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オタクのEDHデッキ紹介《古代学者、メリア》
どうも皆様こんばんは。
コンベンション横浜2024が終わって早1週間となりましたが、如何お過ごしでしょうか?
今年はもう先週頃から花粉が飛んでいるみたいで、朝起きると目ヤニが凄いです…_(:3 」∠ )_
さてそんな私事はさておき、本日はコンベンション横浜で私が使用したデッキを5選紹介していきたいと思います。
本日はその中から《古代学者、メリア》をご紹介致します!
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こちらのカードは団結のドミナリア発売当時EDHでヤバいのでは?と少し話題になりましたね。
その能力はと言うと至って単純で、
①自分のコントロールしている「トークンでない」アーティファクトをタップする:(緑)を加える
②自分のコントロールしている「トークンでない」アーティファクト2個をタップする:ターン終了時までデッキの一番上を追放しそれを使用しても良い
という能力となります。
意外と勘違いされるのですが、タップしてマナを出したり衝動ドローを行えるのは「トークンではない」アーティファクト限定となります。構築当初に「このデッキに起源室入れたら最強じゃね…?」って思ったのですがもちろんダメでした
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このデッキの動きは簡単に説明すると、0マナのアーティファクトを大量に展開しておくと、メリアが出てきた後にそれらが全て《Mox Emerald》になるのでそのマナを使ってまた大量にアーティファクトを展開→そこからまたマナを出して〜、の様な動きになります。
デッキの中に1枚60万とか80万もする《Mox Emerald》が20枚近くも入れられるのってめちゃくちゃ素敵じゃないですか?!
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気になる動きや相性の良いカードの説明に入る前に、まずはデッキリストの方から先に公開したいと思います。
リストを紹介した所でこのデッキのキーカードとなるカードの紹介と、相性の良いカードの説明をしていきます。
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メリアの能力でたくさんマナも出せそう、衝動ドローも出来そう、でもデッキトップが不明なのでは不安しかありませんね?
そこでこの《神秘の炉》の出番となります。
能力はあなたはいつでもデッキの一番上のカードを見てもよく、それが無色orアーティファクトであるカードであれば、デッキの一番上から唱えても良い、という物です。
つまりこれが場にある状態でデッキの一番上に実質《Mox Emerald》があるならそれを0マナで何度でも唱えられちゃう?!!?!
しかし土地や無色orアーティファクトじゃないカードが見えたら意味ない?ノンノン
なんとこのカード、タップと1点のライフを支払うことによってデッキの一番上にある邪魔なカードを追放する事も出来てしまうのです。
アーティファクトをアンタップ出来る《多用途の鍵》や《通電式キー》等を使用すれば1ターンに2回、3回追放を起動する事も出来る為、このデッキには必要不可欠なカードとなります。
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でもよー、伊集院。
いくらアーティファクトをタップしてマナが出せても衝動ドローするにもタップが必要だし、どっちかしか出来ないんじゃないの?
ノンノン、ご安心くだされ✌️
そんな時には《人知を超えるもの、ウギン》がいれば無色のカードはぜ〜んぶ②マナ軽くなっちゃうんだからデッキの中のカードはほぼ全部唱え放題だZE⭐︎
しかもこのデッキにとって天敵である《ドラニスの判事》や《溜め込み屋のアウフ》等のカードを出されてしまってもウギン様の-3能力を持ってすればそれらも破壊する事が出来ちゃうんです!
まさに一石二鳥の活躍が出来るこのカード、ぜひ入れる事を強くオススメします💪😤
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《静態の宝珠/Static Orb》
《保管庫集合所/Storage Matrix》
《冬の宝珠/Winter Orb》
でもよ〜、伊集院。
対戦相手だって馬鹿じゃないんだし、妨害や展開して来たらどうするんだってばよ?
そんな時もご安心下さい!
一生態二冬三保管、って言うでしょう?(言いません)
そんな時はこの3枚のうちどれかを置いてみて下さい。
え?そんな事したら自分の首まで絞めちゃうだろ、って?
