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【12月10日ワールドミッションレポート:🇳🇿ニュージーランド「移動式の祈りの部屋が活躍」】

「キャラバンからキャンピングカーまで、信じられないほどの数の移動祈祷室が世界中に出現しています!」そう報告しているのが、祈祷運動の24-7prayerだ。

数年前、ニュージーランドのウェリントン聖公会教区が1984年製のベッドフォード救急車を購入し、移動式祈祷室に改造した。

この取り組みの発端は、24-7prayer運動の祈り部屋に触発され、より深く祈りに参加しようという呼びかけからすべてが始まった。チームメンバーのひとりが救急車の予言的なイメージを受け取ったことをきっかけに、そのアイデアを実行に移し、ベッドフォード救急車を購入して移動式の祈りの部屋に改装したのだ。この救急車は24時間年中無休の祈りの場をつなぎ、人から人へとバトンをつないでいく。

さらに、この救急車はまた、より広いコミュニティに祈りをもたらし、人々がイエスとの関係を作るきっかけを促すためにも使われている。ある週には、ある教会によってこの救急車がショッピングモールに運ばれ、別の週には他の教会が朝夕の祈りの場として用いた。また「パンケーキと祈り」のアウトリーチの一環としても利用され、学校に行く途中の地元の子どもたちにパンケーキを配布され、子供達も祈りの時間に招かれる。また、祈りの救急車は、ビクトリア・ウェリントン大学にも訪れ、学生たちが試験前や試験後に利用するのだ。

チームメンバーの一人はこう語る。「仕事に向かう途中で立ち寄る人々が非常に多いですね。特にキリストを知らないけど、信仰には興味があるという人々が思った以上に多いことに驚かされています。『教会の敷居をまたぐのには抵抗があるが、この救急車なら気軽に訪れられるスペースだ』という声が最も多く聞かれます。」


また、オランダでは、祈りのキャンピングカーが大学を訪れ、「ポップアップの祈りの部屋」として活動している。このキャンピングカーは、オランダのすべてのキャンパスを訪れることを目標としているようだ。


伝統的な教会は、「硬く、冷たく、つまらない」というイメージが、西洋のキリスト教諸国では、ともすると定着化しているのだろう。そのような中にあって、このような移動式で手軽な祈りの空間は、人々の魂にとってはオアシスのような役割を果たしているのだ。「教会に人々に来てもらう」のではなく、「教会が人々に出向いていく」と言うコペルニクス的な発想の転換が功を奏している。移動式の祈りの部屋が、人々のニーズに応え、多くの救霊の実を勝ち取ることができるように祈っていただきたい。

(プロテスタント20.6%, カトリック12.4%, 英国教会12.2%, イスラム1.2%, 儒教0.1%, 仏教1.5%, 無神論者48.5%, 他)

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