映画「離ればなれになっても」
最近ハマっている【北欧、暮らしの道具店】
クラシコムさんが初めて海外買い付けをした映画と聞いて、期待を胸にみなとみらいの映画館に行ってみた。
〜あらすじ〜
主人公は、「宝石 ジェンマ」という名前の通り美しく輝くジェンマと、彼女の初恋の相手であるパオロ。2人が16歳で出会った1982年から2022年まで、激動の時代に翻弄され出会いと別れを繰り返す日々が描かれる。見つめるだけで息が止まった幼い恋、大人の都合で離ればなれにされた切ない時間、まさかの親友の裏切り、身を引き裂く別れ、涙の再会の思いもしなかった行方──40年の歳月が教えてくれた愛の真実とは──?
※公式HPより
https://gaga.ne.jp/thebestyears/about/
〜感想〜
みんなちょっと哀れで、
でもそれが普通なのかもしれない。
なんだかみんなちょっと哀れでちょっと不幸。
素直になれなくて、「今」に満足できなかったり。
途中は「これ、どうやったらみんな幸せになれるんだろう…?」と不安になったりもしたけれど
みんなが現実と向き合って、昔の過ちを認め、許し、素直になってから歯車がうまく回り出した。
※ネタバレあり
私はパウロが好きだったな。
中々定職(正社員?)になれず、親の介護をしたり、ずっと地元で昔から同じような生活をしている。
だけど確かにパッションはあるというか、、
そこが消えてない感じがした、
特に、最後の方で3人が久しぶりに集まってお酒を飲んでるシーン。
パウロが真面目に文学?の話をしたりしてて、
本当に教師という仕事が好きなんだなとあのシーンで感じた。
他の2人はそこがブレることが多かったかもしれないけれど、パウロは教師という仕事を愛し、そしてジェンマも一途に愛した。
最初にあったものは、形を変えたり、傷ついたり、失敗したりしてボロボロになったとしても
結局芯の部分は消えない。
人生はそんなにうまくいかないし、大切な人だとしても傷つけたり傷つけられたりする。
過ちを犯したり、道を間違えたりもする。
結局大事なのは、
「それを許し合える仲間がいるかどうか。」
またあの映画館に観に行こう。
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