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戸隠神社のこと

 30年来お世話になるとある神社があります。栃木県佐野市にあるお社ですが、口コミで全国から様々な相談に見える方がいるようです。一般の相談ではなかなか難しいような相談が多いようですが、神社でありながらも仏事の事も相談に乗ってくださいます。神主さんと奥様でお話を聞いてくださいますが、お二人とも不思議な力があるようで本当の事を見抜かれてしまいます。
 今まで私が相談に乗っていただいたことは先祖供養、子供の事、仕事上の人間関係の悩み、自宅内の木の伐採にまつわる清め、家相や土地のお祓いなどなど多岐にわたります。
 相談に来る人の顔を見ると何で相談に見えたかおよそわかるのだそうです。

 よくその方に言われることは「神様、仏様をちゃんと祀っているかい?」
と言う事を言われます。結婚する前から実家もお世話になっていますが、自分も結婚したら「神様を祀ったり先祖供養の事を教えてもらいたい」と思っていたので何かとご指導を頂いています。

 悩み事や問題が起きるとつい相談してしまいますが、身内の年忌供養を忘れていないか?ということをよく聞かれます。亡くなった方は年忌供養をとても心待ちにしていて喜ばれるのだそうです。実家も嫁ぎ先も本家筋なので代々続き沢山のご先祖様がいますが「その方達にいつもありがとうの感謝を忘れないでね」とご指導くださいます。本当にそのとうりだと思い、その思いを忘れずにいようと思いますが疎かになってしまう事もあり、反省する事も多いです。うちは2019年に義母が他界し、来年七回忌を控えていますので、来年春先には準備にかかろうと思います。生前の義母とは上手くいかない事も多々
ありましたが、今思い返せば「人にはちゃんと仁義(お礼の言葉)を言うんだよ」など、教えてもらった事もたくさんあったなぁと感謝できるようになってきました。これは時間が経ったからと言う事もありますが私の心の変化としては大きな事です。そう変わってから義母が良く夢に現れてくれるようになりました。亡くなったはずの義母が生き返り、夢の中で私の手を取り暖かい気持ちを伝えてくれたのです。「今度は友達になって仲良くしようね。」そう言ってくれたようでした。その手は温かく、若々しい手をしていました。(亡くなったのは高齢になってからなのに不思議です)

 年末は毎年その神社にお伺いしてお札などの交換をして頂きますがいつも暖かく迎えてくださり、ありがたく思っています。

 神主さんはその家の次男さんですが色んな事情で若い頃は会社をやりながら神主としても様々な人々の相談に乗って来られたようです。私事ですが自分の夫も次男でありながら家の墓守を任されているので神主さんがとても尊敬できるのです。奥様もそれを支えて来られたので大変だったようですがそれなので人の気持ちがわかるのかもしれません。いつもご優しく話を聞いてくださり、導いてくださるので私の中でとても大切に思っているご夫婦であり神社です。



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