見出し画像

ニュージーランド・ロトルア MTB旅行記 Vol.2 トレイルライド編

ロトルアでの9泊11日のMTBライドトリップのうち、6日間はWhakarewarewa Forest(ワカレワレワの森)でトレイルライドをしました。

カリフォルニア赤松の巨木が茂る森なので、通称The Redwoodsとも呼ばれているエリアです。

松茸ないのかなー?

無数のマウンテンバイク専用トレイルが広がり、初心者から上級者まで、あらゆるレベルのライダーが楽しめる、MTBerにとっては天国のような場所!

Trailforksで見るとこんな感じ

【Whakarewarewa Forest】

◾️ 登りはシャトルサービスを利用する

Wakarewarewaのトレイルには、Mountain Bike ROTORUAという民間企業が行っている、有料のシャトル搬送サービスがあります。
限られた滞在期間と体力、でもなるべくたくさん下りたい!という我々のような旅行者には非常に有難いサービス。

まずはシャトルの始発のピックアップ場所であるWheelhouse Coffee Shopへ向かいます。
そこでNZ$300の50回券を購入。
最終日に10回券を買い足して二人でちょうど使い切ったので、一日5回ほどシャトルを利用したようです。

コーヒーもおいしかった

Main Hill シャトルが山の麓に来るのは、
10:00 Wheelhouse Coffee Shop
10:05 Waipa Mountain Bike Carpark

1日1回のみ。

ラックにMTBを引っ掛けるのがちょっと大変。
でもオロオロしていたらゴツいドライバーのおっちゃんが軽々と持ち上げて手伝ってくれます。

それ以降のピックアップ場所は山の中腹のHill Rd.とPipeline Rd.の交差点にあるMain Hill Suttle Pick Upのみで、ドロップ場所もTawa Rd.にある一ヶ所のみ。

もちろんワンコも一緒に乗り込みます。

シャトルは老若男女、たくさんのMTBerで満員でした。
さすがバイクタウン。
しかしみんな平日の朝なのに仕事とか学校とかないのかしら⁈

◾️ まさかのマウンテンバイクの世界的イベントが!

山の中腹のHill Rd.とPipeline Rd.の交差点にあるMain Hill Suttle Pick Upまで来ました。
まだ山の中腹なのでここでは降りません。
身軽に走りたいので、ザックはこのシャトル乗り場の横の茂みに隠しておきました。

なんかイベントをやっているみたいで、メーカーのブースやフードトラックもあってとても賑やか、、

あれ?あそこにCrankworxって書いてない!?

そう、なんと17日から24日まで、我々のスケジュールとほぼ丸かぶりでCrankworxが開催されていたのです!
事前にロトルアのことをめっちゃ調べていたのに、夫も私もまったく知らなかった、、

昨日SNSで見たBernard Kerrのフレームが折れたのってもしかしてここで?! 
スロープスタイルも観戦できるのでは?!
思いがけない偶然に喜びつつも、トレイルが規制されたりして走れないかも、、と不安になってきました。

◾️ 極上のシングルトラックへ Eagle vs Shark

Main Hill Public Shuttlesのドロップポイントに到着。

Crankworxで規制しているのはNational DHというレッドとブラックのダウンヒルコースだけみたいで一安心。

まずはEagle vs Sharkというブルーのトレイルに行きました。

Eagle vs Shark

下りはじめ1分でもう楽しい!
生い茂るシダの間を縫うように、縦に〜横に~と3.2kmのウハウハなシングルトラックが続きます。
バイクパークほど作り込まれていない、ナチュラルなトレイルが好きな方にオススメです!

シングルトラックを抜けると、遠くの方まで見渡せる、眺めの良いトレイルに出ました。

Tawa Forest Hab Carparkまで下ってきました。
金曜から日曜と祝日はここからもシャトルのピックアップがあります。

Eagle vs SharkをリピートするならこのTawa Waka Public Shuttlesのある週末がオススメ!

