20180921

全滅して諦めてたデビューコンサート。ありがたいことに友達の紹介で仙台にお誘い頂けて。遠征はほとんどしたことがなくてセキスイも初めてで夜行バスの取り方すら不安だったけど即行くことを決めた。一生に一度しかないデビューコンサートを見届けることができた。恵まれすぎている。行ってほしいと思って。なんて友達の温かい言葉に泣いてしまった。友達とその友達へ感謝してもしきれない。

横アリ期間はプレ販にグッズを買いに行った。岸くんの個人うちわ。たとえ公演に入れなかろうが買わないわけにいかない。初めて手にした岸くんの個人うちわ本当に嬉しかった。初日に発表されたセカンドシングル。会場予約特典。会員メールで知って泣きながら予約もしに行った。でもツイッターは見れなかった。レポを読むだけでも辛くて。自分がその景色を観れないことが悔しくて辛くて。WSも無になって薄目で編集して泣いてた。
他の会場の期間は普通にツイッターにいたけどレポが回ってくるたび流し読みしてた。
レポが載ってる雑誌も買わなかった。持ってる雑誌に載っていたかもしれないけど見れてない。デビューコンサートに関する情報をできるだけ避けて生活してた。

現場が当たらなくて会えないから デビューして遠くに行ってしまったから 熱量が減るなんて自分の中で絶対にない事だと思ってた。でもデビューしてからテレビのWSや音楽番組を通してみる6人は本当に遠くて。今まで応援してきたジャニーズJr.だった彼らなのかどうかわからなくなったり 好きな気持ちだけじゃどうしようもないことばっかりで何もできなくて。しばらく考えることをやめたり無意識に遠ざけようとしたりもしてたと思う。心に余裕がなかった。

このどんどん大きくなってくもやもやも どうしようもなく過去に囚われた自分も 実際にこの目で6人の作るステージを目の当たりにしたら変わると思ってた。素直にデビューおめでとう。Princeありがとう。これから6人で頑張ってね。6人を全力で応援していこう。って気持ちになれると思ってた。

始まってからほとんど泣いてた。始まる前から泣いてたけど。OPのシンデレラガール キャーキャー悲鳴が飛び交う中 6人のコンサートなんだ デビューコンサートなんだとすごく一気に現実味が湧いてワーワー泣いてた。サマステも勝つウィンもハロ春もサマキンもプリプリも描いた未来も全力で踊った。全力で泣いた。涙が止まらなかった。Jr.時代のオリ曲はもうみれないのかもしれない覚悟もしてぐちゃぐちゃになりながら全力で踊った。
品プリ行けなくて少クラの放送もデビュー発表後だったから辛くてほとんどきいてこなかったユアプリ。やっと観れた安心感で泣いてた。品プリから9ヶ月。長かった。そんなでもないかな、でも長かった。衣装のベストも3人にとっても似合っててかっこよかった。大切なオリ曲の1つ。
描いた未来はルマンド衣装で。帝劇のあのプロジェクションマッピングそのまま。地球の上で歌う3人がまたみれるなんてそりゃ涙止まらないよね。ずるいよ。映像は紫ピンク緑のままで。緑。帝劇はもちろんEXのペンライトの景色が蘇って胸が痛んだ。プリプリもイントロだけでもう泣いちゃう体質になってて音楽も歌声も表情もぜんぶが優しくて。ああわたしの大好きなPrinceだぁって。
AllrightとMIXTUREはだめだった。トラウマになってしまっていて。去年の夏感じた悔しさが蘇ってきてしまった。

