ギラティナVSTAR・ヤミラミ」ととり、(結果的に)最終ターンをバトル場「アルセウスVSTAR(Vガード+基本エネ2):HP280」、ベンチ「ピカチュウV+災いの箱(HP190)」で迎えました。しかしながら「アルセウスVSTAR」2体を失っており、また手番はお相手のため厳しいと思っていました。
お相手はバトル場「ギラティナVSTAR(残HP80):ロストインパクトまで残り1エネ必要」、ベンチ「キュワワー」です。
・ロストスイーパーとあなぬけのヒモ(または、ボスの指令)で「ピカチュウV」を呼ばれると負けなだけに、この動きを通されるかと思いましたが、思うようにはいかなったようです。
実戦ではボスの指令でベンチの「ピカチュウV」を呼ばれワザ「ロストインパクト」とポケモンのどうぐ「災いの箱(※)」の効果による引き分けになりました(お互いベンチにポケモンがいたため=バトル場にポケモンを出せるため)。
※このカードをつけている「ポケモンV」のHPがまんたんの状態で、相手のポケモンからワザのダメージを受けてきぜつしたとき、ワザを使ったポケモンにダメカンを8個のせる。
・「災いの箱」の採用上、決着が「引き分け」というのはあるかもしれないと思っていましたが、まさか本当に起きるとは思っておらず、初めての経験でした。お相手の方も「負けるよりは引き分け」を選んだとのことでした。

・余談ですが、「そらピカVMAX」を「スターレクイエム」され、サイド3枚を召し捕られることに恐怖し、アルセウス軸での戦いを挑みましたが、よく考えるとサイドプランが「2-2-2」から「2-3-2」のようになるだけでした。
むしろ「スターレクイエム」をそらピカに強要させることや「ロストインパクトに1回耐える」を重要視したほうが良かったのかもしれません…。

まとめ

・アルセウスVSTARのワザ「トリニティノヴァ」と「そらをとぶピカチュウVMAX」の組合わせ、それをサポートする「Vガードエネルギー」・「災いの箱」・「頂への雪道」が今回の対戦環境にマッチし、良い結果を得られました。
・また、「災いの箱」が今回の対面で有効に働き、基本エネルギーのみで放つワザ「トリニティノヴァ(200ダメージ)」との組合わせにより、ポケモンVSTARのHPライン「280」を見られること、また「トリニティノヴァ」でワンパンできないポケモンをワンパン圏内に引き込むことで、アルセウスの中打点をカバーする活躍をしてくれました。
・今回は対戦がありませんでしたが、「ミライドンex」デッキ対面は「そらをとぶピカチュウ」が弱点対面になりますが、一手早くワザ「ダイバルーン」を放てれば、進化ポケモン不採用構築には強くでられるのではと考えています。速度争いでどのようになるか、経験してみたいところです。

稚拙ですが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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