ポケモンカードゲーム「エクストラバトルの日」”アローラライチュウ エレキレイン” 9月参戦記
デッキ紹介
東北地方でポケカをしているHohoemidebuと申します。
ここでは、エクストラバトルの日で使用したデッキの紹介を行います。
今回使用したデッキは「アローラライチュウ エレキレイン」です。
アローラライチュウのわざ「エレキレイン」を最大活用するために、マルマインGXの特性「エネエネボンバー」を利用します。
加速するエネルギーはサイド差で負けている時にエネルギーの数が増える特殊エネルギーを中心に採用することで、1回のわざ宣言で最大660ダメージ(※)を狙います(30ダメージ × 22個)。※手張りは無考慮
エネルギーの内訳は以下のとおりです。
リバーサルエネルギー 4枚(エネ数: 12個)
カウンターエネルギー 4枚(エネ数: 8個)
ユニットエネルギー 2枚(エネ数: 2個)
合計 10枚(エネ数: 22個)
最大660ダメージ炸裂のために、淀みなくデッキを回し、山札から必要カードを手札・トラッシュに溜め、場の準備を整えられるかどうかが要になります。
ワンショットデッキになりますので、最速の後攻2ターン目フィニッシュを目指します。対戦準備でじゃんけんに勝てるか(後攻を選択)、そしてお相手に先1妨害札があるのかないのかで、達成難易度が変わるのではないでしょうか。
場の構成
目指す場
【バトル場】 ゲンガー&ミミッキュ
【ベンチ】 ピカチュウ、ビリリダマ、ビリリダマ、システムポケモン
【スタジアム】 スカイフィールド
後攻1ターン目
【バトル場】 ゲンガー&ミミッキュ ユニットエネルギー手張り
・後攻1ターン目の最終目的は、ゲンガー&ミミッキュによるGXワザ「ホラーハウスGX」の宣言です。ワザのエネルギーは「ユニットエネルギーかみなり・ちょう・はがね」で満たします。
・ワザの効果により相手は手札からカードを出して使えませんので、何事もなくターンが帰ってきます。「ポケモンレンジャー」での効果打ち消しも「手札から」の制約により防げます。
【ベンチ】 ピカチュウ、ビリリダマ、ビリリダマ、システムポケモン
・ベンチ構成では、ピカチュウかビリリダマのどちらかに変えて「メタモンプリズムスター」でも可です。
・システムポケモンとして、「イキリンコex」、「デデンネGX」、「クロバットV」、「カプ・テテフGX」を展開します。
・カプ・テテフGXはサポート「グラジオ」を使うためで、素引きした場合やサイド落ちが許容の範囲であれば省略できます。
【スタジアム】 スカイフィールド
・順当に展開するとポケモンが5体以上になりますので、「スカイフィールド」の配置でベンチの拡張を予め行います。スカイフィールドの確定サーチ札はありませんので、山札からの素引きかサイド落ちをグラジオで確保するの2択になります。サイドケアには「ロトム図鑑」も採用していますが使い所を間違えると必要札がサイドに流れる可能性が高まりますので、タイミングが重要です。エネルギー等の必要札がサイドに多い時に使用します。
【ドローとトラッシュ】
・イキリンコexやデデンネGXで手札をすべてトラッシュする際に、進化先は「レスキュータンカ」で戻せますので、シビアにはならなくてもよいですが、レスキュータンカと進化先が同時に手札にある場合や、未展開のシステムポケモンの巻き込みには注意が必要です。
・ポケモン通信で山札に戻してドローを続けられればよいですが、場にたねポケモンが揃っている場合は、後攻2ターン目に活用することも選択肢に入れます。
・道中、エネルギーをトラッシュすることで後攻2ターン目の大火力に繋がりますので、一部のエネルギーを除いて捨て札として選択します。
・「バトルコンプレッサー」はエネルギーを主にトラッシュしますが、システムポケモンをあえてトラッシュしてレスキュータンカで手札に加えたり、「ダウジングマシン」で必要なトレーナーズとの交換も選択肢として残します。もちろん不要札をトラッシュして(2枚目以降のスカイフィールド等)、デッキ圧縮することも有効です。
後攻2ターン目
【バトル場】 アローラライチュウ
・バトル場はゲンガー&ミミッキュですので、ピカチュウに入れ替えます。エネルギー手張りの逃げ、または「かるいし」による逃げ、「あなぬけのヒモ」が必要札になります。ピカチュウはアローラライチュウに進化します。
・エネルギー手張りからの逃げの選択も残しておきたいため、山札からすべてのエネルギーをトラッシュするのはやめておきます。逃げに使用したエネルギーはエネエネボンバーで活用できますので、火力不足は心配ありません。
【ベンチ】 ゲンガー&ミミッキュ、マルマインGX、マルマインGX、システムポケモン
・ビリリダマをそれぞれ進化させ、マルマインGXのわざ「エネエネボンバー」で爆発してもらい(2回)、アローラライチュウにトラッシュからエネルギーを加速します。最大活用(10枚)のためにも後攻1ターン目と2ターン目にエネルギーをトラッシュしておく必要があります。
