統率者戦でマナバーンで遊びたい
皆さんはマナバーンで勝ちたいと思ったことはありませんか? 私はあります。
そもそも最近始めた人はマナバーンという概念すら知らない可能性があるのですね……時が経つのは早いものです。
今回は太古のルール、マナバーンで統率者を戦いたい古参兄貴に向けた記事を書いていこうと思います。
そもそもマナバーンとはなんぞや? という話なのですが、簡単に言うと使いきれなかったマナがフェイズをまたいだ時に消失すると、その点数分ダメージを喰らうというルールが昔あったのです。(間違っていたらごめんなさい)
気づいたら無くなっていましたが、まぁ無くてもなぁーんも変わらないし、初心者様へ説明するときに面倒なだけなのでルールを闇に葬ったのは正解だと思います。
しかし、そんな太古のルールを復活させるクリーチャーがいるのです。
今回の主役、焦熱団のユルロック君です! 愛を込めてユルロッ君と呼んであげてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1668086162622-zyGsgvvbl4.png)
こいつが場にいるとマナバーンが復活します。それだけで楽しいですね。
さぁこいつをジェネラルにデッキを組んでいきましょう。
まずは相手にマナを強制的に出させるカードを入れたくなりますが……
そういった類のカードは入れないでください。
というより、すでにデッキに入っています。そう、ユルロッ君です。
ジェネラルが各プレイヤーにマナを強制的に配るので、それで十分だと私は思います。
逆に考えましょう。ユルロッ君の起動能力を使いまわせる構築にしよう……と!
![](https://assets.st-note.com/img/1668086467183-MkoKlFGTmp.png)
最近の人には全く馴染みのない、アンタップトリガーを持つ装備品です。
①払ってユルロッ君でタップすると、全てのプレイヤーにジャンドカラーのマナが出ます。
出た③でユルロッ君をアンタップします。
①払ってまたタップします。③出ます。アンタップさせます。
と繰り返せば対戦相手に大量のマナを押し付けられます。
こちらのマナの数だけ③を相手に押し付け、インスタントタイミングでそのマナを消費できなかったプレイヤーはその点数分ダメージを喰らいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1668086717288-rP21o9nLlb.png)
パルンズの剣でも同じ動きが出来ます。両方ぜひ採用したいですね。
少しマナがかかりますが、威圧の杖もアンタップできます。
![](https://assets.st-note.com/img/1668086897085-n66XclDlMo.png)
こちらは威圧の杖そのものを起こすのに①かかるので注意してください。それでも貴重なアンタップカードなので採用したいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1668087052864-1fb3ZYbNng.png)
追い打ちも相性がいいカードなのですが、なんでこんなに値段上がっているんですか……
5マナ払うと自分のクリーチャーがすべてアンタップして追加の戦闘フェイズを貰えます。
全てのクリーチャーをアンタップできるので、合計6マナ出せるよう場にクリーチャーを並べていれば、無限戦闘フェイズ+無限のマナを相手に送り付けることができます。
具体的には培養ドルイド+ユルロッ君
![](https://assets.st-note.com/img/1668087216349-5bMiooWSl7.png)
2マナのマナクリなので、2ターン目にこいつを場に出し、3ターン目にユルロッ君を降臨できるので、まさに相棒と言えるでしょう。
ユルロッ君+マナの反射でも6マナ出せます。
![](https://assets.st-note.com/img/1668087300472-RBYI0nUUHb.png)
追い打ちが場にある状態でマナの反射を出し、ユルロッ君を起動出来ればユルロッ君から⑥でます。
⑤払って追い打ちを起動、ユルロッ君がアンタップするので、残った①でユルロッ君を起動
という流れです。
マナの反射は単品でも相手に⑥マナを強制的に出せるようになるため、ダメージ効率が上がります。単にコンボパーツというより、相性がいい+コンボパーツなのでぜひ採用したいですね。
このデッキはマナ基盤をマナファクトにするのではなく、マナクリーチャーを大量に入れた方が色々と便利かと思います。
まずは単純に追い打ちとの相性の良さもそうですが
ジャンドカラー(黒赤緑)なのでドローが苦手なんですね。
そこで採用したいカードがこちら
![](https://assets.st-note.com/img/1668087809041-cm3LwT6uvZ.png)
長々と効果が書いてありますが、簡単に言うと
自分の場にクリーチャーを出すと1ドローです。
後半腐りがちなマナクリーチャーも、こいつがあればドローに変わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1668087914122-NrqYRFae3u.png)
みなぎる活力は自分のすべてのクリーチャーをアンタップします。
そう、このデッキにおいては暗黒の儀式みたいに使うことも可能になります。
ユルロッ君をアンタップしまくって、相手にがんがんマナを強制的に配りまくりましょう!
あとはジェネラルがマナクリなので、ランプっぽい感じのカードも入れて大丈夫です。重いカードでアドをガンガン稼ぎましょう。
さて、ここまで書きましたがユルロッ君には致命的とも言えるスーパーな弱点があります。
そう師範の占い独楽です。
![](https://assets.st-note.com/img/1668088346335-StiFbhHBca.png)
この1マナのアーティファクト1枚出されるだけでマナバーンが起きなくなります。無限に上の能力を使われるだけです。
というわけで、対策カードを積みましょう。まじで積んだほうがいいです。詰みます。
幸いにも赤と緑はアーティファクト破壊は得意です。
![](https://assets.st-note.com/img/1668088547293-4b4Rv1IJCm.png)
こいつは刹那で打ち消しすら許しません。
この辺は好みも大きいので、好きなアーティファクト破壊を積んでください。大丈夫、独楽が場になくても壊すアーティファクトは大量にあります。統率者戦ですからね!
あとは相手のインスタントをとりあえずメタっておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1668088686241-qoMtL406P6.png)
マナを大量に相手に送り付けますが、Xの呪文等打たれた日には涙がちょちょぎれます。
そんな涙を少しでも減らすためにも、征服者のフレイルは採用しましょう。ダブマスで採録されてめちゃんこ安くなっています。
ドローは苦手なデッキですが、黒が入っているのでサーチはなんとか最低限できるレベルです。
多分ガチガチに組んでも統率者レベルで言ったら7か8くらいが限界だと思いますが、遊ぶ分には最適なレベルとも言えます。
2マナ以下のマナクリを大量に、出来れば3マナ以上出せるといろんなコンボが狙えるのでおすすめ。
ユルロッ君と相性のいい装備やアーティファクトなんかを投入し
コンボが出来なくても重いカードで勝ちにいける。
そんな構築がオススメです。
ぜひ皆様もユルロッ君で良いマナバーン生活を送ってみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこの辺で!