だから大丈夫なんですって。これらのカードはあなたの「ターンの開始時にアンタップ状態である場合」なので、直前のプレイヤーのターン終了時にメリアでタップして寝かせてしまえば貴方だけデメリット無しで活用する事が可能なんですよ✨
なのでメリアがいれば全然迷う事なくこれらのカードを置いてしまって大丈夫です。
ただし物凄〜〜〜〜〜くヘイトを買う事になりますのでご利用はご計画的に…☠️(友達も無くし兼ねません)
さて、そんなこんなでお次は相性の良いカードのご紹介をしていきます。
相性の良いカードなんていくらでもあるのですが、とりあえず動きとして必須の動き4つだけご紹介していきますね。
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まずはメダリオン系(唱えるためのマナコストを軽減出来る系)のカードをたくさん並べましょう
理想は3マナ軽くできればOKです
その理由に関しては次の項目で説明します。
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《乱打するゴーレム》及び《クルーグの災い魔、トラクソス》はアーティファクト(トラクソスは歴史的でも可)が場に出るたびにアンタップ出来る、と言うカードになります。
何がしたいのかというと、①で説明したメダリオン系で軽くなったアーティファクトを唱えるたびに、これらのカードがアンタップ状態になる為、何度もメリアでタップする事で(緑)のマナを生み出す事が出来るようになります。
また3マナ以上軽減出来る状態で《祖先の像》を唱える事が出来れば、祖先の像自体をまた手札に戻す事によって何度でも緑マナを生み出す事が出来るようになります。
それを行って何が起こるのかはまた次で説明します。
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長くなりましたが基本的にこのデッキの勝筋としてはアーティファクトをたくさん場に出す事によるバーンダメージであったり《ギラプールの霊気格子》によるダメージでの勝利が基本系となります。
①や②、③で説明したギミックを活用してアーティファクトを大量or何度も展開し、対戦相手のライフを0にしていきましょう。
私はデッキに入れていませんが《ぶどう弾》等のストーム系のカードを入れるのももちろんアリだと思います。
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このデッキは性質上、緑マナが腐るほど出せますが、使い先に困る場面があります。
そんな時は自分の直前のプレイヤーのエンドステップ開始時に《呼応した呼集》を唱えて《ティムールの剣歯虎》&《波止場の恐喝者》をサーチしましょう
この2枚が手札にあり、対戦相手の場に合計5個以上のアーティファクトやエンチャントがあれば無限マナにする事が可能です。
そこから《歩行バリスタ》を唱えるなり、アーティファクトが場に出るたび対戦相手にダメージを与える《無謀な炎織り》等のカードで無限バーンで勝利する事も可能ですのでぜひ入れましょう。
また、自分はこのコンボルートで勝った事が無いのですが下記の2枚がある状態でアーティファクトを出し入れしたりたくさん展開する事が可能なのであれば追加ターンを複数回得る事も可能です。
(※カーンのマイナス能力を使う必要がある為無限ではありません)
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さて長くなりましたが、最後にこのデッキの細かい注意書きだけしてこの記事を終わりにしようと思います。
①メリアの衝動ドローの効果はそのターン中のみ有効
最近のカードは次のターンの終了ステップ〜と書いてあったりしますが、メリアの能力は「そのターン中のみ」と覚えておいて下さい。
また、対戦相手のターン中でも起動する事は可能ですが、唱えるタイミングはそのカードに準拠される為、インスタントでない限りは唱える事が出来ません。
もしも相手のターン中でも起動する動きがしたい!
と言う方は《ウルザの空戦艇、リベレーター号》をデッキに採用しましょう。
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②《稲妻》及び《削剥》について
このデッキに入っている上記の2枚は《溜め込み屋のアウフ》及び《ドラニスの判事》等の妨害系カードを置かれてしまうとデッキ全体が機能不全に陥ってしまうから、です。
出来ればもう1〜2枚除去枠を足したいと思うのですが100枚に納めるのは中々難しいですね…😿
③《乱打されるゴーレム》及び《研磨基地》について
毎回説明する度に「えぇっ?!」と言われるので恐らく知らない人ばかりなのでは無いかと思っているのですが、上記の2枚のカードに関しては「誰の場でアーティファクトが出たか」という指定が無いので、対戦相手が出した《太陽の指輪》や《波止場の恐喝者》が生み出した宝物トークンの数だけアンタップする、という能力がスタックに積まれます。
その為とりあえずタップして緑マナを出してアンタップして、という動きが可能ですので小テクとして
覚えておくと何か活用出来るかもしれません。
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④《語りの神、ビルギ》について
何度か回してみたのですが、ビルギについてはクリーチャーの面で出すよりも、裏面のアーティファクトの面で出した方が勝率が高い様な感触でした。
このデッキは後半になるとあんまり手札を使わなくなるので余った土地等をビルギの裏面で活用すると強く動けます。
《神秘の炉》でトップ1枚を見ながら手札1枚を捨てて2枚を衝動ドローに変換、みたいな動きも良いですね。
また、裏面はアーティファクト扱いになりますのでメダリオンの恩恵を受けられたり《神秘の炉》から唱えたりする事も可能ですので場合に合わせて使ってみましょう。
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⑤《ゴブリンの溶接工》及び《ゴブリンの技師》について
上記のカードは基本的には《ダークスティールの溶鉱炉》or《罠の橋》を落としたり釣り上げたりするのがオススメです。
(※技師は落とすカードは何でも良いが、釣り上げられるのは3マナまでしか不可能なので注意されたし)
《冬の宝珠》等のロック系カードを落としてしまうと次にターンが帰ってくるまでのヘイトが物凄いのであまりオススメはしません(2没)
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長くなりましたが、まずは5種のデッキの内の1つ《古代学者、メリア》のご紹介でした。
赤緑は殴ったり暴力的なイメージがありますが、意外と頭を使わせるデッキもあるもんですね。
また、このデッキは晴れる屋 千葉店のイベントに参加出来るようにBattle帯をイメージして作成している為、強力過ぎるカードはなるべく採用しないように作成しておりますので、ご自身のプレイ環境に合わせてデッキをカスタマイズして頂ければと思います。
また、次回以降紹介しようと思っている統率者の名前の紹介だけしておきます。
①《刈り取りの王》(Lv6ぐらい)
②《冥王、サウロン》(Lv8ぐらい)
③《ヤーグルとムルタニ》(Lv7ぐらい)
④《育殻組の誉れ》(Lv6〜7ぐらい)
上記の順番で記事を書いていこうと考えておりますのでぜひそちらも読んで頂けると幸いです。
それでは皆様、良いEDHライフを〜!