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(11)山小屋イベントどっちがマナー違反?

この年越しを山小屋で過ごす人もいるかしら?年末年始は通年営業の山小屋だけでなく、冬季休業中でも営業する山小屋もあって、どこも大晦日・お正月らしい食事の提供や、カウントダウン、お餅つきなど、何かしらの「年越しイベント」があります。

私がかつてバイトをしていた山小屋では当時夕食にささやかな年越しそばを付け、翌朝はおせち風に飾った朝食を出すくらいで派手な催しはありませんでしたが、消灯時間を少し甘くみて食堂を開放していました。だからといってバカ騒ぎする人もいないのですが、必ず怒りに来るお客さんがいるわけですよ。「うるさい!」って。

年末年始だけでなく、山小屋によっては色んなイベントを開催することがあります。その日に訪れるお客さんはそれが目的なことが大半ですが、どうしても何人かは知らずに来てしまい「そうなんだ!ラッキー!」とならない人もいます。

今年最後の「お山のマナーブック令和版」は「山小屋イベントデー」において、「イベントを楽しんでいる人 VS 楽しまない人」のマナーについての個人的な疑問というか、なんというか。です!

この連載は、当たり前のことから山ならではのことまで色々ある登山マナーを再考していきます。そもそもよく理解していなかったり、昔から語り継がれてきたなかには、時代とともに解釈が変わってきた、あるいは不要なのもあろうかと思っています。
そこで、昭和の登山ブーム世代を先輩に持ち、平成の山ガールブーム世代を後輩に持つ私が、これまでの経験と体感から今の時代にフィットした解釈をしてみようと!
あくまでも個人の解釈ですから、ここに書いたことを山で守っていない人を見かけてもその人が間違っていると思いこまないようにしてくださいね。

週1回更新(目標)、全50回(予定)でお送りします。自主出版化を目指します(野望)。ご支援よろしくお願いします。

第一回から抜粋

先ほどの私の経験談を補足すると、こちらの非もあります。

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