EDHオブのコンボパーツ【1点編】
どーも、シーエフです。
EDHの《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》で使用するカードなどを紹介しています。
今回は、1点当てることができるカードの内、無限コンボのパーツになり得るものをまとめて簡単に紹介していきます。
CIP誘発
「場に出る/Comes Into Play」の略で「CIP」です。
今のテキストは「戦場に出る/Enter The Battlefield」となっているため、「ETB」と略されているようですが、個人的に「CIP」の方が馴染み深いので、「CIP」でいきます。
《瑪瑙の扇動者》
誘発条件:他のクリーチャーがあなたのコントロール下で出るたび
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
「新生」でトークンを出せば、これだけでも1点は当たります。それ以降は、1点×2回となり、非常に優秀です。
専用トークンが手に入りづらいのが難点。
《衝撃の震え》
誘発条件:クリーチャーがあなたのコントロール下で出るたび
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
エンチャントなので割られづらいのは高評価。まとめて破壊したりしない限り、これ単体で割られることはまずないですね。
《まばゆい肉掻き》
誘発条件:他の無色のクリーチャーがあなたのコントロール下で出るたび(無色の呪文を唱えるたび)
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
1点当てるのは、無色のクリーチャーを出したときですが、無色の呪文を唱えると、無色のクリーチャー(落とし子・トークン)を出すので、実質それも誘発条件ですね。
無色のクリーチャー呪文を唱えると、1点×2回飛びます。
《無謀な炎織り》
誘発条件:アーティファクトがあなたのコントロール下で出るたび
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
トークンでも良いので、宝物トークンを出すたびに誘発するのは優秀。
アーティファクト参照の貴重な効果のため、《師範の占い独楽》でのコンボには欠かせないですね。
《溶鉄の門番》
誘発条件:他のクリーチャーがあなたのコントロール下で出るたび
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
蘇生が1マナと軽いのが高評価。
アーティファクト・クリーチャーであることで、これ自体が戦場に出たときや死亡したときに、アーティファクト参照の効果とクリーチャー参照の効果のどちらも誘発条件を満たすのも良いですね。
《機知ある怨怒取り》
誘発条件:他のクリーチャーがあなたのコントロール下で出るたび
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
現在は採用していませんが、今後こういうカードがさらに増えて、トークンをばらまく構成などにした場合は、再雇用する場合もありそうです。
ただ、3マナが少し重いのと、パワー3が微妙ですね。オブで使う分には、タフネスが高くてパワーは1が良いです。
《巧妙な砲術家》
誘発条件:アーティファクトがあなたのコントロール下で出るたび
当てる先:各対戦相手
効果:ダメージ
同時に複数アーティファクトが出ると、1点ではなくなってしまいます。おそらく、ダメージを+1点追加するなどの置換効果で強くなり過ぎないようにするためでしょう。
あと、3マナでタフネス1というのも残念なスペックなので、現在は採用していません。
PIG誘発
「墓地に置かれる/Put Into a Graveyard」の略で「PIG」です。
こちらも今のテキストでは「死亡する」に変更されていますが、英語が1単語のため、特に新たな略称は生まれておらず、そのまま「死亡誘発」と言われていますね。
正確には異なりますが、生け贄誘発もこの項目で紹介していきます。
《血の芸術家》
誘発条件:クリーチャーが死亡するたび
当てる先:プレイヤー1人を対象
効果:ドレイン(ライフルーズ&ライフゲイン)
クリーチャーが死亡するたびにドレインするカードの多分元祖。
自分のクリーチャーだけでなく対戦相手のクリーチャーが死亡したときにも誘発するのは非常に優秀です。
対象を取るので「悪事を働く」ことができますが、毎回対象を選ぶのは結構面倒という欠点もあります。
《ズーラポートの殺し屋》
誘発条件:あなたがコントロールするクリーチャーが死亡するたび
当てる先:各対戦相手
効果:ドレイン(ライフルーズ&ライフゲイン)
流石に対戦相手のクリーチャーが死亡しても誘発するのは強過ぎたのか、いくつも亜種が生まれますが、どれも自分のクリーチャーが死亡するたびに調整されていますね。これは、多分その調整版の最初の1枚。
パワーが1になったのと各対戦相手になったのは評価できます。
《想起の拠点》
誘発条件:あなたがコントロールするクリーチャーが死亡するたび
当てる先:各対戦相手
効果:ドレイン(ライフルーズ&ライフゲイン)
ズーラポートのエンチャント版。ちゃんとクリーチャーも供給してくるのは良いですね。
1マナ重くなった分、エンチャントになって対処されづらくなりました。
《食肉鉤虐殺事件》
誘発条件:あなたがコントロールするクリーチャーが死亡するたび
当てる先:各対戦相手
効果:ライフルーズ
正確には対戦相手のクリーチャーが死亡してもライフゲインが誘発しますが、オブのコンボには関係ないので省略。
全体除去として使用するのが基本の使い方ですが、2マナで置いても全然良いです。