ふと会場を見渡したらほとんどが赤に染まっていてなんとも言えない気持ちになった。プリプリも頑張って覚えてきた人の多さを感じてしまった。振りが馴染んでなくてEXでみてきた景色とはやっぱり違うものがあった。それぞれのオリ曲をやっていてもペンライトが3色に染まらなかった。最後の挨拶でも断固として色を変えないのが目についた。オリ曲をもらえた喜びも、見て見ぬ振りができなかった格差の中3人がみせてくれたステージをどれも知らない人たちなのか、なんてことも考えてしまった。ジュニアから引き続き入った会員より新しく入った会員を多く当選させたんだろうなと感じ取れてしまったし求められてる客層から外れたのかなとすら思えた。嫌だねこんなこと考えてしまう自分が嫌いになる。

Princeのことが大好きでPrinceの作るステージも世界観もPrinceとPrincessの関係性も大好きで、やっぱりプリプリは大事な曲ですごく思い入れのある曲で。当たり前にみんなが完璧に踊れて、ユニ曲のときもひとりひとりの挨拶のときもペンライトの色が変わる優しい環境に慣れすぎていたのかもしれない。当たり前じゃないことに気づかされた光景がすごくショックだった。

新曲も今までなら死ぬほどうれしくて報われた証みたいなものでどの曲にも思い入れがあって本人たちもファンも本当に大切にしてきてることわかってるのに今回増えた新曲は素直に喜べなくて。単純に曲数が多かったのもある。1曲1曲もらえるごとに爆発的に与えられる嬉しさがなかった。
シンデレラガールだってやっと聴けたのにセカンドシングル初披露とカップリング曲決定!初披露!。気持ちが追いつけなかった。

最後の新曲は本当にずるかったなぁ歌詞が。
「I’ll be your King I’ll be your Prince」「You’ll be my Queen,my Princess & my love」「さよならは言わないよ」これからもPrincessでいていいよって言われてる気がしてしまった。勝手だね。「切なさも抱きしめて」って岸くんが。ずるい。6人の道を歩き始めた6人がそれぞれ輝いていて、遠かった。切なさも抱きしめて背中を向けて歩いて行ってしまうように感じてしまった。

King&PrinceのコンサートでPrinceが大好きだと思ってしまった。最低だよ。Princeから抜け出せない。卒業できない。こんなに箱にこだわったの初めてだったかもしれなくて過去にはVS時代を好きだった自分もいたのに3人があっさりその気持ちを超えてしまった。好きなグループがPrinceからKing&Princeに更新できない。Princessからティアラに更新できない。Princeからティアラって言葉が出るたび胸が痛む。今だってそう。

結局実際にこの目でみたら6人のこと好きになれて応援していくのだろうなと思ってた。けれど6人についていく自信が本当になくなってしまって。6人のことが嫌いなわけでもKingの3人が嫌いなわけでもなくてPrinceの3人のことが大好きすぎるから。3人のときより6人を好きになる自信がない。3人と6人を比べるのは違う気もするけどやっぱり今でも3人の作るステージが観たくなってしまう。3人だったら…と違う未来を思い描いてしまう。

自分の中で思っていた以上に岸くんの存在もPrinceの存在も大きくていきなり降りるとか離れるとかそんな決断はできないししたくなくて。
でもこれからいままで以上の熱量で追うことはできなくなるなと思った。これから出るCDもきっと買う。音楽番組も録画する。まだ岸くんとPrinceの話もする。嫌いになんてなれない。きっとずるずる追ってしまう。

夢を掴んだ6人を これからもっともっと活躍していく6人を 心から応援できる未来がきてほしい。過去と切り離してKing&Princeのことも好きになりたい。

でもこのままずるずる過去に囚われてこれ以上ついていくのがしんどくなる前に、自分が気づかないうちにアンチになる前に、離れてしまいたいと思ったのは本当。

デビューコンサートに入っておいて贅沢な話だと思う。もっと私より入るべきだった人がいたとも思う。いまの自分が嫌いで仕方ない。どうしようもない。時間が解決してくれたらいいな。膨大な時間が必要な気がするけれど。

人生何があるかわからないから後々6人最高ー!ってなってたらいまの自分ボコボコにしような。

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