ただMain Hill Public Shuttlesのピックアップ/ドロップポイントまでは行ってくれません。
700mほどHill Rd.を横移動すれば、Main Hill Public Shuttlesのピックアップポイントまで下るトレイルに行けます。

トレイルには写真のような給水ポイントがたくさんあるので、飲み物がなくなっても安心。

平日の場合は以下のような感じでトレイルをつないでMain Hill Suttle Pick Upまで戻りました。

グリーンのトレイル、Te Pou Koropu ReturnとApumoanaを登って、ブルーのトレイルTe Poakaを下り、ジープロード、Bunny Jugs2とつないでシャトルのピックアップポイントまで1時間ほどかけて戻って来ました。

戻って来るのに結構時間がかかるので、シャトルのピックアップポイントまで下ってくるトレイルをリピートすることが多かったです。

◾️ フローなジャンプトレイル Huckleberry Hound

今回のロトルアライドトリップで、我々が一番よく走ったお気に入りは、Huckleberry Houndというブラックのトレイルです。

シャトル降り場のすぐ横のHuckleberry Houndの入口

バイクパークのように作り込まれたバームやジャンプの連続で、めっちゃ楽しい〜♪
このために遠路はるばる来たといっても良いくらい!

バ〜ム!
ジャ〜ンプ!

しっかりグリップする土質も最高!
北米が雪で閉ざされたこの時期に、Gを楽しめるトレイルは貴重ですね。

このトレイルを走った動画です↓

◾️ ノリノリのフロートレイル CornersとMa Te Wa 、上級ジャンプトレイル Storm Trooper

Huckleberry Houndの後は、CornersMa Te Waというブルーのトレイルか、Storm Trooperというブラックのトレイルを走りました。

Cornersはその名の通り、バームのコーナーが連続するトレイル。

Corners

何回曲がったか覚えられないほど、細かい切り返しが続くので、楽しいながらもプッシュプルで忙しく、集中力が必要です!

Ma Te WaはEagle vs Sharkに似たナチュラルトレイル。

Ma Te Wa

ナチュラルながらも、スピード調整の為のパンプやタイト過ぎないバームなどがあるので、無駄なブレーキやペダリングいらず。
MTBで下って気持ち良いようにしっかり考えて造られているなーと感じました。

Storm TrooperはHuckleberry Houndよりジャンプがデカくて、ほぼギャップという難易度高めのジャンプトレイルでした。
我々はビビって飛び立てませんでした、、

すごい土の量!

それにしても、こんなでっかいジャンプトレイルが公共の施設として、無料で開放されているなんて、、
素敵過ぎる!!

どのトレイルも、シャトルのピックアップポイントまで下って来ることができます。

ちなみに、ランチは持参しました。
山の麓にカフェなどはあるのですが、一旦下ってしまうと、登ってくるのが結構大変なので、、

ランチと補給食を持って行きました。

Waipa Mountain Bike CarparkにTrail Kitchenといういい感じのカフェがあるのですが、16:00までなのでライドを早く切り上げないと行けませんでした。

コーヒーも軽食もおいしかったです!

◾️ 帰りがてらのまったりトレイルライド

Whakarewarewa Forestのトレイルは、ほぼ中央を横切るHill Rd.を境に、大きく北側と南側に分かれます。
シャトルがあるのは南側。
なので、シャトルの運行時間中は南側のトレイルをリピートして、北側のトレイルは帰りがてらに寄りました。

帰り道に走ったトレイルはこんな感じ↓
Main Hill Suttle Pick Up→Pipeline Rd.→Be Rude  Not To→Pig Track→ジープロード→Challenge DH→Rosebank→Waipa Mountain Bike Carpark

今回の旅では、ほんの一部のトレイルしか走れなかったので、ぜひまたいつか訪れたいです!

(つづく)

いいなと思ったら応援しよう!