《マリオネットの見習い》
誘発条件:あなたがコントロールするその他のクリーチャーやアーティファクトが戦場から墓地に置かれるたび
当てる先:各対戦相手
効果:ライフルーズ
ご存じの方も多いと思いますが、致命的な誤訳があります。正式なテキストは以下の内容です。
あなたがコントロールしていてクリーチャーやアーティファクトでありこれでない1つが戦場から墓地に置かれるたび、各対戦相手はそれぞれ1点のライフを失う。
アーティファクトでもクリーチャーでも誘発する上に、生け贄に捧げてくれと言わんばかりにトークンを1体引き連れてくれています。
《大霊堂の信奉者》
誘発条件:アーティファクトが戦場から墓地に置かれるたび
当てる先:対戦相手1人を対象
効果:ライフルーズ
その当時(ミラディン)、親和デッキで大暴れしてスタンダードで禁止になったカード。
1マナという軽さと、対戦相手も参照する範囲の広さが非常に優秀。
EDHでは、「宝物」という墓地に行くアーティファクトがよく使用されているため、かなりの誘発が見込めます。
《ネイディアの夜刃》
誘発条件:あなたがコントロールするトークンが戦場を離れるたび
当てる先:各対戦相手
効果:ドレイン(ライフルーズ&ライフゲイン)
クリーチャー・トークンではなく、トークンなので、宝物・トークン等でも誘発します。ドレインなのも嬉しいですね。
「戦場を離れるたび」なので、一応、バウンスとか追放でも誘発します。
《波乱の悪魔》
誘発条件:パーマネントを生け贄に捧げるたび
当てる先:1つを対象
効果:ダメージ
当時のスタンダードや現在でもパイオニアで活躍中のカード。
フェッチを切るだけでダメージを飛ばせますし、誘発条件は自分だけではないので、誰かがフェッチを切ってもダメージを飛ばせます。
当然、宝物をサクるたびにも誘発します。
好きなところに飛ばせるので、統率者やシステムクリーチャーを対処するのにも重宝します。一時期《バジリスクの首輪》を入れていましたので、接死を付与して大量虐殺ができる可能性もありました。
《ゴブリンの名手》
誘発条件:クリーチャーが死亡するたび
当てる先:1つを対象
効果:ダメージ
正確には、死亡誘発で1点ダメージが飛ぶわけではありませんが、召喚酔いが解ければ、同じ動きが可能になります。ただ、EDHでは召喚酔いが解けるまでの1ターンが結構長く感じますね。
《バジリスクの首輪》などで接死を付与すれば、好きなだけクリーチャーを倒すことができます。
《鉄の玉座の工作員》
誘発条件:あなたがコントロールするクリーチャーやアーティファクトが戦場から墓地に置かれるたび
当てる先:各対戦相手
効果:ライフルーズ
オブ(統率者)は昔、工作員として活動していたという背景を与えるカード。
統率者がいないと機能しませんが、統率者がいないときに1点当てても仕方ないので、このデッキではあまりデメリットになりません。
ただ、《マリオネットの見習い》と同じ効果で、1マナ増えて、クリーチャーも供給してくれないということで、今は不採用。
《災いの歌姫、ジュディス》
誘発条件:あなたがコントロールするトークンでないクリーチャーが死亡するたび
当てる先:1つを対象
効果:ダメージ
パワーのみ上がるアンセム能力によって打撃力が上がるが、オブでは戦闘ダメージで1点誘発させることも重要なので、ない方が良い能力。
しかも、トークンでは誘発しないという残念な感じなので、不採用。
ただ、好きなところに飛ばせるので、接死を付与すれば(3回目
《最後の笑い》
誘発条件:他のパーマネントが戦場から墓地に置かれるたび
当てる先:すべてのプレイヤー
効果:ダメージ
パーマネントが戦場から墓地に置かれるたびという最大級に広範囲な誘発条件で、クリーチャーとプレイヤーに1点ずつばらまきます。
それによりクリーチャーが死亡すればさらに誘発するので、連鎖していきます。通常は、全てのクリーチャーが死亡して、これを生け贄に捧げることになることが多そうですが、誘発するたびにオブが大きくなるため、それは防ぐことができます。
問題は、自分にもダメージが来ることですね。あと、オブ以外のクリーチャーが死滅しますので、置物で固める必要があります。
可能性は感じるため、今後の構築次第では十分チャンスはあります。
《人気者の利己主義者》
誘発条件:あなたがパーマネントを生け贄に捧げるたび
当てる先:対戦相手1人を対象
効果:ドレイン(ライフルーズ&ライフゲイン)
9月27日発売予定の「ダスクモーン:戦慄の館」に収録されるカード。
《波乱の悪魔》と比べると、自分がサクったときに限定されて、対戦相手にしか飛ばせなくなったが、ドレインになったカード。
現状採用する予定はないですが、可能性は感じますね。
《復讐に燃えた血術師》
誘発条件:あなたがコントロールするクリーチャーが死亡するたび
当てる先:対戦相手1人を対象
効果:ドレイン(ライフルーズ&ライフゲイン)
こちらは11月15日に発売予定の「ファウンデーションズ」のカード。
「悪事を働ける」という良さはあるものの、基本的には《ズーラポートの殺し屋》の下位互換みたいな感じですね。
一応紹介しましたが、このデッキはそこまでクリーチャーの死亡誘発は求めていないので、おそらく採用はないでしょうね。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
かなり色んなカードを紹介しました。これでもいくつか微妙なものを外しているのですけどね。
オブでなくても利用できるカードがあると思いますので、何か少しでも参考になれば幸いです。
では、また。
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