夢の国で起きた、アラサーの心の葛藤。
先日、夢の国に行ってきた。
平日、雨、主にイベントなし、という悪条件にも関わらず、午前中は特に多くの人で賑わっていた。
コロナ禍で閉鎖されている施設が多い中、感染対策万全で営業している夢の国は、みんな安心して遊びに来れるということか。
9時オープンだったので、9時前に着いたがもう開いていてどんどん人が入っていた。
着いてすぐ、エントリー受付した。
一番の目的は、ミッキーのショーだったが、落選。
そのあと、美女と野獣、ベイマックス、ミニー、ミッキーと、すべて当選。
びびった。
事前に、下調べして、「一個でも当たればラッキー」くらいに思ってたのに、こんなに当たっちゃうなんて。
私、モッテル。
それ以上は、当たったら怖いのと、ほかに興味のあるものがなかったので、抽選は控えた。
いつも通り、嬉々として夫に当選を伝えたら、
「人が少ないんじゃない?」
ほんっっと、もう!!!!!!!!
そういうこと言う!!!!!!!!
いかりいかりいかりいかりや!!!
ちょーーーーーーーすけ!!!!!
駅から夢の国まで、人がごった返してるの見たよね?!
行列に並んで、入り口から入ったよね?!
一緒にいましたよね?!?!?!
私の喜びを半分、ゼロ、マイナスにしてくれる稀有な人。
そんな人は無視して、とりあえず、娘達が楽しみにしていたミッキーとミニー両者に会えて良かった。
(キャストが撮ってくれた写真は、ミッキー達とのソーシャルディスタンスのせいで、えらい広角になって、えらい伸びてたのはここだけの話。)
一日中、断続的な雨だったが、無駄なく遊べて、大満足だった!
娘達が、ジェットコースターにハマって、リピートしたのは驚いた。
私もジェットコースター好きで、遺伝するんだなあと思った。
プーさん、ティガー、3匹の子豚にも会えて、ソーシャルディスタンスはあったけど、キャラ達はみんな子どもに優しくて、いっぱい構ってくれた。
キャラ達は全力で構ってくれるのに、うちの子達ときたら…立ち尽くして見つめるだけ。笑
手を振りかえすこともしない。
クールすぎない?
正直、あまり着ぐるm…あ、違った、キャラ達を見慣れないので、呆然としたのかと思う。
だから、私が全力で「きゃーー!!プーさん、ありがとう!!!!良かったねえ!!良かったねえ!!!あーーーかわいいいーーーー」
と茶色い(もう黄色くない)声で盛り上げた。
お気づきだろうか?
もう一人大人がいたはず。
そう、夫だ。
私が一人で大はしゃぎするその間、夫は少し離れた所で携帯をいじっている。
お前!!!その暇があるなら、この貴重な瞬間を動画に収めてくれよお!!!!!
まじなんなん。
あいつ、まじ、なんなん。
夢の国では、終始こんな感じで、私(夢の国大好き)がウキウキしながら話しかけても、
ものっっすごいつまらなそうな顔で、
「へーー」「ふーーん」「はあーー」
と聞いてるんだか聞いてないんだか(たぶん全く聞いてない)。
わかってたこと。夫は夢の国が好きじゃない、というかむしろ嫌い。
それなのにむりやり連れてきた。
でも、悲しかった。
悲しいけど、嬉しかった。
複雑な感情が入り乱れた。
とりあえず、子ども達が喜んでくれている、それが全てだった。
夫よ、大嫌いな夢の国に、ついてきてくれてありがとう。
(私と同じテンション、とまではいかないけど、普通にディズニー《最後に言っちゃった》を楽しんでくれる男性、絶賛募集中)