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プロジェクトマネジメントのすゝめ
おしゃべりマウンテンの中の人 #NativeStayHomer です。本業はアナリスト寄りのデータサイエンティストで、おしゃマウではプロジェクトマネージャーを担当しています。
今回は、おしゃマウのマガジン「姿勢って自分でよくできるってよ」ができるまでのプロジェクトマネジメントについて紹介したいと思います。
おしゃマウの中の人たちは、各々異なる専門性をもつメンバーです。趣味の延長から始まったプロジェクトでしたが、ちゃんとマネジメントすると、メンバーのストレスや作業負担はほとんどなく、なんと目標期間内に完成することができました!(そのおかげで、少しお仕事もいただきました!?)
“センス = 知識 × 経験” ということで、本やウェブサイトで仕入れた知識と本業での経験をベースにマネジメントした奮闘記をお読みください!
プロジェクト発足で重要な “独自性” と “有期性”
「プロジェクト発足段階で意識すべきは、“独自性” と “有期性” である」
— 中鉢慎. 外資系コンサルが教える難題を解決する12ステップ プロジェクトリーダーの教科書. かんき出版; 2018.
今までと違う新しいもの(独自性)を、限られた時間に創造する(有期性)ことが重要、ということをはじめに意識しました。ここを疎かにすると、何かを生み出すことが難しくなります。
そこでまず、1. 何のためにするか?、2. いつまでにするか?を会議で意見を集めて、整理しました。
会議は Whereby で行い、資料は Google ドキュメントで共有しました。ちなみに、記事自体も Google ドキュメントで同時編集しながら作成し、動画などのコンテンツも全て Google ドライブで共有しました。Whereby は、ビデオ会議上で Google ドキュメントを共有することができるので、相性最高でおすすめです!
こんな風に、プロジェクトの目的・期限を記事や動画を作成する前に決めて共有したことはよかったと感じています。もちろん、プロジェクト進行中には、これらのスライドは何度も見直し、修正されています。はじめに決めた通りに進めるためのものではなく、あくまでプロジェクトの根幹を共有することが大切だと思いました。我々の コ ン パ ス ▷ でした。
プロジェクト完遂のためのマイルストーン設定
プロジェクトマネジメントにおいて、いかに作業がスムーズに進み、期限までに完遂するかが最重要事項です。
プロジェクトの目的・期限を決めたので、次は、一つ一つのコンテンツをコツコツつくる作業です。何をつくるかを、はじめにしっかりと決めました。
このプロジェクトの目的は一つ、「姿勢に関するマガジンを作成する」なので、シンプルなマイルストーンを設定しました。マガジンを作成するために、記事と動画を作成して、まとめる(…当たり前体操ですやん)。仮に、プロジェクトの目的が複数ある場合でも、私は、それぞれの目的ごとにマイルストーンを設定しておくことが多いです。
これは私の頭の中での整理方法です。
特に目標と標的は明確に区分することを意識しています。
目標は要素、標的は原因や具体的な課題に当たります。例えば、このプロジェクトでは、目的に当たるのが「全人類の姿勢を良くしたい」、それを達成しするための目標が、「おしゃマウを通じて知識を提供」したり「姿勢を良くするグッズを制作」したり「教育現場へのテキスト配布」などです。
この時点で、何かアクションができそうに思えます。しかし、私の経験上、ここまでの状態でスタートしてしまうと具体的な成果は出てきづらいと感じています。なぜなら、複数人で行うには抽象的すぎてタスク化できないからです。
そこで、標的を設定します。「おしゃマウを通じて知識を共有」という目標に対して、「対象に適した記事の作成」「分かりやすい動画配信」「SNSにて情報を広く発信」「理解を深めるための質問ボックスの設置」などをあげます。(ここで KeyPerformanceIndicator; KPI を設定しても良いかもしれません。)これらの標的を設定することで、マイルスートン = やるべきタスクが明確になります。階層構造で整理すると、上流のビジョンやゴールとの関連が分かりやすいので、おすすめです。
ここまで整理しておくと、
「あれ、なんのためにやっているんだろう…!?」
的なエモいことを言わなくてすみます。ひたすらタスクをこなして進捗が分かりやすく見えていると、ストレス少なく作業してけるんじゃないかなと思います。
あとは、進捗状況を可視化しておきます。
可視化方法はお好みですが、今回は完了したものに色を塗っていきました。昔の映画のメジャーリーガーみたいに一枚づつ写真をめくっていくとか、ここに少しゲーム性を持たせて楽しみながらやっていくのもよいかもしれません。おしゃマウのように作業効率が良い場合は、どんどん加速していく傾向があるので、進捗を可視化することでペース配分を維持することもできます。
おしゃマウプロジェクトの分担・連携
おしゃマウのメンバーは、マネージャー、ライター、アクター、エディターと(自然と)役割分担されています。なので、マネジメントをするだけで作業が面白いように進みました。一方で、各々考え方や主張、興味が全く違うので、ディスカッションの機会が必要です。そこで、要所要所で Whereby によるビデオ会議をしました。結構楽しいし、進捗も管理しやすかったです。
記事の作成手順は、Whereby でざっくりと内容を決めて、ライターが Google ドキュメントに叩き台を書く。それをエディター中心に編集して note に公開という感じで、スムーズに進みました。
はじめに決めるざっくりと内容は、下記のようにまとめて共有しておいたことが結構役に立ちました。
メンバー各々の専門性は異なるけれど、理学療法士というバックグラウンドが共通しておりコンテクストが共有されやすいことや、皆が文章を書くことに慣れていたことにより、比較的スムーズに記事作成に至ったのだと思います。
次回作の「シン・ラヂオ体操篇」は、note 記事の更新スピードを上げるために文章のテンプレ化を試みていますが、実は、私個人としてはこの方法はあまり好きではありません(笑)。これまでのように、自由に書いて最後にすり合わせるのが私の好みです。
まとめ
何かを複数メンバーで作ることって本当に楽しいです!できれば効率的にしていきたいけど、たまにぶつかり合って見直す…みたいなことも、複数メンバーで成し遂げる醍醐味に感じます。こんな風に、なにか楽しいプロジェクトを皆さんもやってみるといいですよ。おしゃマウの事例が少しでも参考になれば嬉しいです。
では、また違うプロジェクトで!ありがとうマウンテン!
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