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山っていい友!大雪山・夏ツアー2日目(前編)!
間が空いてしまいましたが、「山っていい友!大雪山・夏ツアー」の2日目のレポート【前編】です。
午前3時、ツアーリーダーの声掛けで起床。
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夜中断続的に降っていた雨が上がり、外には前日に見えなかった周囲の景色が待っていました。北海道の夏の朝は早い。3時でヘッドライト要らず…白夜みたいな朝。
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早起きしたのはご来光チャンスが狙えそうだったからです。石室から15〜20分で登ることができる桂月岳にみんなでアタック!
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おおおぉ〜、大雪山らしい山の景色♪
そうそう、残雪があるこの雰囲気が見せたかった。もう一度書きます、この明るさ午前3時台です。
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桂月岳山頂に到着。
ガスが動き、刻一刻と景色が変わります。
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昨日通った黒岳山頂がクッキリ。黒岳は見る角度でぜんぜん形が違うんですよね。
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残念ながら雲の中のぼんやりとしたご来光しか拝めませんでしたが、桂月岳貸切ということはこの日の表大雪でご来光を迎えた人間は我々だけだった可能性があります!貴重!
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桂月岳からゆっくり下山。
天気予報もわるく、下界から見た大雪山が雲の中でガッカリしていた登山者は多かったと思いますが、山の「なか」は案外穏やか。泊まっていてラッキーでした。
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雨に濡れて透明になるのは何もサンカヨウばかりじゃありません。上はミヤマキンバイか、メアカンキンバイか。
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キバナシャクナゲも蝋細工のようですね。雨の登山は正直煩わしいですが、雨でないと見られないものもありますよね。
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ワイワイ和やかに自炊朝食をして石室を出発です。みなさん100周年記念グッズなどのお買い物も楽しんだご様子。心配をよそに各自工夫して避難小屋を快適に過ごしてくれたので助かりました。
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さっそく現れた雪渓。みなさん非雪国からいらしているから、その感触をおっかなびっくり物珍しそうに歩いていましたね。そして今日最大の難関、ワイルド渡渉!
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渡渉も北海道らしさ
雨の影響を懸念していましたが思ったほど増水しておらず胸をなで下ろしました。しかし油断は禁物。水勢は侮れません。私、渡渉とても苦手。いつも流される想像しか浮かびません(笑)そしてやっぱり深みに突っ込み、何となく靴下が濡れましたよ…
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対岸に渡り、しばしナナカマドの林。そして、それを抜けると…
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