(13)冬季避難小屋の扉をきちんと閉めようぜ
宿泊を伴う雪山登山で頼りになるのが避難小屋の存在です。テントや雪洞、イグルーなんて選択肢もありますが、開放されている小屋がある山であればそこをあてに計画するのが一般的ではないでしょうか。
日帰り登山だったとしても休憩をとるために利用することでしょうし、なによりも名前の通りに「避難」することもあります。気象環境が激しく厳しい雪山において、避難小屋は頼みの綱、最後の砦、一服のオアシス…言い方はとにかく誰もがそこに救いを求めます。
そこがもし使えなかったらとても困ります。困るどころではないですね、命に関わる問題です。でも、あるんです。そういうことも。原因はちょっとした不注意、もしくは想像力のなさです。お天気のいい日にしか雪山に行ったことがないと分からないことなのかもしれません。
ということで、今回の「お山のマナーブック令和版」は「お願いだからドアをちゃんと閉めていってよね」です。次に来た人を殺しかねません。強い言葉を使いましたが、そのくらい大事なマナーです。
扉を閉めないとどうなるのか。それは、
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