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ClassroomとForm

複数の提出経路

 Classroomを使い始めたとき、課題とセットで小テストを実施するというイメージがあって、課題などを提示するのはClassroomで、課題の提出や小テストなどはGoogle Formで、という使い分けをするものだと思っていた。
 だが、例えば記入済みの課題用紙を写真に撮って送付せよというような課題を学生に実際にやらせてみると、いくつもの提出パターンが出てきた。
 一番多いのは、①「提出したのに『提出済み』にならない」「ちゃんと提出できたのかわからない」という問い合わせ。これはFormから提出した人にあるパターン。一方で、②「提出済み」になっているがFormを探してもファイルが見つからない、というパターンもある。これはFormを使わないで提出操作をしているのかと思われる。Classroomを探してみると,そちらにはファイルが提出されている。あるいは,③Classroomに「限定公開コメント」として課題内容が文章で書き込まれていて,ファイルとしての提出はなし,というパターンもあった。

ワンストップ化

 考えてみると、提出物がClassroomとFormとに分散してしまうというのも、システムとしてはおかしな話だ。Classroomに採点基準や採点操作、課題の返却などの機能があるのに、それを生かさない使い方というのも奇妙な気がする。提出物がClassroomに全部集約されているほうが,管理はしやすい。フォームを使うのは,おそらく小テスト的なものだけでよいのだろうと思う。
 だとすれば,提出課題を設定するたびにフォームで提出先を設定するという今の私のやり方そのものが,提出物の提出先がばらばらになって管理しにくい原因になっている。何よりも,提出する側にとってもわかりにくい。
 どこかで,課題の提出方法を一本化する方法を見つけなければならない。そのためには,Classroomが学生からどんなふうに見えているか,とくにスマートフォンで見たときにどんなふうなのかを,もっと研究しなければならないのだと思う。

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