連続占い小説【全部星のせい】
この連載小説は、日常のさまざまな嫌なことを全部星のせいにして、割り切って前を向いてしまおうというかなり強引な小説です。
あいつ今頃パフェ食ってるよと言ってくれる友達がいるものの、、、なんだかむかつきが治らないという時におすすめです。
理不尽なことはもちろん自分のせいではないし、だからと言って必ずしも相手のせいとも言えません。ただし、それが事実であってもどちらにも言い分があるのだから譲り合えない。だから喧嘩になっていざこざになって戦争になって分かり合えないまま、仕事も人間関係もうまくいかない。
完全に責任の所在のないものに対する責任転嫁のたらい回し。不毛です。
例えば、扱いづらい人とか、空気が読めない人というのはだいたい水星と太陽がコンジャンクションといって同じ星座に位置しています。
私もそうですが、空気を読む前に、行動の指針の太陽とコミュニケーションや伝達の水星の間で密約が交わされてゴーサインが出されてしまうのです。遅れてやってくる常識的な土星や、愛情の金星を待っていません。仲が良すぎるのです。
逆に水星と仲が悪い太陽を持っている人も世の中にはたくさんいます。そういう方々からすると「なんでそんな言い方をするのか?」となるわけですが、これらは正直言って理由もなく単純に「ただ星のせい」なのです。
最後は「星のせい」として、ホロスコープの観点から締めてしまうわけですが、皆さんの日々のイラつきの軽減に、週末気分良く過ごすための一助になればと願っています。