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100日目に破産する会社員

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ギャンブルの魔力から逃れられるか? 新入社員の神倉は会社の同期に唆され、ギャンブルの沼に嵌まっていく! 会社員生活の光と闇が交錯するハイスピード現代活劇!毎日更新中!会社員、就活…
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#ラスベガス

100日目に破産する会社員 〜15日目 〜

「空港内にもスロットあるのか!」武田はラスベガスのマッキャラン国際空港に着くなり驚いた様子だった。空港内にも、スロットマシンがある空港は世界でここだけではないだろうか? 「早速やりたいところだが、せっかくだしカジノでやるか」神倉はそう言うと、二人でタクシー乗り場に向かった。 二人ははじめはストリップ南にあるHOOTERS カジノに泊まる事にしたので、ひとまずタクシーで向かい、チェックインした。 「リゾートフィーが痛いよなあ」ラスベガスのホテルは、だいたい宿泊費以外にもリ

100日目に破産する会社員 〜13日目 〜 第二章 幻惑のラスベガス

「黒!黒!黒!」神倉は韓国の仁川空港そばのカジノのルーレット台で絶叫していた。隣では武田も居て、武田はODD(奇数)に賭けているようだった。 二人はいよいよラスベガスに旅立ったのだ、だが安い便を取るために経由は多く、韓国とロサンゼルスを経由してラスベガスへ向かうルートになっているのだ。韓国での乗り換え時間に、空港そばのカジノに遊びに来ていたのである。 韓国のカジノは、外国人専用の所が多いが、れっきとしたカジノであり、現金を賭けることができる。 そろそろ腹が減ってきたので

100日目に破産する会社員 〜2日目〜

「神倉、この前はお疲れさん。」同期の武田が社食のカツ丼を頬張りながら話しかける。 先日の麻雀は全くいいところもなく、散々な結果だった。勝つぞと意気込んだのは良いが、それからは一度もあがれず全て最下位になってしまったのだ。 武田と雑談していたら、長期休暇にラスベガスに遊びに行こうかという話が出てきた。なんでも武田は1度行って面白かったので、また行きたいらしい。ギャンブルの町ラスベガス、前々から興味があったのだ。 今日は午後から、部門配属の面談がある。きちんと熱意を伝えて、希