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(18)雪山の支度は最初が肝心

実はこれ、普段スキー場でも思うんですよね。思うんだけど、つい「まいっか」とゲレンデに出て「うーん…」となる。次から気を付けようと心に誓っても、日にちがあくと忘れて「まいっか」となって「うーん…」(以下繰り返し)。

ま、ゲレンデなら「うーん…」となりながらも何とかできるんですが、やっぱり今月何回か書いてきたバックカントリーや、雪山登山においてはダメだなと。先日のツアーで蔵王に行って改めて痛感したので書いておこうと思いました。なんで間があくと甘くなっちゃうんですかね?毎年初雪山では何か必ずやり方を忘れているような…(汗)

というわけで、今回の「お山のマナーブック令和版」は「雪山の支度は最初が肝心」。出発前の支度のコツと心構え、広い意味では仲間へのマナーともいえると思います。街の冬はいくらか緩んできたかもしれませんが、雪山の冬はもうしばらく続きますよ。

この連載は、当たり前のことから山ならではのことまで色々ある登山マナーを再考していきます。そもそもよく理解していなかったり、昔から語り継がれてきたなかには、時代とともに解釈が変わってきた、あるいは不要なのもあろうかと思っています。
そこで、昭和の登山ブーム世代を先輩に持ち、平成の山ガールブーム世代を後輩に持つ私が、これまでの経験と体感から今の時代にフィットした解釈をしてみようと!
あくまでも個人の解釈ですから、ここに書いたことを山で守っていない人を見かけてもその人が間違っていると思いこまないようにしてくださいね。

週1回更新(目標)、全50回(予定)でお送りします。自主出版化を目指します(野望)。ご支援よろしくお願いします。

第一回目より抜粋

実はツアーのときも、出発前の支度段階に周りにいたメンバーには注意喚起していたのですよ。それなのに自分が

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