mt.innの温泉はなぜあんなに熱いのか?
みなさん、こんにちは!
mt.inn(マウントイン)広報の髙木です!
前回は、9月におすすめの安達太良山登山を紹介しました!
もう読んでいただけましたでしょうか?
mt.innをご存じない方のために、、、
mt.innは、福島県二本松市の岳温泉にある『ここはチャレンジのきっかけをつくり続ける場所』をコンセプトにした温泉宿です!お客さまのチャレンジを応援するスタッフが、皆さまをお待ちしています。
今回は、「mt.innの温泉があんなに熱い理由」について、番頭である齋藤さんと一緒にお話をさせていただきました!
プロフィール
mt.innの温泉が熱い理由
齋藤:岳温泉は、全国的にも珍しい酸性泉の源泉掛け流し100%の温泉です。日本には温泉がたくさんありますが、源泉をそのまま流して入浴できる温泉って実は多くはないんですよ。源泉100%なので、効能がよく実感できると思います!源泉自体の温度が低くて機械で沸かしている温泉も多いのですが、mt.innは、番頭の私が湯量で温度調整をしています。
齋藤:岳温泉の温泉が酸性泉で、酸性線は鉄を溶かしてしまうので機械を通せないんですよ。自分でお風呂に入って、熱いと思ったら栓を絞って温度を下げたり、ぬるいなと思ったら栓を緩めて温度を上げたりしています。お風呂に入れる湯量を多めにすると湯温が高くなって、湯量を少なくすると湯温が下がるんです。あとは、お客さまがお湯の温度について何か言われていたら調整します。特に常連のお客さまは毎日入りに来てくださっているので、天候などでどうしてもぬるくなってしまうとすぐに気づいて「今日はぬるいね」と言われてしまいます(笑)
齋藤:熱めにしています。温泉を源泉からパイプで引いてタンクに溜めているのですが、お風呂に入れるお湯が少ないとタンクにお湯が溜まりすぎて溢れてしまいます。引いてきた温泉はできるだけ使ってあげたいという想いから湯量を多めにしているので、湯温が高めになっています。
齋藤:また、同じ源泉から同じ方法でお湯を引いていても、浴槽を作っている素材とお風呂の雰囲気によって少し変わってくるんです。mt.innの浴槽を作っている石と岳温泉の泉質の相性が良いのか、お湯が冷めにくいんです。
最初は「熱すぎる」と言われていたんですがみなさんそれに慣れたのか、熱めのお湯がヒットしています。「他の温泉には入れない」と言ってくださる方もいて、嬉しいです!
齋藤:お客さまはお風呂がいいと言ってくださるのですが、私からすれば35年前の浴槽なので古いし、綺麗ではないので、私は汚いと思っているくらいなんです。それでも、お客さまは良いと言ってくださるので、なるべく綺麗に保つようにしています。
番頭さんの苦悩
齋藤:気候や天気によって源泉がパイプを通る間の温度変化が異なる点が難しいです。夏は全く冷めないですし、冬は冷めますし、雨が降るとぬるくなります。天気を細かくチェックして、窓や換気扇でも多少調整ができるので、夏はお風呂の窓を開けっぱなしにして冷ましたり、冬は窓を閉めて保温したり、季節や天気によって窓や換気扇の使用を工夫しています。
また、機械が使用できない分、温泉がどれくらいタンクに入るかを数字で見ることが出来ないので、どれくらいの湯量にすればいいのか計算ができません。入ってくる量と出す量が一緒だとタンクには貯まらないし、出す量が少なすぎるとタンクから溢れるし、そこがとにかく難しいです。
齋藤:岳温泉の他の旅館さんとお話しする機会があったのですが、その旅館さんが客室にお風呂をつけることになり、「温泉の量が足りなくなったり、ぬるくなったりしたらどうしよう」と心配されていたんですね。その旅館さんはずっと同じ場所で営業されているんですが、そんな旅館さんでも客室にお風呂を増やしただけで心配するくらい湯量や湯温の調整は難しいんです。
齋藤:うちほど熱くはなくても、雨なのか晴れなのか曇りなのか、暑いのか寒いのかによって源泉の温度が変わるので、難しいことだと思います。でも、お湯が出る角度や、お風呂場のぼこぼこしている盛り上がり具合、夏はお湯を一度壁にぶつけてから浴槽に入れるとか、ポイントがいくつかあるんですよ。
お風呂上がりにおすすめドリンクはレモネードです!
あっついお風呂に入ったあと、炭酸で割ったレモネードは格別ですよ〜!!
以上が「mt.innの温泉があんなに熱い理由」でした!
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