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100日目に破産する会社員 〜登場人物、組織等〜

神倉学(かみくらまなぶ)


本作の主人公。某機械メーカーの新入社員、地方の旧帝大院卒。専攻は電気電子工学、研究テーマは制御工学であった。
同期の武田に唆されポーカーにドハマリしてしまっており、仕事そっちのけで日々ポーカーに励んでいる。

武田(たけだ)


神倉の同期。地方の国公立大学院卒業。神倉と大学は、異なるが同じく専攻は電気電子工学、研究テーマは電磁波工学。ポーカーや人狼、ボードゲーム等に詳しい。
何故か神倉の考えが手に取るように分かるらしく、思い通りに誘導するのが好きなようだ。

佐木さん

マカオやベガスで専業として凌いできた、キャッシュゲーム専門プロ。人に教えることが自分自身の理解を深めることになると考えており、ポーカー理論を詳しく教えてくれる

寺田

神倉の仕事の関係の後輩、神倉のカジノ通の噂を聞き、突如社内メールで神倉に弟子入りを志願した。

HPC(ハッピーポーカークラブ)


神倉たちが何度も通っている地方のポーカーサークル。参加費は千円で一日中楽しめる。
基本的にはトーナメントを行い、優勝者から順に持ち寄った商品をもらえる。テーブルが空き次第、サイドトーナメントかリングゲームが始まる。ボタンが全員のアンティを支払い、カードシャッフルも行うルール。
ディーラーは、全員ボランティアで持ち回りだが、元ポーカーバーの店員等のプロ級のディーラーが撒いてくれることもある。
プレイヤーの腕はアミューズメントメントポーカーとしては高めで、プロ級のプレイヤーが来ることもある。

ハッピーギルド


メイドさんがディーラーをやってくれるアミューズメントカジノ店。雰囲気はゆるい。
遊べるゲームは、テキサスホールデムポーカー、ブラックジャック、ルーレット、クラップス等(クラップスはスペースを取るために、遊べる店は珍しい) 
客はメイド好き、ギャンブル好き、ボードゲーム好きのだいたい三種類に分かれる。

マンダラ


神倉たちが通う裏カジノ、繁華街に存在する某寺の地下に存在する。紹介制。
ちなみにこの寺は、裏カジノ以外にもお寺バー等や酒場も経営しており、経営者は相当な生臭坊主である。坊主は警察にも顔が広く、口止め料金を、相当支払っているらしい。
客は、駐車場代と食事が無料で提供される。神倉たちが通ってるのはポーカー専門店舗だが、他にもバカラやルーレットを取り扱う本店もあるらしい。
レートは200円-500円を中心に平日午後から朝方にかけて2〜3卓が立つ。レーキは5%キャップ1500円と韓国カジノ等より良心的である。
2-5中心のポーカールームにしては、プレイヤーレベルは恐ろしいほど高い。

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