Te Araroa Day 33 # Methven
起床して、2人にハッピニューイヤーと挨拶をする。
なんか、右目が腫れているかも。ものもらいかな。新年早々…。昨日までの疲労、そこにバイ菌でも入ったのかなぁ。
テントを撤収していると、ペグが1本見当たらない。たしかに昨日全部打ったはずなんだけど、草むらで見つからなかった。ワナカにいけば買えるかもしれないし、諦めることにした。
2人は今日はジェラルディンまで行きその後はヒッチハイクをして次のトレイルヘッドを目指すみたい。私は目のこともあるし昨日のこともそうだし色々疲れたので、せめて大好きな街・メスベンに戻ろうと思った。
ヒッチハイクを駐車場でしていると登山客のおじさんに、そっちに行く車は今は来ないかもと教えてもらい近くの湖まで歩くことにした。
逆方向に向かう車は何台か来るけど、街に行く車が1台も来ない。ああ、昨日の夕方なら街に帰る車がたくさんいたのに…!色々ミスったなぁと反省。
でも死ななくてよかった…と思い少し泣いた。そのあと奥田民生を大声で歌って歩いたら元気が出てきた。
反対車線の車のカップルが手を振ってくれたので振り返す。あとで、その車が後ろからきたので親指を立てたらなんと止まってくれた!!
さっきのカップルだった。2人は新婚旅行に来てるらしい。サマーフォレスト?に行くらしく、快く乗せてくれた。ありがとう!
ジェラルディンとメスベンの分岐でお別れ。
さあ、どっちに進もう。
ジェラルディンの方が次のトレイルヘッドに近いからバスが安い。ただ、ジェラルディンは宿が高いんだよねぇ。
調べてみるとメスベンの宿が32ドルであったのでやっぱりメスベンに決定!
メスベン方向に向かい、ヒッチハイクを再開。しばらくしておじさんが乗せてくれた。彼はいろんな国でヒッチハイクして旅してたらしい。私も、男性を乗せるのはちょっと怖いけど女の子ならいつかどこかで乗せてあげたいな!
分岐でお別れ。ありがとう!!
その後はなかなか止まってもらえず歩く。
邪魔にならないよう歩いていても、あからさまにクラクションを鳴らされたり、大げさに避けられたりもした。
最後10キロくらいになったところで、女性が止まってくれた。彼女はさっきまで川で泳いで遊んできたらしい。楽しそうに話してくれた。
宿まで乗せてくよと、本当に宿の目の前まで乗せてくれてとても親切な方だった。ありがとう!
宿に着くとチェクイン前だったので荷物だけ置かせてもらい、買い出ししたり、お昼を食べた。お昼はパイとL&Pとフルーツ(スモモみたいな)
チェックインの時間にオーナーがいなくて、代わりにここに住んでる?おばちゃんが色々と説明してくれた。
シャワーと洗濯を済ませる。
(干している間にメリノのTシャツに穴が空いた…悲しい!!)
メスベンから次のトレイルヘッドまでシャトルバスを運行している会社にメールをしたら、明日も人数が集まったから出発するとのこと。年始で動かないと思ってたからラッキー!!
ヒッチハイクも行けるよと言っていた人もけっこういるけど、距離も長いしダートの道は特に行けるかどうか運任せになってしまうので、確実に行けるシャトルバスが取れて良かった!
夕飯前、お母さんと電話をした。川で流されかけたことを話した。説明していたらお母さんにも申し訳なくなって泣きそうになった。
そういえば、普段電話をすることはほとんどないけどTAの間は街に下りるたびに電話をしている。
夕飯は、スーパーで買ってきたうどんにピリ辛のツナとマッシュルームを和えてみた。とろろ昆布と椎茸をスープにした。あとはニュージーランドにきてからハマったフムス。スープは味がしなかった(笑)
夜はお茶とクッキーを食べながら日記を書いた。ハイカーっぽい男の人に話しかけたら、TAをNOBOで歩いてるみたい。
見た目はちょっと怖そうだったけど、とても優しい話し方の人だった。
パッキングを済ませて、就寝。
あまり清潔には見えなくてダニに食われないか少し心配。元旦にこの値段だし泊まれるだけありがたいけどね。
おやすみなさい。
2024.1.1
Car Park to Methven
15km (Hitchhiking on the road.)