子どもと登山 行動時間
子どもと一緒に登山に行く時の行動時間について、自分の経験から書いてみようと思います。
ちなみに子どもは今9歳女の子と6歳男の子の二人と山登りに行っています。
結論から言うと、地図の2倍行動時間がかかると思っておいた方がいいということ。
上の絵で言うと①B駐車場から、左の山の山頂までは1時間ちょいですが、実際子どもを連れていると2時間は見ておいた方がいいです。
自分が使っている地図は「山と高原地図」昭文社。
登山に行く時は毎回行く山が載っている地図を購入して行っています。
他にもネットで情報はたくさん出ていますが、なんだかんだこの地図の2倍の行動時間を要しているため参考にしています。
単に歩くのが遅いのか。
それもあるけど、子どもは大人の私では見逃してしまうバッタやキノコなど山の生き物たちを本当によく見つける!
視線が低いからでしょうか・・・
そしてまじまじ観察する。その時間がとても長いんです。
一度途中休憩予定の山頂に行ったらトンボの大群が居て、結局そこで何時間もトンボを帽子でとる遊びが始まり、次の山まで行けずにピストンで戻ってきたこともありました。
次に、下の子は結構トイレが頻回なので、そこで多少時間をくっています。ルート上にトイレが何か所かあること。特に出発地点になる登山口の駐車場はトイレがあるところを選んでいます。
その為登山計画は大人だと「え?これだけ?」と感じてしまう計画にしています。
普段がつがつ登っている人から見ると物足らない計画ですが、大人だけで行く登山とは全く別ジャンルと思ってもらいたいのです。
子どもと行くといっても、一人ひとり得意なこと、苦手なことがかなりはっきり見られるし、人へのやさしさや気遣いも登山中にめきめき成長します。
もっと山での時間を感じてもらいたくて山小屋に連れて行くとさらに子どもの素敵な一面が見られると思いますよ。
そして子どもたちにも日常では味わえない素敵な体験になると思います。
初めて山小屋に泊まった時は、その後学童で指導員さんたちに延々山のすばらしさを語っていたようです。
最後にもう一回!!
子どもと山に行くときは地図の表示時間の2倍はかかるとみて予定を立てる。
そうすれば子どもが興味を持ったものに十分時間をさけるし、急なトイレコール後も急かさず行動できると思います。
皆さんもぜひ子どもと行く登山、楽しんで下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?