ニュージーランド・ロトルア MTB旅行記 Vol.3 バイクパーク編
ロトルアでの9泊11日のMTBライドトリップのうち、3日間はSkyline Rotoruaというゴンドラで山頂までアクセスできるバイクパークに行きました。
プロテクターを着込んで、宿からパークまで30分ほどかけて自走で向かいます。
Crankworx Rotoruaの舞台ということで期待して行ったのですが、ゴンドラ1本とリュージュ用のリフトが2本だけという、拍子抜けするほどこじんまりとしたパークでした💦
【Skyline Rotorua】
◾️ バイクパークライド 1日目
MTBのコースは全部で12本。
ほとんどがブラックとレッドのコースという、小さいながらもレベル高めのパークです。
Crankworxによるコース規制もあったし、シャトルチケットのようにシェアもできないので、ゴンドラチケットの何回券を買うか迷いました。
とりあえず一番多い40回券$152を購入。
結果的には計3日パークに来て20回ほどしか走れなかったので、15回券で良かったかも、、
パークは明日から始まるビッグイベント、Crankworxに向けて準備万端といった雰囲気。
まずはUpper Sprint WarriorとHucks N Hoovesというブルーのトレイルを走りました。
バイクパークとあってスピードを出しやすい割に、トレイルの幅が狭く、バームも浅くて飛び出しそうでイマイチ攻めきれず、、
バームでスピードが上がらないのとリップもあまり立ってないのでジャンプもイマイチ浮遊感がなく、、
Whakarewarewa Forestの方が断然楽しい!
…しかし40回券を買ってしまったので、頑張ってこのコースをリピートしました。
コース後半はスロープスタイルのコースのすぐ横なので、練習中のライダーの走りを間近で見ることができました。
それにしても世界的ライダーがいるとは思えないほどMTBerが少ない、、
Whakarewarewa Forestのトレイルにはあんなに人がいたのに!
◾️ バイクパークライド 2、3日目
ゴンドラチケット代の元をとるべく、パークを再訪。(もはやノルマ、、)
この日はMr Blackというシングルブラックのトレイルに行ってみました。
急に難易度が上がります!
ジャンプがデカくなったけど、やっぱりトレイルの幅は狭くて、ギャップやダブルのジャンプやドロップオフも混在しているから、思いっきりリップに突っ込めない、、
遠い南の島で、北米ウィスラーに思いを馳せ、A-LineやCrank It UPの偉大さを改めて感じました。
でも全部気持ち良く飛べたらめっちゃ楽しそうなコース。
Crankworxの規制があって2回しかコースに入れなかったけど、次来た時はここをリピートして楽しめるようにリベンジしたい!
◾️ Crankworx 観戦
我々のパークライドは冴えなかったけど、今まさに同じ場所でCrankworxが開催されている!
…という事で、早々に観戦モードに切り替えました。
皆さんご存知の通り、一番楽しみにしていた男子のSlopestyleは、ライダーの待遇改善の為のストライキの為、前日に取りやめになってしまいました。
その代わりに、女子のSlopestyleがこのロトルアで世界で初めて開催されました!
非常に上手な女性ライダーでも、試走の段階ではスタートのドロップオフを躊躇して男性ライダーにアドバイスをもらっていたり、コースのセクションを丁寧に確認して一つずつ攻略していく姿が印象的でした。
特に、17歳の若い女性ライダーが練習で素晴らしい技をメイクしていたにもかかわらず、パレード走行で本人にしかわからない位のミス?をしたようで、そのままコース横にうずくまってしまいました。
特に怪我をした様子はなかったのですが、最終的に決勝を棄権することになり、同郷のフェドコが彼女を必死に慰めていて、思わずもらい泣きしてしまいました、、
SNS上では簡単そうにやってのけているように見えても、実際には非常にギリギリのところで挑戦しているのだという緊張感を肌で感じました。
◾️ 旅の終わり
宿への帰り道、Kuirau Parkという熱水泉がたくさんある公園を通りました。
ロトルアの街中も少し散策。
いい感じのパブがあったので寄ってみました。
今回のロトルアでのMTBライドトリップはこれで終わりです。
マウンテンバイクがライフスタイルスポーツとして根付いている街を訪れることができて、本当に充実した時間を過ごせました。
こnoteを読んで下さった皆さまも、ぜひ遊びに行ってみて下さい!
(おわり)