言霊って言うじゃない

どうもこんばんは。山猫山です。

30歳女の山猫山です。

住めば都、楽天家、弱音を吐かないで有名な山猫山です。

びっくりするほど弱音だらけ。

こと「書く」においては

出るわ出るわ何が出る

弱音100匹愚痴100膳溜息100杯妨800本。

ぶぐばぐ。

自分でも驚く。

かつてこれほど弱音を吐いたことがあったろうか。

今日の17時頃でした。

食材の買い出しに出て、カートを押しながら回る。

白く発光した店内の平和さのなかで、

ふいに押し潰されそうになる。

どんどん窮屈になる喉元、あやうく食品が揺らぎそうになる。

「書くための時間を確保しているのにちっとも進まない。」

「なにを書くか全く決まらない。」

「書くってさ、やっぱり書くのが好きでたまらない人が書くべきだよね。」

「書かなきゃいけないとか、そういうのでは書けないんだわ。」

「私が書こうなんてちゃんちゃらおかしい話なんですよ。」

「だから書くのやめた方が幸せだと思うんだよね。」

「書けない書けない書けない。」

自分で自分の喉元をきゅうきゅう締めていく。

あの夕方から5時間。

本を読み、お風呂に入って、ご飯を食べ少しばかり落ち着く。

極めつけは、ご飯を食べながら見た昨晩録画のEテレ特集。

絵本の創作過程を追ったドキュメンタリー。

詰まった喉元が弛緩して、ようやく胸に酸素が届く。

創作の火種は、創作にあるのだ。

書こう。

簡単ね、山猫山。

書けよ。

2022.2.13

完成の6月1日まであと108日。

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