人生における困難は不可避、そしてその対処術の話。
娘は保育園入園当初から登園拒否もなく、毎日楽しそうに通っていた。
実際に保育園が楽しかったのだと思う。
ただ、その保育園は今年の3月までしかやっておらず、4月から別の幼稚園に通うことになった。
入園式当日から、席を立つ子がいるとすぐさま先生が飛んできて
「座って!今は座る時間だよ!」
とご指導が入った。
「これが文科省の幼稚園教育かあ。保育園とは全然雰囲気違うなあ」
と感じた。
ちなみに、娘の幼稚園は近所だからという理由だけで選んだ、普通の幼稚園である。
(最近引っ越したのでもはや近所ですらない)
そして、娘はというと、毎日登園前に泣いている。
なんてことないことが気に入らなくて、怒って、泣いて、全然登園できない。
保育園ではこんなこと一度もなかったのに。
私は不安になっている。
・娘には幼稚園が合わなかったのではないか。
・毎日野菜を残さず食べろと言われて、辛いんじゃないか。
・お箸の持ち方、制服の脱ぎ着の仕方、手の洗い方、何から何までガチガチに教育されて、息苦しいのではないか。
・コミュ障の母のせいで、お友達にイジメにあっているのか。
4月からなぜ別の保育園にしなかったかというと、私や夫自身が幼稚園で育ち、それが良かったと思っていたからである。
だけど、娘の場合はそうじゃなかった。
保育園で、毎日公園に行って泥まみれになって遊んで、自由に生き生きしてた方が性に合ってたのかもしれない。
いや、今書きながら思ったけど、娘は保育園のお昼寝時間が苦痛で仕方がなかった。
3時間という長丁場を、眠くないのに寝なきゃいけない、と毎日苦しんでいた。
それが幼稚園にはない。
幼稚園は預かり時間が短い分、お昼寝時間がないのだ。
一長一短だなあ。
人生はどこへ行っても、何かしらの苦悩が、修業が、待ち受けている。
それが人生なんだ、と感じる今日この頃。
そして、どこに行っても、何かしらに文句つける性分、親子だなあと思う。笑
娘にはいつも幸せな気分でいてほしい。
たまに、辛いことに直面しても、それを乗り越える術を、力を、身につけてほしい。
私自身にも言えることだ。
困難に直面しても、それを乗り越える、あるいはかわすような、スキルを手に入れたいと思う。
私は、いつ退職できるのだろうか…(4月から退職希望してるのに、いまだに辞めさせてもらえない汗)
夫婦は鏡、親子は鏡、他人は鏡。
いつも客観的に自分を見つめ、そんなに現実を追い込まないようにしたい。
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