AIで建築パースを作成する概要(2023年5月)
はじめに
AIで建築パースをつくれるのか?
何を使えば良いのか?
これらに端的に応えるための記事です
AI画像生成の例
レンダリング感覚で画像からパースを作成したり、
スケッチをベースにパースを作れます 例↓
上記のように、
画像で「形や構図を指定」
「2階建住宅、木製の壁、塔に窓がついている…」など
文字で「表現について指示」を加えます
モデル作成→レンダリングのような感覚でAIをつかう方法は
現状ControlNetのみです(2023年5月)
その使い方を下記にまとめます
使ってるプログラムと機材
・使ってるプログラム
Stable Diffusion Web UI
・使い方
PCにプログラムをインストールして使います
無料です
・必要な機材
GPUを搭載したPC
必要なPCのスペック
私の環境:
・WindowsのデスクトップPC
・GPU:RTX3060(VRAM12GB)
おそらくVRAM 4GB以上ないと動作しません
導入とカスタマイズ
プログラムをインストールしただけでは不十分です
設定をカスタマイズしたり、必要なプラグインを導入する必要があります
フェーズ1:インストール
解説サイトの通りに進めてインストールします
・Python 3.6
・Git
・Stable Diffusion Web UI
→参考にしたサイト
上記3つをインストールすればOK
フェーズ2:カスタマイズ
・modelデータの設定
→例 Realistic Vision V2.0
フェーズ3:プラグイン
・プラグインを導入
→ControlNet 1.1
ここまで完了して、パースをつくる準備が整います
ControlNetの使い方
このサイトがわかりやすいです
→参考になるサイト
ControlNetが、どうやって画像を認識しているかを知ると、
パースやスケッチなど素材に適した使い方を選べると思います
最後に
細かい操作やファイルの場所はまとめきれないので割愛します
AIで建築パースを作ってる人が、何のプログラムを使っているのか?
どうして思い通りの形を指示できているのか?
それをまとめてみました
画像をベースにせず、文字だけに特化した画像生成AIもあります
midjourneyやDALL-Eがメジャーです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?