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自分で決めたことなので

こんにちは、眞島です〜✌︎

たまには自分が考えている事を書き留めるのも良いし、文章を書くことは好きなのでのんび〜り、自己満ですけどnote書いていこうかなと思っています。

そもそも、自分から発信する事が得意では無くSNSもあまり投稿しないから「何考えているかよくわからない」とよく言われます。

発信力が無く何事も事後報告ばかりで、休学して留学に行くことや、彼女できたとかそういう系はいつもみんなに報告するのが遅いですよね。よく怒られます。仲良い人は「眞島なんなん。早く言えよ、相談しろよ」って思った事一度や二度じゃないですよね。ごめんちゃい。

て事で発信力身に付けられるように頑張ります。そして就職活動が終わった今の感情を書き留めておくのが未来の自分の助けになるかなと思います。


大戸屋・おぼんdeごはん・イオンのレジうち・ピザハットのバイトに落ち、しまいには日雇いのバイトも落ち周りから就活大丈夫かとか言われていましたが無事に終える事ができました。

自分が悩みに悩んだ結果選んだ業界がM&Aコンサルティングの業界です。なぜここの分野で頑張りたいと思ったのかを書いていきます。

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(全然関係ないけど、一人でグランドキャニオンに行った時の写真)

就活を始める前のM&Aのイメージ

就職活動を始める前、M&Aに関する知識はほとんどありませんでした。ほとんどない知識の中で、M&Aのイメージは「The 資本主義社会」みたいで「しんどおお」「ちょっと真島には無理やわあ」と思っていました。

というのもニュースで見る企業買収の話は明るいイメージがないからです。株を買い占めることで経営権を握って、あんなことやらこんなことで内部で喧嘩したり、裁判なったりとかです。

そういったニュースを見て私は、「えええ、お金とか、企業存続とかでそんなに争わないでえええ、平和にいこやあああ」「資本主義社会の怖いところやわあああ」と思っていました。そしてつくづくM&Aは恐ろしいマネーゲームだなと思っていました。

その中で、友達とふとM&Aに関する話をした時に

「M&Aに関する仕事をしている人はめちゃ優秀な人が多い印象だけど、あの人らはなにが仕事のやりがいなんだろ。企業の買収を通して誰を幸せにしているんだろう。実際に企業買収で裁判とかも起きているし。」とこぼしていました。

ここまでが、就職活動を始める前の私の中でのM&Aに関する知識に基づく「敵対的M&A」です。実際にこのようなイメージがある人は多いのではないのでしょうか。


就職活動を通して

上記のようにM&Aに関しては、いいイメージがありませんでしたが、就職活動をしている中、知り合いにM&Aコンサルをしている企業の説明会を紹介されました。

当初は、「うわー、絶対入社しないけど就活というより知識を増やすという社会勉強の目的で説明会行くかー」と思い説明会に行きました。

今思えば、このように就職活動を「自分が入社するための会社選びの行動」と捉えずに、知的好奇心からくる業界・企業勉強の機会と考えていたので、その点就職活動を「勉強の機会・人生に一度の経験」と捉えていた自分を褒めちぎりたいと思います。

そしてその説明会を通して知る事ができたM&Aは「友好的M&A」です。

友好的M&Aとは、後継者不足問題などの企業存続に繋がるM&Aです。

つまり、経営者の高齢化や後継者がいない企業に対して、M&Aを通して譲受側の企業のもとで雇用やサービスを維持・継続するという事です。日本でのM&Aはほとんどがこのような友好的なM&Aらしいです。

実際のデータでは、99.7%が中小企業の日本においてその中で半分以上の企業で後継者がいません。また、2018年に全国で約4万6千社が廃業しており毎年増加傾向で、この休廃業・解散の従業員の関係者は13万人を超えています。


この状況をまとめると「日本の企業の多くが後継者いなくて今後どんどん会社潰れちゃうよ〜」という感じです。

このような社会の状況で、

双方の理解のもと譲渡側は後継者不足・経営者の高齢化問題を解決し、事業・雇用を守り、譲受側は成長戦略として事業を拡大できるといった側面のM&Aを知ることができました。

優良な経営・社会的にも必要とされている経営を続けているにも関わらず、後継者がいない事や経営者の高齢化などの問題で会社を畳むのはあまりにも悲しいですよね。

会社経営を通して、地域や社会の経済に貢献し雇用を生み出している企業を潰さずに済むのは非常に価値があるものだと思いました。

あとは親戚の家業が来年100周年を迎え、歴史のある事業を展開しているにも関わらず来年後継者不足で廃業する予定です。このようなことからも、後継者不足問題による廃業を身近な課題として感じていました。

