番頭さんの岳温泉愛を聞いてみた。
みなさん、こんにちは!
mt.inn(マウントイン)広報の髙木と申します!
前回は社長にmt.inn創業の経緯を聞いてみました!もう読んでいただけましたでしょうか?
mt.innをご存じない方のために、、あらためて自己紹介させていただきます!
今回は、mt.innの番頭さん兼ゼネラルマネージャーの齋藤智さんに、岳温泉の温泉についてと、岳温泉への想いをお聞きしたインタビューをお届けします!
プロフィール<齋藤智さん>
岳温泉の温泉は珍しい!?
岳温泉は、全国的にも珍しい酸性泉の源泉掛け流し100%の温泉です。日本には温泉がたくさんありますが、源泉をそのまま流して入浴できる温泉ってあまりないんですよ。源泉自体の温度が低くて機械で沸かしている温泉も多いんです。mt.innは、湯量のみで温度調整をしています。
泉質は酸性泉で、神経痛や皮膚病、疲れなどによく効き、美肌の湯として親しまれています。
週に1度、湯花(温泉の成分が沈殿して固まったもの)流しが行われ、通常は薄い緑色のお湯が乳白色に変わるミルキーデイもあります。
岳温泉は何度もチャレンジしてきた
平安時代から続く温泉で、昔は温泉が出ているところに温泉地がありました。山津波、2度の火事という災難を経て、だんだん安達太良山の下に温泉地が降りてきて、今の場所に移ったという話を聞いてます。
詳しくはこちら↓
実は、私は家業を継ぎたく無いと思っていましたし、地元で働こうとも思っていませんでした。でも私が高校生の時に、岳温泉がニコニコ共和国という独立国家を作り、その取り組みで岳温泉に人が集まるところを見て、地元がいいなと思えるようになったんです。
そして、たまたま岳温泉の旅館の社長さんから「地元で働かないとはどういうことだ!」と旅館にお誘いをいただき、旅館に入りました。それから30年以上岳温泉の旅館に勤めています。今は、岳温泉に人を集めたいという想いでいっぱいです。生まれ育った場所がなくなるのは悲しいですから。
番頭さんは岳温泉愛に溢れている
昔は、靴を脱いで上がる旅館が多かったので、お客さまの靴を預かったり、掃除をしたりなど、いろいろなことをする人が番頭さんでした。mt.innでも、朝来て掃除をしたり、お客さまと話したり、温泉のお湯の温度の調整などをしたりしています。温泉に加温や加水を一切していないので、湯量を調節して温泉の温度を調節しています。
今日も朝、お湯が熱かったので栓を絞って調節してきました。気温や天候で源泉の温度が変わるので、その日に合わせて感覚で調節します。
感覚派なんです(笑)
お客さまに「今日はお湯が熱いね」と言われると、「温泉は生物なので、勘弁してください。」と返します。それくらい温泉の温度の調節は難しいです。mt.innに来て4年経ちますが、栓をひねっては自分で入って温度を確認してを繰り返して、感覚で調整できるようになりました。
旅館で働くということは、旅館の看板を背負っているということです。どこに行ってもお客さまと会うので、変な顔はできません。だからこそ毎日理不尽なクレームが必ずあって、それに疲れて旅館をやめたんです。そんなときに「岳温泉を元気にする宿を作りたい」と社長にmt.innに誘ってもらいました。自分たちの旅館だけじゃなくて岳温泉全体を元気にしたいという想いに共感して、mt.innに入ることを決めました。
お客さまが100人いるとすると100人それぞれいろいろな考えがあって、どのお客さまも絶対に喜ぶことが何かは分かりません。それでも、とりあえずやってみるということを大切にしています。今は、地元である岳温泉に人を集めたい、その想いがあるからこそ、大変でも頑張れます。
以上が番頭さんインタビューでした!!
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!
インタビューの中に出てきた、ミルキーデイを楽しめるプランはこちら!
▼朝食付き
▼素泊
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