"ペーパーマリオRPG" プレイ日記
ゲームを楽しんでいる人
名前:とも(アラサー)
普段はFPS系やRPGゲームを主にプレイ。好きなバッジ技はツラヌキナグーリ。
プレイの概要
はじめて遊んだ日 2024年5月23日
クリアした日 2024年7月8日
プレイ時間 約30時間
進行度(ストーリークリア。100階ダンジョンは80階まで走破)
媒体 switch
ゲームの概要
発売日 2024年5月23日(リメイク元であるゲームキューブ版は2004年)
感想など
よかったところ
良い意味でそのまま綺麗になったゲーム本編
懐かしさで感動するくらい本当に当時のままの作りで、幼少期にプレイした記憶をなぞりながら「こうだったよなぁ」って進めていけるのはとても楽しかったです。
昔はゲームシステムへの理解も浅く、よく躓いていたことも思い出しながら、改めてプレイしてみると、よくできた難易度だったんだなとしみじみ思いました。
小さい子にもわかりやすいギミックだけど、ただでは進ませてくれないステージだったり、道中の敵をきちんと倒していれば苦労はしないボスだとか。バランスがちょうどいいゲームなんだと思います。
遊びやすくなったリメイク要素
本作では仲間を瞬時に変えることができる”仲間リング”が追加されたり、最初からアイテムが15個持てたり、一部のマップでギミックが変わっていたりと遊びやすくなった要素もたくさんありました。
個人的にはボスを撃破するともらえるボーナスコインや”ランペル”との戦闘を選べるのまでは丁寧にしすぎかなとも思いましたが、現代ゲームの難易度的にはこのくらいなのかもしれませんね。
街の地下にある一度行ったことのある各ステージへのショートカット土管は本当に使いやすくなったと思います。あれは一番褒めたい要素ですね。
引き込まれるストーリー
マリオは封印から放たれそうな強大な敵を倒すために各地で”スターストーン”と呼ばれるキーアイテムを集めて回るのですが、ストーリー展開はテンポがよく、次に何をすべきか迷いにくい作りになっているのは良かったですね。
そして、個性豊かなキャラクターの魅力にどんどん引き込まれていくも、本作の良い点だと思います。NPCひとりひとりに個性がある、主要な仲間にもそれぞれ想いがあったり、背景があったり、本当によく出来ていると思います。
ターン制バトルの中にあるアクション的な要素
本作は完全なターン制バトルになるのですが、ただ指示をして見ているだけでなく、攻撃を成功させるのにコマンドの入力が必要だったり、うまく攻撃を防御するにはタイミングよくボタンを押す必要があるなど、アクション的な要素があります。
これが良い意味でバトルを楽しくしているなと感じました。苦手な人はとことん苦手だと思うので、賛否は分かれるかもしれませんが、私は好きでしたね。
ここは微妙かなって思ったところ
各ステージが終わるごとに挟まるマリオ以外の視点での操作
マリオを操作してストーリーを進めているはずが、ステージをクリアするたびにピーチ姫、クッパを操作する場面が挿入されます。
これは好みが分かれる部分だと思いますが、私はテンポがここだけ悪くなるのであまり好きではなかったです。ただ、当時はクッパを操作するなんてことは、マリオカートやマリオテニスくらいしかなかったので、感動した思い出があるのも事実です。
埋めさせる気のないリストたち
本作には”ものしりリスト(キャラ情報)”、”バッヂリスト(使用できる技を増やすアイテム)”、”おりょうりリスト(調合のようなもの)”の三つのリストがあり、これを埋めるのもやりこみ要素のひとつなのですが、一つ問題があります。それは、やりこみダンジョンである”100階ダンジョン”を走破しないといけないことです。
ラスボス撃破後のステータスで潜ってスイスイと進めるのは80階程度までで、その先は念入りな用意がないと進めないようなダンジョンを走破しないと、リストが埋められないのはあまりに無慈悲だなと感じました。
何が問題って時間がかかるんですよね。80階に行くまでで2時間はかかったので、そこが良くないと思います。せめて、腕前があるならば時間はかからないとかならいいのですが…(だいぶ、私恨が入ってますね笑)
総評
昔の名作は今も名作ですね。幼少期の思い出補正もあるとは思いますが、令和に初めて遊んでも、魅力的なキャラクターと展開の飽きないストーリーに引き込まれると思います。マリオ作品としては、クリアまでのプレイ時間がちょっと伸びることがネックではありますが、それだけ厚みのあるゲームでもありますので、ぜひ一度はプレイしてはいかがでしょうか?
個人的にはプ二族の可愛さと健気さ、そして、どこか憎めないメガバッテン軍団が本作では大好きです。