ダメージ計算
・最大660ダメージ(30ダメージ×22回)が見込めますが、実際に必要なダメージはお相手の場によります。非エク主体であればより低いダメージで十分となります。
・先攻2ターン目の進化はゲンガー&ミミッキュの「ホラーハウスGX」で防げますので、実質、先攻1ターン目でどこまで場を広げられるかによります。
・ミライドンexは特性「タンデムユニット」で先攻2ターン目に「ホラーハウスGX」をかいくぐり、山札から高HPのポケモンを並べられます。展開力ではルギアを凌ぎますが、かみなりタイプ特有のHPの低さ(?)に目をつけ、HPの低い順にサイド2ポケモンを選択します。
【ドラゴンルギア】
・ルギアV(HP220)・ガブリアスV(HP200)・アーゴンヨン&アクジキングGX(HP280)が並ぶと総HP700となり突破不可になります。
デデンネGX(HP160)やクロバットV(HP180)を絡められれば、というところです。
・環境によっては「望遠スコープ」の採用も十分ありえます。今回は採用を見送りましたが、なんとか枠を設けて差したい1枚です。
望遠スコープの採用により、ダメージ計算が以下のとおり変わります。
【採用前】
ガブリアスV(HP200) 30 × 7回 = 210:気絶
ルギアV(HP220) 30 × 8回 = 240:気絶
アーゴヨン&アクジキングGX(HP280)30 × 7回 = 210:70(3回)不足
22回
【採用後】
ガブリアスV(HP200) 30 × 6回 = 180+30追加:気絶
ルギアV(HP220) 30 × 7回 = 210+30追加:気絶
アーゴヨン&アクジキングGX(HP280)30 × 9回 = 270+30追加:気絶
22回
(間違いがあったらすみません…。)
戦績・使用感
戦績は、1勝3敗でした(不戦勝は除く)。
率直に、練習通りにはうまくいかないなぁと思いました。
勝てた対戦はダメージが足り、負けた対戦はダメージが足らなかったです
※足らないのはわかっていたがやりました:思い出爆発
以下、デッキタイプと先後、勝敗、エネ数、総ダメージ、取ったサイド数です。
三神カイリュー 後攻 負け:14個 420 2枚
ドラゴンルギア 先攻 負け:14個 420 2枚
あく非エク主体 後攻 勝ち:15個 450 5枚(たねぎれ勝ち)
ルギアヒスイウインディV 後攻 負け: 0個 0 0枚(※)
※クロバットVスタートでベンチにゲンガー&ミミッキュGXのまま、手札補充等なく敗戦でした。
最大ダメージは遠く…
最大ダメージにはマルマインGXを2体準備し、リバーサルエネルギー4枚、カウンターエネルギー4枚、ユニットエネルギー2枚をトラッシュに送ってある状態を作る必要があります。
どちらか一方の条件は満たせたのですが、同時の両方の条件を満たすのが難しく、やりがいにもなるところです。
回せると勝ちに近づくと感じましたが、「回すにはどうすればよいのか」を考えさせられるデッキでした。
1ターン目にイキリンコex・デデンネGX・クロバットVで最大18枚のカードを山札から引ける中で、必要札と不必要札の切り分け、トラッシュから山札・手札に戻せるカードの確保(把握)等、場当たり的なドロー・トラッシュでは先行き不安で、気づいたときには修正不能になります。
また、「クロバットV」や「デデンネGX」スタートの時に、2枚目の「クロバットV・デデンネGX」を使用するかどうかの判断も難しかったです。
特にやりがちだったのが、2ターン目のドロー札を準備せずに1ターン目を終了し、2ターン目のトップドローで「救われる・救われない」のパターンでした。ドローの魔力に抗えない時にしっかり立ち止まれるか、イケイケドンドンにならないよう、冷静さが必要です。
最後に
流れるようなカードさばきで回せた時の爽快感はなんとも言えません。
いわゆるソリティア系のデッキでもありますので、練習相手がいなくても一人回しが容易で、ぶっつけ本番でもなんとかなるところも助かりました。
エクストラバトルの日で「まず1勝する(プロモパックをもらう)」を達成するのには、有効なデッキと思います。
余談ですが、数ある「ビリリダマ」の中でも「でんじは(コイントスでマヒ)」のビリリダマをおすすめします。1回だけですが、ワザ宣言・コイン表でマヒにし、1ターンの猶予を得ました(結果は負けでしたが…)。
稚拙ですが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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とにかくたくさんのキャベツを食べられます。
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