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【11月4日ワールドミッションレポート:🇨🇳中国「私は今でもイエスへの信仰を持ち続けています」―ある女性信者の力強い証(3)】

まるで使徒の働きのような凄まじい癒しの奇跡が次々に起こされ、フェンとロンの伝道により、福音が身内に広まっていったのだ。ところが姪のアイハンの信仰に反対していた元夫の家族の心無い通報により、彼らは当局によって逮捕されてしまったのである。

「警察は私たちの家に来て、飼っていた豚まで、価値のある持ち物は全て没収されました」とフェンは語る。

その上、警察は彼らに罰金も科したのだ。「キリスト信者になってからの年数に基づいて支払いを求められました。1年につき1,000人民元(およそ21500円)です。実は同じ時期に、この地域の他の信者たちにも同じことが起こりました。残念ですが他の信者たちは、信仰を捨てて二度と戻ってこなかったのです」

「それだけではありませんでした。罰金を支払った後、何人かはキリストに従うことを諦めてしまったのです。私は手錠をかけられ、手首から血が出るほど引っ張られて、街頭を引き回されました。しかしこれらすべてのことをもってしても、主キリストから私を引き離すような影響は一切受けませんでした。20年以上たった今でも、私は以前と全く変わることなく、主イエスへの信仰を持ち続けているのです。いえ、むしろ私の信仰は、日ごとに新しく、そして強くされているのです」

フェンは今でも定期的に教会に通っている。彼女は真に不屈の信仰とはどういうものなのか周りの人々に示し、喜びに満ちている。彼女は神の恵みと憐れみに感謝し、今もキリストに従い続けている。今日、彼女は他の村人たちと良好な関係を保ち、機会があるごと福音を分かち合っているのだ。

最近、フェンは中国南西部で開催された聖書訓練に参加した。彼女は、自分と同じような年配の信者たちと共に参加し、大きな収穫を得た。


中国では、妥協のない聖書的な信仰を追求しようとするなら、共産党政府によって厳しい制限を受けざるをえない。しかし、だからといって、その教勢は衰えるどころかますます枝葉を広げている。イランやネパール、インド、中国など、キリスト教信仰が両舷の火のように拡大している国々の共通する特徴は、まさにその「制限と迫害」にある。祝福と戦いは一進一退で進んでいく。中国の兄姉らがさらに力強く伝道し、新しい信者を獲得するように祈っていただきたい。

(プロテスタント6.4%,カトリック1.6%,無宗教44.4%,儒教28.5%,仏教12.5%,イスラム1.9%,他)

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