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ニュージーランド・ロトルア MTB旅行記 Vol.1 移動編

2024年3月16日から26日まで、9泊11日の日程で、ニュージーランドの北島にあるロトルアへ、マウンテンバイクのライドトリップに行ってきました。

ロトルアに行くのは初めてだったので、トレイルの情報やシャトルサービスの利用方法、ニュージーランド航空の手荷物制限など、事前の情報収集に結構時間がかかりました。
なので、せっかく集めた情報や、現地で感じたことなどを、備忘録としてnoteに記録しておこうと思います。
ロトルアへのライドトリップを計画している方の参考になれば嬉しいです。

【計画・準備】

◾️ ロトルア ライドトリップ計画

US$1=¥150、NZ$1=¥95という円安の最中で、日本と比べたら物価も高そうだったので、なるべく節約を心掛けました。
でも体力が続く限り、ライドは目一杯楽しみたい!
なので大まかな計画はこんな感じでした。↓

・レンタカーは借りない。
知人から、ロトルアはとてもコンパクトな田舎町なので、ロトルアまで行ってしまえば自走でなんとかなるよ!と聞いていたので、レンタカーは借りませんでした。
オークランド空港からロトルアの宿までの移動は、Luxury Airport Shuttlesというシャトルサービスを、事前にネットで予約して利用しました。
予約時に宿の住所を入力しておけば、本当にドアの前まで送り迎えしてくれます。
基本料金は往復2名でNZ$430、
MTBがある場合は別途オーバーサイズアイテム代 2台分=NZ$30が必要で、
往復2名の合計は¥44,000ほどでした。

・朝晩2食は確実に自炊。できれば昼も。
節約のために自炊したかったので、宿泊は少し高めだけどキッチン付きのAirbnbの一棟貸しを予約しました。

・ガイドツアーには参加しない。
トレイルやパークの情報は、事前にネット、YouTubeで調べたりしましたが、イマイチ分かりにくかったので、結局、年額¥2500でTrailforks Proのサブスクを入れました。
このnoteでは追ってRedwoodsのおすすめトレイルや効率の良い周り方などをご紹介しますのでお楽しみに!

◾️ NZeTA (電子渡航認証)を取得する

NZeTAというアプリをスマホにダウンロードして、必要事項を入力し、NZ$52を支払えばOK。
申請から取得まで最大3日かかる場合もあるようなので、なるべく早めに申請を済ませましょう。

◾️ 飛行機輪行について

今回、MTBを入れる輪行バックは evoc BIKE TRAVEL BAG PRO
これまでは値段に躊躇して、海外遠征の際は、プラ段やダンボール、OSTRICHのOS-500等で頑張ってきたのですが、今回はレンタカーを借りないし、ガイドさんもいないので、自分達だけでバイクを持って歩いて移動することもあるかも、、などの家族会議の末、ついに導入しました!
これがもう大正解!
タイヤ外してローター取って、ハンドル外してフレームに固定、あとはサスペンションのインナーチューブとか気になる所に緩衝材をつければ梱包完了。移動もキャスター付きなので超スムーズ。
めちゃくちゃ楽〜🎶
もっと早く買えば良かった、、

それからニュージーランドといえば、検疫検査が厳しいことで有名。
土がちょっとでもついていたらダメで、検疫所の片隅で靴を洗わさせられた、、などといった噂を聞いていたので、かなり気合を入れて洗車しました。

タイヤはこの位、キレイにしました

◾️ ニュージーランド航空の手荷物規定 (2024年3月 エコノミークラス)

今回初めて乗った、ニュージーランド航空。
エコノミークラスだったので、手荷物制限に結構苦労しました💦

・受託手荷物(預け手荷物)
=無料なのは、重量23kg以内、3辺の合計158cm以内を1つまで、もしくは重量の超過料金NZ$60を支払い、重量32kg未満の梱包した自転車はOK
・機内持ち込み手荷物
=重量7kg以内、3辺の合計118cm以内を1つと、ハンドバックなどの小さな手回り品を1つまではOK

私の27.5インチのXSサイズのMTBが14kgで、evocのスタンド込みの輪行バックが9.6kgなので、MTBを入れた輪行バックだけで23kgを超えてしまいます。
なので当然、重量超過料金を支払いました。

それでも預け手荷物は重量32kg未満を1つだけなので、ヘルメットやペダルなどを入れるとすると結構厳しい。
工具など、機内持ち込みができないものや、軽いけど嵩張るプロテクターなどの装備品を優先して輪行バックに入れました。

輪行バックの中はこんな感じ
ジャスト32kg!

