EDH《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》について
自己紹介
初めまして、シーエフと申します。
なんだかんだで20年以上MTGをやっていて、スタンダードやパイオニア、モダンなど色んなフォーマットで楽しんでいますが、今一番メインでやっているのはEDH(統率者戦)ですね。
noteでは、EDHについて、当面は《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》について色々書いていく予定です。ただ、20年以上やっていても、あまり大規模な大会とかには出ず、のんびりやっているので、プレイングスキルはそこそこです。優しい目で見てもらえると助かります。
書こうと思った経緯
今EDHでメインで使用しているのが、《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》で、色んなカードのシナジーが多いのと、大量のカードからどれをどの順番でプレイすべきかの判断が難しくて、色々把握しきれずスムーズに進行できないことがあるので、一回記事にまとめてみようと思ったのがきっかけです。
基本的に、自分用のメモみたいな使い方になると思いますが、この記事をきっかけにオブを使う人と交流ができたり、オブを使う人が増えたりしたら最高だなと思います。
また、noteを使うのが初めてで手探りでやっているところもあるので、色々と寛大な目で見ていただけると助かります。noteの使い方について、こうすると良いよ等のアドバイスもありがたく頂戴します。
EDH(統率者戦)の環境
今では大人気フォーマットの1つとなっており、MTGをしていて知らない人もほぼいないと思うので、EDHについての説明は省略させてもらいますが、一応、普段自分がプレイしている環境について触れておきます。
EDHのデッキ構築もスタンダードなどの構築と同じく、メタを読むというのは大事だと思います。あまりに露骨なことはすべきではないと思いますが、勝つためには周りでよく使用されているカードは把握して、ある程度の対策は必要だと思います。例えば、《血染めの月》や《海の先駆け》などのカードがよく使用されているのであれば、基本土地を少し多めに入れることで対策ができます。
普段、親しい友人と遊ぶだけで、概ね各人が使う色が決まっているので、多少特殊なメタ環境になっていると思います。単色のジェネラルが多く、緑や白を使う人が少ないため、エンチャントが触られづらいという特徴があります。まぁ、だからといって露骨にエンチャントばかり採用するわけではないですけどね。
また、デッキパワーレベルとしては、完全ガチのcEDHではないですが、ある程度最適化されたそこそこ高レベルなデッキ構築で、レベル7~8くらいだと思います。ただ、コンボは気持ち少なめですね。
というのも、隙を見てコンボに走るのが難しく、結構どのデッキも相手に干渉する感じなので、そこそこ緩やかにゲームは進むことが多いです。ちゃんとアドを得ているプレイヤーは咎めますし、ジェネラルもかなり頻繁に死にます。他のレシピとかと比べると、除去とかカウンターは多めになっている気がします。
それらのことを踏まえてレシピ等を見ていただければと思います。
禁止カードは一般的に禁止推奨されているカードリストを基にやっていますが、なんとなくデモコンタッサ(《タッサの神託者》+《Demonic Consultation》のコンボ)は使わないという暗黙のルール的なものがあったりします(笑)
まぁ、使っちゃダメというより、それは寒くない?という雰囲気です。
統率者《囚われの黒幕、オブ・ニクシリス》
今回の統率者、オブについて、話していきましょう。
4マナ4/3飛行・トランプルという結構な高スペックに、自身を強化する効果とアドを得る効果を持つなかなかに優秀なクリーチャー。
「1人以上の対戦相手がそれぞれちょうど1点のライフを失うたび、囚われの黒幕、オブ・ニクシリスの上に+1/+1カウンター1個を置く。あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。次のあなたの終了ステップまで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。」
それでは、効果を少しずつ見ていきましょう。
誘発条件
「1人以上の対戦相手がそれぞれちょうど1点のライフを失うたび、」
・1人以上の対戦相手という記載のため、各対戦相手が同時に失った場合でも1回しか誘発しない。
・ライフを失わせる効果だけでなく、ダメージでもライフを失うので、1点ライフが減るたびと読み換えてもよい。
いずれかの対戦相手のライフが1点減ったら誘発というかなり緩めの誘発条件であり、これがオブの最大の魅力だと思います。
EDHでは、ライフが40点もあるため、ライフを失う行動が非常に多く、どのデッキにも必ず複数枚入っているので、何もしなくても勝手に誘発することも少なくない。
もちろん、能動的に1点当てるカードも多く、それらをメインとしてデッキを組んでいくことになります。
本体強化
「囚われの黒幕、オブ・ニクシリスの上に+1/+1カウンター1個を置く。」
1回能力を解決するたび、1つサイズが大きくなります。
これが意外と馬鹿にならなくて、上手く回るとあっという間にジェネラルダメージの21点を超えるようになります。飛行とトランプルによって、ダメージを非常に通しやすいのも高ポイント。
環境に赤がいると、サイズが大きいことで死にづらくなるというメリットもありますし、逆に《毒の濁流》でオブだけ残して他を流すこともできます。
衝動ドロー
「あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。次のあなたの終了ステップまで、あなたはそのカードをプレイしてもよい。」
一番大事なアドバンテージを得る効果。やはり、アドを得られるジェネラルは強いですね。
「次のあなたのターンの終了時」ではないので、アドの得方としてはかなりかわいい方ですが、上手く回ると大量に追放することもできるので侮れないと思います。
大量に追放されたカードの中からどのカードをどの順番にプレイするのかが非常に難しいと感じますが、それが面白いところでもあります。
EDHの場合、最終的に全てのカードにアクセスできるようになるコンボも多く、勝ち手段をかなり絞っている構築もありますが、オブの場合、追放されて使用できなくなることもあるので、勝ち手段はいくつか用意しておくと良いですね。
デッキレシピ
使いながらしょっちゅう組み替えるので、これが最適というレシピでもないのですが、とりあえず、こんな感じのデッキでやっています。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
次回はデッキの基本的な動きなどを紹介しつつ、その後は、カード1枚1枚の解説ができたらと考えています。
このNote記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?