土地家屋調査士試験学習 土地編

まだ合否不明ですが答練では書式は得意な方だったので学習方法は大筋で外してないと信じて土地の勉強を何を意識してやったかを記録します。
択一と土地を書くつもりですが土地から。建物は土地の応用でOK。
当然僕は講師でもないただのパンピーなので予備校を信じて学習するのがベストだと思います。あくまでもそういう奴もいるんだな程度の参考としてください。ちなみに経験者向けの内容ではないです

土地の学習で最初に意識したのは「自分は何が苦手なのかを把握する」でした。個人的に土地の問題を解くうえで4つのフェーズをクリアする事が必要だと考えています。
1.問題を把握する
2.求積をする(座標計算する)
3.作図をする
4.申請書を書く

未知の問題(答練など)をやるときに何処で止まるのか、時間かかるか。
1の問題把握ができなかったのか
2の求積ができなかったのか
3の作図で時間がかかりすぎるのか
4の申請書がわからないのか

1番を鍛える方法、これは単純に未知の問題を解くこと・答案構成用紙を活用すること。まずは過去問をキッチリ解けるようになるまでやる。その後答練をやって、ちゃんと復習するまでがセット。解きっぱなしは効果半減なのでもったいない。
択一は過去問から離れてはいけないといいますが、書式は過去問と同じ問題は本試験では出ません。(計算方法が同じはあれど同じ論点の問題はでない)
過去問だけを回しているとキーになる論点を覚えてしまって手癖で解く場合があります。やはり過去問をキッチリをできるようになったうえで、答練など未知の問題を数多く解くのがベストだと思う。解く答練の中でも24年のTHGの答練は色々な予備校の答練の中で頭ひとつ、ふたつ抜けてかなり本試験っぽさを感じたのでまだしたことないならおすすめ。あとメルカリで買う場合は23年24年の答練を買うみたいな方法がおすすめ。23年20年みたいな買い方をすると問題が流用されてる場合があるので連続年数をおすすめしたい。ただ23年のTHG答練はちょっとビミョー。24年は最高にいいです。23年はlecのが個人的にはいいかな。22年THGは10回がアレだけどほかは良かった気がします。(うろおぼえ)
ちなみに24年以前の答練買う場合は択一は無視でいいです
書式だけやればOK
問題用紙に書き込む人いますが、学習時は書き込みはやめましょう。
書き込みしたい場合は問題冊子だけコピーしてそれに書き込んでください

2番を鍛える方法、これはLECの計算特訓本がベストだと思います。
過去問の座標計算だけをまとめてくれた計算特化の参考書ですがこれは知り合いの中では非常に評価が高かったです。僕もこれはかなりやりました。計算方法を思いつかずに時間かけるのは調査士試験においては非常にビハインドになります。計算方法を思いついたらササっと書けるようにするには計算だけひたすら特訓できる計算特訓本は凄く良い。メルカリで買うのでもいいと思います。近年は計算は軟化傾向ではありますができて損なんてありません。セットバック苦手だよ、等積交換苦手だなぁって人にはおすすめ。
答練解けば計算はついてくるけど特訓本ならひたすら計算だけ練習できます

3番を鍛える方法、これはもう書くしかない。質より量。というか質は量の上になりたつからひたすら解く、書く。効率的作図方法はありますが最後は書くしかない。細かい話なら僕は作図用シャーペンは2hの薄いやつを使ってました、黒鉛少ないのでインク弾きしないし硬く折れず便利。あとは三角スケール使うようになってからかなり作図時間は早くなったから興味ある人はおすすめします。僕はプロット落としたらあとは全部三角スケールでチェックしながら書いてます。

4番を鍛える方法、これはアガルートの申請書ひな型ですね。今なら中山先生の本も出てるしこれをやる。申請書は点数配分高いし基本的なものは全部おぼえるしかないですね。土地は分合筆くらいしか難しいの無いからこれはどちらかというと建物のほうの話かもしれませんが。

この4点を意識して、苦手な所は強化していく。
そのうえで試しに中古の未知の答練を何分かけてもいいから解いてみる。
本当は60分以内に解きたい所ですがまずは2時間かけても構いません。
60分超えた所は青ペンにするなどして何処までできるのか確認するのもいいとおもう。問題解き終わったときに本来は60分で終わらせたいが120分かかったなら、採点して何処がダメだったのかを確認する。120分かけて穴埋め以外は満点なら、あとはもう訓練して早くするだけ。把握ができてないなら構成用紙を活用する・数をこなして慣れる、計算に時間かかったなら特訓本なりで計算だけは早くなるように練習する、作図か申請書、時間かかった所を意識して鍛えていく。

答練に行く場合は会場受験が理想。
ただし居住地区の問題で会場受験できない人もいるからその場合は通信でもいいから答練は受けるべき。答練なんて不要だよっていう人もいますが、30年40年続く予備校がやることを短期で合格した人間が不要と断言するのは僕はちょっとどうかなと正直思う。R4.R5.R6の問題は過去問の中でも毛色が違うので過去問だけではこの傾向は特訓できない。その上で緊張感をもって模試を受けることは非常にメリットあるとおもう。
答練は150分フルで使うことを絶対に心がける。早く解けたから早く出るは駄目(自分は最初はよくやってましたが)
本試験で早く出る奴はいない。早くできたなら見直す練習をしないと本試験でもちゃんと見直しできない。
通信でやる場合は”絶対に”150分で辞める。上の何分かけてもいいから解くは答練ではご法度です。何故ならそれをやって高得点とっても本試験の時間は伸びないから。自分が150分をどう使うかを訓練するのが目的であって高得点を取るのが目的ではありません。3時間かけたけど完璧に解けた!とかは逆に高得点を取ることで自分の立ち位置を見誤ってしまう可能性がある。
答練は高得点、高判定取れれば嬉しいですが本試験に繋がらなければ意味はありません。
あと答練の高判定は択一頼みな所があるのでTHG答練後半とか特に択一が本試験の傾向と乖離してる為、A判定無理に追いかけなくてもいいかなと思います。(ここをこだわると俗にいう答練病だとおもう)

まだまだ書きたいことあったけど長くなったので終了!




いいなと思ったら応援しよう!