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100日目に破産する会社員

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ギャンブルの魔力から逃れられるか? 新入社員の神倉は会社の同期に唆され、ギャンブルの沼に嵌まっていく! 会社員生活の光と闇が交錯するハイスピード現代活劇!毎日更新中!会社員、就活…
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2023年7月の記事一覧

100日目に破産する会社員 〜47 日目

「プレイヤー、バンカー、プレイヤー、バンカー!」神倉はひたすらバカラに賭け続けていた。 途中で寺田君も戻ってきて、二人でハイリミットエリアにいた。 なんと、元手10万円がトントン拍子で1000万円まで化けたのだ。たった60時間の出来事である。 「この調子で行けば、10億円も夢じゃないな!」神倉と寺田君は、ベロベロに酔っ払いながら、ひたすら賭けを続けていた。

100日目に破産する会社員 〜46 日目 第六章〜マニラリベンジマッチ〜

「一体どうなってるんだ!?」神倉は起きるとカジノにおり、大量のチップが手元にあることに驚いた。 そうか、寺田君とマニラについてホテルチェックイン前に軽くカジノで遊ぼうという話になり そのままぶっ通しで遊んでしまっていたのだ。 「ええと到着が〜日だから…ぶっ通しで48時間も遊んでいたのか!?」 そうだそうだ、ひたすらバカラでカードを絞りまくっていたんだった。というか、このチップ一体いくらあるんだ? 神倉は細かいことには気にせずにとりあえず、再びバカラを遊ぶ事にした。一緒に来た寺

100日目に破産する会社員 〜45日目

「寺田君はなかなか博徒としての才能がありそうだな笑。マニラに行くのは来週だっけか?」武田は多少ふざけた顔で話した。 今日は仕事終わりに武田と近くの中華屋で飲みに来ているのである。武田は頼んでいた天津炒飯とビールが届いたので、早速飲み始めた。なんでも神倉と寺田君の勝利に向けた前祝いらしい。 先日は、寺田君が狂ったように賭けまくっていたので、神倉はマニラ行きが不安で仕方がなかった。 「まぁ細かいことは気にせず楽しんで来いよ笑」武田はそこまで不安視していない様子だ。 武田もマニラ

100日目に破産する会社員 〜44日目

「スリーサイド!!!来い来い来い!!!」神倉とその弟子である寺田君は、アミューズメントカジノでバカラに興じていた。今度二人でマニラに行くことになったので、その講習である。 「あいつ目が極まってないか?笑、いくら使ってるんだよ笑?」武田は心配そうに聞く、暇だったのでついてきてくれたようだ。 二万円以上はもう使っている気がするぞ、こんなやつカジノに連れて行って大丈夫なのか?💦

100日目に破産する会社員 〜43日目

「どうだ?安いだろ笑、買わなくていいのか?神倉?」武田は、社食で醤油ラーメンを啜りながらマニラのコンドミニアムを買ったらどうだと提案してきた。 武田の話によると、1000万程度で買えて、今後は値上がりの可能性が高いらしい。 「またマニラでカジノステイする時にもってこいだろ?笑、もし将来ポーカー専業するとしてもコンドさえあれば大丈夫だぞ笑」 「50-100でも時給5bb出せれば、一日8時間月20日稼働すれば月収8万ペソ、これだけあれば十分暮らしていけるだろう笑」 武田が色々勧誘

100日目に破産する会社員 〜42日目

「悪いな神倉、今日はごちそうさん笑」今日は寮にある麻雀ルームで、会社の同期と麻雀をやっていたのだ。 今日は武田の調子が良く、連続で上がられた上に、国士無双を武田に振り込んでしまい、悲惨な結果になってしまった。 「え?神倉は積み込みやってないのか?手積み麻雀なんだから積み込みくらいして当然だろ笑」 こいつ、イカサマしてたのか。なんてことだ。その後、何度か文句を言ったが、手積み麻雀は積み込みが前提のゲームだと言って聞かなかった。 もう、こいつと麻雀するのはやめよう。

100日目に破産する会社員 〜41日目 第五章 弟子入り希望!

「神倉に弟子入り希望者が来たって!?」武田が驚いた様子で話す。今日は武田はとんこつラーメンを食べているようだ。 フィリピン旅行から帰ってきて、久しぶりに出社してメールを見たら、関連会社の見知らぬ社員から海外カジノに連れて行ってほしいと連絡が来ていたのだ。 カジノ好きが社内でばれて、からかわれることはたまにあったが、まさか弟子入り希望者まで出てくるとは。 「神倉は弟子入りを許可するのか?笑」武田がニヤニヤしながら質問した。