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【8月13日ワールドミッションレポート:🇦🇹オーストリア「ブラジル出身のオペラ歌手、ウィーンで元イスラム教徒、仏教徒、元無神論者からなる教会を設立(2)」】

デボーションを通じて、ペルシャ人への伝道を導かれたブラジル出身のオペラ歌手マリアは、イラン人の少女に出会い、小さな聖書研究会を始めた。この集まりは、彼女が意図したわけではないのに、主が次々に人々を加えてくださったのだ。

その後マリアは、フルタイムの奉仕者になるために仕事を辞めた。彼女の夫は家族を支えるために働いていた。マリアは多くのイスラム教徒出身の男性を導かなければならなかったため男性の牧師を立てることにした。彼女の働きは、家での聖書研究グループから始まり、家の教会、オーストリア・バプテスト連盟の公認教会へと移行し、小さな在宅の聖書研究会は、100人を超える規模に成長したのだ。

ドイツの自宅からマリアを指導しているハーツィルの立場はとてもユニークだ。彼と妻のダイアナは、南米でIMBのミニストリーを始め、その後欧州に移ってきた。彼らは南米の信者を欧州伝道に動員するという明確な目的をもって移住したのだ。ハーツィル夫妻は、欧州のラテン系信者たちが、その行く先々で福音を広めることができるように手助けをしたいと考えていたが、とりわけ欧州外からの移民や難民に福音を広めたいと考えていた。「私たちは、しばしば欧州外の地域から来た移民の信者の方が、その国のネイティブの人よりも、欧州にいる難民や移民と簡単につながることができることを発見しました。そして信者の移民は、他の移民ともっと簡単につながることができるのです」とハーツィルは語る。


このような様々な移民によって構成される教会が直面している課題の中には、教えや弟子訓練プログラムを、通訳者や第二言語を使って進めなければならないということがある。強いイスラム教出身者、仏教出身者、無神論的な背景を持つ新しい信者は、弟子化の道のりが比較的長く、そのような人々の多くが改宗を理由とする危険にさらされている。彼らは改宗したために家族や母国に帰ることができないことがほとんどなのである。

ブラジル出身のオペラ歌手、ウィーンで元イスラム教徒、仏教徒、元無神論者からなる教会を設立(3)に続く

(カトリック64.5%, プロテスタント4.5%, 無神論11.5%, イスラム5.5%,ユダヤ教0.1%,他)

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