このような情報を踏まえて
「M&Aってこういう課題解決に繋がる側面もあるんか、どこの業界よりもしっくり来るな」

と感じました。ここから、M&A業界を中心とした企業の選考に進むようになりました。そして、その中でも事業承継・中小企業支援をしている企業を探しました。


ちなみにこの説明会に参加した企業は、コロナのせいで選考がおくれ「選考再開するよー」という連絡をもらった時は、すでに入社予定の企業から内定をもらっていたため辞退しました。悲しいですが、素晴らしく良い出会いでした。またどこかでご縁がありますように。

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(沖縄行きてー)


M&Aを通して何を実現したいのか


ここまでは、社会の枠組みやM&Aの業界についてというところの視点ですが、ここからは自分視点からM&Aの業界で何のために頑張っていきたいかを整理したいと思います。

①日本経済のため
もちろん、自分の携わる業務が直接的に日本経済を救うとか社会貢献だとは思っていません。ほんの末端の末端×1000くらいだと思っています。

ただ、携わるM&Aが後継者不足問題・地域経済停滞問題などの社会課題の解決に繋がるのであれば、少しは社会のためだと思えますし胸を張って仕事をできます。

それにM&Aの成功により会社を潰さなくて済むので経済損失の回避は凄まじい額になります。このような、課題解決が実現できるM&Aの社会的な意義を感じました。

また、最終面接で代表取締役の方から「眞島さんは、私立の学校に通われるなど今まで恵まれてきた環境であったと思います。そういう人は、より良い社会のために誰よりも勉強して自己研鑽に励んでください。」と言われ、

「もうほんとその通りでございます、社会のためにも頑張りますうう」となりました。


②企業の代表・従業員・株主のため
やはり企業の経営者を救うことができるというのがM&Aの一番の良いところだと思います。

後継者不足の企業だろうが潰れかけだろうが、立派な経営者でありそのような方の力になれるのは大きいです。

(救うとか偉そうに言っていますが、もちろん今はbaby眞島で何もできないので、いずれは胸を張って「任せんしゃい」と言えるようなビジネスマンを目指します)

経営者にとって企業は自分の子供のようなものであると思います。そのため、廃業ではなくM&Aを通して譲受先が見つかれば、その際は経営者の方は涙を流して喜ばれるそうです。

感動で大人が涙を流すような場面に携われたらそれはもうやりがいは半端じゃないと思っています。

そして、何度も触れましたが企業が存続することによって雇用を守り(同時に株主も守り)、従業員が路頭に迷う必要がなくなりそのような点で貢献できると思っています。


③自身の成長のため
ここに魅力を感じたところが大きいです。

社長や企業の役員と直接的に対峙する仕事になるので、経営に関する知識を身に付けられる場面が多い(知っていなければ相手にされない)ですし、そのような自分より遥か先にいるスーパービジネスマンの方と直接的に携われるのは自分の成長に直結すると思います。

というより、

社長や企業の役員の前に立てるくらいふさわしい知識や人間性を求められると思うのでそこはもう凄まじく勉強、勉強、自己研鑽が必要だと思っています。

また、社内ではbaby真島なのは間違いないのですが、共に働く方は様々な業界出身のM&Aアドバイザーや会計士、弁護士、税理士なのでこのような方と共に働く事で自分の総合的なビジネススキルをツルッツルッに磨き上げたいと思います。

このような状況を考え、あえて採用人数が少ない社員が200名程のベンチャー企業に入社する事にしました。

ベンチャーとか大手とかそういう括りで就活をしていたわけではありませんが、たまたま自分がここで働きたい!と思うところがベンチャー企業であっただけです。(まあそもそもM&Aの業界自体が新しいので若い会社ばかりです)

実際に10名くらいしか同期がいないため、一人一人にあったキャリアプランを共に考えてくださる点や代表取締役2名の方との距離感が良いと思って入社を決めました。

簡単にいうと、baby真島な自分のことを大事にしてくれる企業だと思って入社を決めました。

「みんなから大切にされてるぅ、組織に必要とされてるぅ」と感じたら、期待に応えるために真島は頑張っちゃう傾向があるのでそのような点が良い環境だと思いました。(メンヘラみたいで気持ち悪くてすいません)