輪行バックの中に入れられなかった服や洗面用具などの荷物は、なるべく軽量なバックに入れて、機内持ち込みしました。
余裕で7kg超えていたけど、保安検査場ではなんのチェックもなくて一安心。

でもさらに追加で超過手荷物料金NZ$150を支払えば、23kg以内の荷物を1つまでは受託手荷物(預け手荷物)を増やせるようなので、
もし運悪く制限オーバーを指摘されたり、帰りにお土産を買いすぎた時のために、
小分けにできる軽量でコンパクトな予備バックを持っていきました。

【旅のはじまり】

◾️ ニュージーランド航空

初のニュージーランド航空のフライトの感想はざっと、
座席が日本の航空会社の機体よりもやや広めでエコノミーでも快適、機内食が美味しかった、ハーゲンダッツをくれる、機内wifiが使える、パープルのおしゃれなイヤホンをもらえる、、ってとこです。

関空からシンガポールを経由して丸一日かけてようやくオークランドに着きました。
これがカナダ、バンクーバー着だったらとっくにウィスラー入りして、バイク組んで、サクッとトレイルライドしてるよなーと思いつつ、輪行バックが出てくるのを待ちます。

バイクも無事で、残る心配は検疫検査。
検査担当の方は顔にタトゥーを入れたマオリ族と思われる身長180cm以上ある女性で、緊張MAXで挑みましたが、チラッとタイヤを見るなり「Very beutiful !」と合格をいただき、なんともあっさりクリアできました。
頑張って新品同様にキレイにしていた靴とかザックとか、むしろもっとしっかり見て欲しいくらいでした😅

◾️ ロトルアへ!

そんなこんなで現地時間の朝10:00頃に無事、入国できました。
しかしここはまだオークランド、、
ロトルアへの長い道のりは続きます。

オークランド空港の外にあった
かっこいいコーヒーのフードトラック

13:00に予約していたシャトルのお迎えが来る予定なので、フードコートで時間を潰します。
その後、到着ロビーに戻り、Luxury Airport Shuttlesのドライバーさんと合流、2時間半ほどかけて旅の終点、ロトルアへ向かいます。

これは帰りの写真ですが、こんな感じのバンでした

シャトルは我々だけで貸切り状態だったので、のびのびとシートを占領し、爆睡、、

たまに起きた時に見た風景は、見渡す限り牧場が続く、
なだらかな丘陵地帯でした

日本を出発してから1日半、15:30頃、ようやくロトルアの宿に到着しました。

今回の旅の拠点に到着!

予約したAirbnbは寝室が3部屋もあって、2人では持て余すほど、かなり大きなお家でした。
これ、6人くらいで来たらかなりお得かも。

早速MTBを組み立てます。
荷解きが一段落して17:00頃、まだ明るいとはいえ、土地勘もなく、時間的にトレイルまで行って帰って来られるか微妙だったので、今日は食料の買い出しに行って、明日からのライドに備えることにしました。

◾️ スーパーへ買い出しに行く

車がないのでMTBで近くのスーパーまで買い出しに出かけます。
ニュージーランドの道路は日本と同じ左側通行。
自転車で街中を走るルールも、日本と同じで、基本は車道を、歩道に自転車用レーンがある時は歩道も走れます。
ヘルメットについても日本同様、着用義務がありますが、今回の旅ではなるべく荷物を減らす必要があったので、フルフェイスしか持って来ていませんでした。
さすがにフルフェイスで街中を走るのははばかられるので、ノーヘルで注意されないかと恐る恐る走っていましたが、宿を出てほどなく、前からノーヘルでウィリーしながら歩道を逆走してくるMTBerとすれ違い、「まぁ、いいか、、」となりました💦

9泊分の食料を一気に買うのは難しかったので、とりあえず4日分くらいをイメージしながら食材を選んでいきました。
肉、野菜、果物、卵、パスタ、パン、バター、蜂蜜、チーズ、フレーバーソルト、ドレッシング、トマト缶、ツナ缶、お菓子、、
だいたい食べ物はこれくらいで何とかなるかと。
すべて二人で背負って持って帰らないと行けないので、ザックに入るかも気にしながら。
でも量が多い方が安いから、かなりの主婦力が試されます!
牛肉やラム肉は日本より割安なので、夕食は毎日ステーキにする予定。
一番のネックは飲み物。
500mlのペットボトルのコーラがNZ$5.5=¥520くらいとバカ高い!
缶のコーラ330ml×8個のケースがNZ$13だったので、まとめ買いした方が断然安い。が、当然重いし嵩張る、、。
なんだかんだ1時間ほどかけて買い出し終了。

厳選した食材の一部
夕食はこんな感じ

明日からはいよいよライドに行ける〜!
ワクワクしながら早めに就寝しました。

(つづく)


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