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読書脳

著者:樺沢紫苑さん サンマーク出版

購入きっかけ

好きなYoutuber ミヤマレベッカさんが読まれてよかったと言っていたのと、自身でもkindleを買って会社の人が勧めた本などを読もう!と決めたわけだけど今まで読んだものってちゃんと覚えているというか、身になっているか?という疑問から。ただ文字追って読み終わったことに満足してはだめだなという反省をもって読みました。


読みかけ順次メモ

読書の必要性から

読んでも著者に感想を求められると止まってしまう人たちが大多数。
AI時代こそ読解力と文章力が求められており、生き抜くには必要。
私自身も読んだことはあるけど忘れてしまったり、アクションに落とし込むところに至らず身になったのかと言われれば困る状況だった。
自分の記憶力が悪いのかなと思いつつ、どうにかしたい気持ちはある。
読んだら忘れないために、記憶に残す。
覚えてない=「記憶」にない=「知識」として定着していない。反省…。

まず読書の必要性を実感。
・知識と情報の差を考える。本は知識が多い。
・知識が増えると多様な場面への準備ができる=時間が生まれる。
・ストレスを抱えて視野狭窄になったとき、言語情報になることで不安は軽減する&解決法を知る(解決できると知る)ことで軽減する。
・思いつかないことは実行できない。本でその選択肢を知らなければ、可能性すら思いつかない。
・読書の最終目的は知的好奇心でもいいけれど、自己成長と行動の変化を据えるなら、忘れない読書が必要。

忘れないために

脳にとって感情が動かされたものは記憶に残りやすい。
また何度も利用される情報も重要だと判断される。
1週間に3回のアウトプットをする=仮保存海馬から引き出されるので重要だと思う。

アウトプットって難しくない?→4つのアウトプット例提示
 メモる・線を引く
 人に話す・勧める
 感想・気付きをシェアする
 書評・レビューを書く
一番手軽な線を引く:そんなんでいいの!?
→読むのと、ラインを引く行為は脳の違う部位を刺激する。

読書術は時間術

読書したいけどできない理由1位は時間がないから。
時間がないのではなく、読書より優先順位の低いものに時間を使いまくっているから。なんとなく電車の中でスマホを開く、は愚策。スマホでも情報は手軽にたくさん得られるが、知識と情報の差は10年後も残るか。
圧倒的に知識が多いのは読書。
スキマ時間を利用することができるかどうかが読書量の差。

でも読んだものについて議論できるかを水準とすれば、速読術を覚えるより時間がかかってもいいから1冊を精読の更に先、”深読”する。
内容を説明できるだけでなく、内容について議論ができること。

そのためには忘れないためアウトプットが不可欠。簡単なのは人に話す、勧める。どこがためになったのか、テレビショッピングのように複数の切り口で相手に伝える。
便利なのはSNSを利用してシェアする”ソーシャル読書術”。第三者に見られるからこそ適当には書けないので自分でも頑張って思い出すか読む。名言の抜粋だけでなく、自分の感想も添える。もしいいねがつけば楽しくてやめられない。
もっとおススメしたくなったら、書評やレビューを書くが、ポイントは当日には書かないこと。当日は興奮が残って感情先行になってしまうため。見たものをいま伝えるのはSNSのよさでもあるけれど、高い復習を期待するなら翌日以降に書くのが◎

超実践編(私には・kindleではまだ難しそう)

全体を先に通して読みたい内容を先に決め、読みに行くパラパラ読書術・ワープ読書術や、自分の理解範囲の少し上を責めるぎりぎり読書術はちょっとまだ難しそう。
読みたいと思ったらわくわくした勢いで一気に読むのをお勧めする(感情の高ぶりもあって読みやすい・記憶に残りやすい)のと、著者に会いに行って勉強する百聞は一会に如かず読書術はまだとっかれそうな実践編。

本の選択術

たくさん読むより何を読むかが重要。真剣に選び、自己成長につながるホームラン本に出合う確率を高める。
・初心者ほど上級ノウハウを知りたがる(例:SNSの初心者活用!よりもSNS上級者セミナーのほうが人が集まる)が、守破離を意識して自分のステージを見極める。
・なりたい人の本、なりたい人が勧める本をチェックする。(わかりやすい!)
・書評家やビジネス書のサマリーサービスから選ぶ
・読んだ本の引用元などをたどって読んでいく

(以降、実践的な買い方や電子書籍・オーディオブックの活用・著者のおすすめ本31冊)

読み終わってのまとめ

まずは読書のどうすれば記憶に残るかよりも読書の必要性と効果最大化の話がされているので、それをするにはどうすれば…?と興味を持って読めました。

確かにテレビで6行読めばストレスが減る…みたいなことを聞いた記憶だけはぼんやりあって、いいんだろうなぁと思ってはいたのですが、じゃあその6行はスマホで見るネットコラムでもいいんじゃないかと思っていたりして本を読むに至っていなかったんですよね。同著者の言語化の魔力という本が気になっていたのですが、この部分を読んでさらに言語化することで一部ストレスが減るというのは納得です。(本も次回の積読リストに入れました!)

でも実際それまで読んできたコラムどれぐらい覚えてる?人に勧められる?というとそうでもなかったりして(もちろん0ではないけれど)、知的好奇心以外の、なんで読んだほうがいいのか・なんで忘れないほうがいいのか。を実感できました。

そしてアウトプットの方法は現在のSNS活用などに合わせて一部加筆されたりしているため、アウトプットってそれこそ読書ノート書かなきゃ具来に思っていたけど、気軽にTwitterで書くとかから始められるとハードルがさがりました。
読書術=時間術だというところは今回kindle買ってみてすごく同意です。というのも、意外とkindle買ってみたら開けるタイミング多いなと思って、代わりにスマホを取り出してみても時間はあっという間に過ぎるんですけど、同じようなサイトを回っている上に飽きたら時間つぶすための何かを探してうろうろしているだけになっていて目的無く触り続けてたと気付けました。

実践編での百聞は一会に如かず、というのもコロナ禍に好きな本の著者のネットイベントに参加したのはすごく強烈にイメージが残っているので、よりいまは参加しやすくなったことを踏まえてまたの機会に行動に移したいなと思います。

この本読んでからと読みながらでは、スマホの画面ウィジェットにメモをドーンと用意して、章読み終えるごとや、電車の乗り換えでkindleを閉じたごとに、メモを取るようにしました。
実際にこのnoteを書くこともアウトプットの一つになっているので今後も活用したいと思います。

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