あとM&A業界は平均給与が約1800万円らしいので、あわよくばお金も・・・・て感じですが、今は新卒baby真島なのでお金のことを考える前にまずは勉強します。

やはり求められるスキルや能力が高いですし、めちゃめちゃに勉強しなければいけないので今は大分ビビっていますが頑張って取り組んで行きたいと思います。

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(新潟県の清津峡てとこで、オススメ)


とはいえ

とはいえ、とはいえ、こんな「貢献」「成長」なんて綺麗事で突き進めないのが社会・仕事であることは理解していますし、めちゃ厳しい業界であることは重々承知です。

華やかな世界ではなく、泥くささが求められると思います。

また、M&Aはやはり難易度がスーパー高いので(社長や役員相手で企業の存続に関わるので)、新卒baby眞島は先輩から詰めに詰められるのは覚悟しています。

入社したら辛くて「ストレスでお腹痛え」「萎えた」とか言っているのが想像できます。しかし、就職活動を通して悩みに悩んで自分自身で出した決定であれば、辛いことに直面してもやりきれる自信はあります。

実際に「俺がM&Aコンサルの業界にいきたいと思ったからそこ行くわ」的な感じで進む道を決めた後は誰にも相談しなかったです。

(本当は良くない。けど、自分で決めたことに突き進む頑固な性格でそうなってしまいました。)

そして、大手とか社会のステータスとか周りの目は一ミリも気にせず決めたので、その判断には自信を持って自分の強い信念を持ち続けていこうと思います。


最初から最後まで「自分で決めた事だから」絶対に自分に言い訳はしません。


家族について

就職先を父親に伝えたその夜、バチバチにやりあいました。

父親は怒りまじりの落胆みたいなところで父親も自分も荒れました。大手企業の管理職まで昇り詰めたプロサラリーマンの保守的な父親からしたら「なんやねんM&Aって、しかもベンチャーかい。まじで言ってんの?」みたいな感じでした。

そして、しばらく口聞いてくれませんでした。ぴえん。

「一言内定おめでとうくらい言えや!」って思いました。親と同じ慶應に進学して留学にも行ったから商社とかデベとかそういった大手に行くと期待していたらしいです。ただ、父親とは考え方が180度超えて540度くらい考え方が違うのでこればかりは仕方ないです。

こんな息子でごめんちゃ〜い。

ただ、「自分で決めた道だから必ず投げ出さない、しかもあえてベンチャー企業にいく決意があるんじゃい、おりゃー!」と5000文字くらい書いたメールを送って自分の思いを伝えたら少しずつ理解を示すようになってきました。

そしてこの間「今のうちに株買っとくか〜」と言ってくれたのでまあよかったと安心しました。


そして、父とバチバチやり合っている間に大好きなおばあちゃんが急に亡くなってしまいました。あまりに突然だったので、しばらくの間受け入れる事ができませんでした。

もうとにかくたくさん愛してくれました。シアトルに留学中は、慣れない国際郵便で何度も手紙やポストカードを送ってくれて、今でもその手紙を読み返すと涙が止まりません。

と23年間の付き合いで思い出すことはたくさんあります。

最後の会話は、「コロナが落ち着いたらご飯行こうね〜」で、家も近所だから普通にまた会えると思っていました。

そして、一緒に旅行に行くことや、初任給が入ったら御馳走する事とか考えていたのに実現しなくて本当に悲しいです。

小さい頃から、「あなたが幸せなのは、御先祖様の御加護のおかげよ」と言われて育ってきました。この言葉通り、今後は祖母が自分のことを守ってくれると信じています。

祖母の孫として恥ずかしくないよう生きていきたいと思いますし、もし道を踏み外してしまいそうな時があればお叱りくださいとお願いしてきました。

そして、先日最後のお別れをしてきました。号泣したらスッキリしました。少しずつ受け入れていきたいなと思います。

おばあちゃんに「就活終わったよ〜」って直接言えなかったあああああん。


最後に

いやー、長いし真面目に書きすぎてきもいですね自分。

でも普段の真島はくそつまんない発言してるか、飲み会で真っ赤になって潰れているかのどっちかなんで真面目な所も許してくださいまし。

そして、この真島の個人的な心境しか書いてないくそ長い文章を読み終わり「最後に」までたどり着いたみなさんは、絶対暇だと思うので飲みにいきましょう❤

コロナの影響でインキャ極めてます。連れ出してほしいです。ここに書いたことはスーパー抽象度高いので詳しいことは、直接話せたら良いなと思います。そして、何より皆さんのビジョンとかを知れたらすごく刺激になります。


次皆さんと会えるのは、コロナも落ち着いて安心して会える居酒屋であることを祈っています。それでは、また。

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